【英国ロック72年の70曲】8・I Just Want To Make Love To You / Foghat(Bearsville/Atlantic)

サヴォイ・ブラウンを辞めた3人〜ロンサム・デイヴ・ペヴェレット(g,vo)、ロジャー・アール(ds)、トニー・スティーヴンス(b)〜がブラック・キャット・ボーンズのロッド・プライス(g,vo)と組んだ(フリーのポールコソフやサイモン・カークもいたと伝えられていますが唯一残されたLPではプライスがリードg)のがフォガットです。ブルーズ・ロックをベースにしたブギ色の濃いハードロックを展開。デイヴ・エドモンズのprodによるウェールズロックフィールド・スタジオ録音となったファースト「Foghat」はイギリスのバンドでは珍しく米Bearsvilleと契約(この時点でトッド・ラングレンアメリカン・ドリーム、スパークスの前身のハーフネルソンしかアーティストはおりませんでした)しています。以後ツアーを重ね活動の拠点をアメリカへ移し成功を収めます。ここからマディ・ウォーターズで有名なナンバーを見事にハードロック化した"I Just Want To Make Love To You"です。

https://www.youtube.com/watch?v=ky1RWCvxnGo