【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】10・I'm Gone / King Biscuit Boy('74)

キング・ビスケット・ボーイことリチャード・ニューウェルは、オンタリオ出身のブルージーハーピストです。この人の有名な仕事は、ザ・バンドの育ての親、ロニー・ホーキンスのバンドやクロウバー(シスコのバンドとは別)をバックにしたソロですが、90'sにピーター・バラカンさんがラジオで猛烈にプッシュしてEpicからの「King Biscuit Boy」('74)がCD化されたこともありましたが、アラン・トゥーサンがprodしミーターズも参加しているそのアルバムは寒いカナダと暑いニュー・オーリンズの音楽のミックス具合が面白いです。ユーモラスな表情の"I'm Gone"は、ゴキゲンなハープとスライドをフィーチャー。

https://www.youtube.com/watch?v=cLvyuTbIVCU