【70's懐かし映画地獄】7・ブラジルから来た少年('77米英)

ナチの残党が今も生き延びて復活の為に新たな計画を練っている〜という話は「オデッサ・ファイル」「マラソン・マン」などで描かれてますがアイラ・レヴィン原作の本作もそう。リアルタイムでは劇場未公開でTV放映されましたが、ソフト化は早く、ハヤカワから出た原作も文庫化され認知度はそこそこあるかと。南米にのがれたアウシュヴィッツの主任医師メンゲレがヒトラーの遺伝子を使って作りだした無数のクローンを同じ環境にする為、ヒトラーの場合と同じくそれぞれの父親を殺す話で、グレゴリー・ペック(悪役は珍しい)とローレンス・オリヴィエという重鎮の演技がB級サスペンスにはしていません。監督はフランクリン・J・シャフナー(「猿の惑星)。音楽はやはりジェリー・ゴールドスミス

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