【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】12・Sookie Sookie / Steppenwolf('68)

ステッペンウルフがカナダ出身という事も忘れてました。東ドイツからの移民のジョン・ケイを中心とした5人組。バンド名はヘルマン・ヘッセの「荒野の狼」から取られています。なんといってもデビューLPに入った"Born To Be Wild"で一生記憶に残ります。やはり「イージーライダー」効果は絶大でした。黒いサングラスのケイ(実はドイツから映ってくる際に栄養状態が悪く眼は失明寸前だったとか)は眼光鋭くこわもてで極悪なイメージありますが、ソロではすごく優しげな感じで意外。デビューLPに入った"Sookie Sookie"でのガレージ感覚もカッコイイ(特にゴールディ・マクジョンのオルガン)。バンドは70's半ばまで活動。メンバーのマイケル・モナーク(g)はディティティヴに参加します。

https://www.youtube.com/watch?v=oYVlNRB4Q2E