trippyさんセレクト

trippyさんの曲目解説はここ

Champagne People

trippyさんの今回のセレクトは、真夜中のクラブにて、といった趣の12曲。
(1)のモニカとはmeikanさんのアイドルではないかな？大人な感じのオープニングです。ジョン・リー・フッカーの(2)は、セレクト界隈では珍しいブルーズ。闇を切り裂くようなイメージです。(3)は僕はジュニア・ウォーカーの曲を思い出しました。これまた流れに身を任せると心地よい。(6)は確かにエンディングがホラーっぽい感じです。(7)は山下毅雄の音楽ですがラジオドラマ風というか、なんか奇妙な感じ。それでいてコミカルなイメージ。岡本喜八監督の「殺人狂時代」のシーンを思い出します。MAOの(10)は、初期のRCっぽかったりもします。ソニーの喫茶ロックに収められた”僕を呼べばいい”にはかなわないけど不思議な味があります。今回一番のお気に入りだったのは(11)。(3)同様無条件に流れに身をゆだねたいです。(12)は圧巻。こんなの聞いたら眠れませんよね(^^;

0626★★★座頭市('03日本)

監督：北野武
主演：ビートたけし、浅野忠信、ガダルカナル・タカ、大家由祐子、大楠道代、岸辺一徳
勝新で有名な娯楽時代劇を現代的にarrした北野作品の集大成ともいえる出来。とにかくサービス精神にあふれ、ダンスシーン、殺陣シーンなど印象的な場面が多い。また従来の北野映画の基本でもあったコミカルなギャグも満載。それが決して浮いてないところもいい。他には柄本明、石倉三郎、夏川結衣ら。大家由祐子という人は実は「オールナイト・フジ」の司会もやってたというキャリアの長い人だが、妙に時代劇に映えるのだ。