2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧
ササフラス(Sassafrass)は、一時期Chrysalisレーベルがプッシュしてた(レインボウ・シアターのクロージング・コンサートのライヴ盤に2曲入ってた)Ukスワンプ・ロックです。英国人のザ・バンド好きはたびたび紹介してますが、これもその流れでしょう。いつ…
■Live At The BBC / Curved Air('95、Band Of Joy)初期と後期のBBC音源を収めたカーヴド・エアーのライヴです。ソーニャ・クリスティーナ(vo)とダリル・ウェイ(violin)は不動ですが、残りは時期によってメンバー違います。当時としては非常に独創的な音楽…
■Year Of The Cat / Al Stewartアル・スチュワートの世界観がポップにうまくフィットした名曲ですが、それには共作者ピーター・ウッド(ナチュラル・ガス)のセンスもあったのかもしれません。アラン・パーソンズのprodでコックニー・レベルのリズム隊(スチ…
リンダ・ロンシュタットのニュー・ウェイヴ路線を支えたのはこのクリトーンズのマーク・ゴールデンバーグ(g)でした。クリトーンズ自体も短命に終わってしまいましたが、リンダも取り上げた"Mad Love"はなかなかカッコイイのです。デビュー作の「Thin Red Lin…
ドン・カーシュナーのKishner(アーチーズとかジェームズ・ダーレン、ニール・セダカらがいるこのレーベルの唯一のロックバンドでした)からのリリースとなった70'sのカンサスです。この「Song For America」('75)はブレイク後日本でもアルバムが出たような記…
■Through The Years / Freedomプロコル・ハルムの初代dsだったボビー・ハリスンが脱退後結成したのがフリーダム。基本はサイケ風味のハードロックですが、特にこういう大陸的な広がりを感じさせるルーツロック的な音もあります。これはVertigoに移って出した…
何故かパワポの名曲”Can I Please Have Some More”がつべで見られないのですが、ラスカルズのリズム隊とラズベリーズのウォーリー・ブライソン(g,vo)らが組んだフォトメイカーの78年のファースト「Fotomaker」(Atlantic)は力強いポップロックが並んでました…
イリノイ出身のチャック&メリー・ペリン兄妹のデュオは、60's末にレコーディングされた2枚が03年に英Rev-Olaから「The Last Word」と言うタイトルでCD化されてから広く知られるようになりました。フリー・フォークとかサイケデリック・フォークとか昨今は言…
■Look Through The Eues Of Fool / Roy Wood僕は男性が派手なメイクしたバンドはヴィジュアル面でもう駄目なんで、動くグラムロッカーは見たくないのですけど、なんでロイ・ウッドはあんなへんなメイクをするのだろう?音楽はとても素晴らしいのに...といつ…
■We've Been All Through / Milkwoodカーズのリック・オケイセックとベンジャミン・オールがそれ以前に組んでたミルクウッドは、カーズの音楽とはかけ離れた牧歌的なカントリー・ロックでParamaountというマイナーではないけど復刻されないレーベルから出し…
ゲイである事ばかりが日本ではクローズアップされてましたが、リッチ・キッズやストラングラーズ同様当時パンクと呼ばれた連中の中では演奏力は上の方です。それもそのはずトム・ロビンソンはキンクスのレーベルKonkからカフェ・ソサエティのメンバーとして…
69年もの最後はTYAです。「シー」(と動画のMCは呼んでますね)はとてもよくできたアルバムで初期のDeram時代の代表作だと思います。いわゆるブルーズ・ロックというよりはブルーズ・ロックンロールです。アルヴィン・リーは速く弾くだけではないのです。htt…
サイケデリック・ファーズをパワポに入れるのは少し無理があるか?voのリチャード・バトラーはボウイー経由でニュー・ロマンティックの残り香を感じさせますから。モリー・リングウォルド主演の映画で話題になった"Pretty In Pink"は81年作品のセルフリメイ…
UFOの「現象」というアルバムのジャケットの不安をあおる感じはさすがヒプノシスです。”Space Child”と言う曲が好きでライヴ動画を見つけたのですが、何というか地味。スタジオ・ヴァージョンの美しい感じがあまり出てないです。と言うわけでスタジオ・ヴァー…
■We've Only Just Begun / The Carpentersカーペンターズ初心者の僕がこういう曲を挙げてしまうとまたトンチンカンな事を書くのですけど、カレンの発音のきれいさ(この曲では最初のjustの「s」の部分に反応)と育ちの良さのクリーンなイメージ(しっかりアイ…
■We've Got To Get It On Again / Addrisi Brothersアソシエーションの"Never My Love"を書いたアドリシ兄弟が72年にヒットさせた(#13)”We've Got To Get It On Again”はブルーアイドソウル版”What's Goin' On”だと何かに書かれててすごく納得した記憶があり…
デトロイト出身の4人組ロマンティックスは,"Talking In Your Sleep"と言う曲が84年にいきなり#3まで上がる大ヒットとなってMTV時代でしたが思わずナックの再来だと思いました。シンプルなリフを積み重ねて作ったキャッチーな曲です。しかしメンバーの髪型は…
ボブ・マーレーのオリジナルは"ラスタの恋"なんて言う信じられないやつが最初ついてました。それをフランキー・ミラーがやや重くカヴァー。「Fallin' In Love・・・A Perfect Fit」('79)に入ってました。https://www.youtube.com/watch?v=LqkZ-87T-wg
■Love's Coming Into My Life Again / Roninリンダ・ロンシュタットのバックが独立したローニンはワディ・ワクテル(g,vo)、ダン・ダグモア(g)、リック・マロッタ(ds)、ドン・グロルニック(kb)にスタンリー・シェルドン(b)を加えた5人組。アティテューズの線…
パワーポップと言うと圧倒的にバンドが多いのですが、珍しく個人です。82年のマーシャル・クレンショウのデビューLPに入ったこの曲は当時よくラジオで流れてました。そこはかとないビートルズ(バディ・ホリー)っぽさと乾いたgとメロディラインがとても耳触…
パワーポップの方で入れようか迷ったのですがこっちに。"ポップンロール胸さわぎ"と言う邦題が付いたモンローズの一発ヒット。82年に#59まで上がっています。今となっては詳細不明ですが、日本のアルファ・レーベルが米国進出し、Alfa-Americaとして何枚か出…
ボブ・サージーント(Bob Sargeant)は、80'sにprodとしてヘアカット100やXTC、イングリッシュ・ビートを手掛けて有名になる人ですが元々はミック・アブラハムス・バンドやアンディ・ロバーツのエヴリワンにいたマルチプレイヤーで74年にRCAにソロがありまし…
トッド・ラングレンもパワポ的な曲は数多いですが、いつも"抱きしめたいぜ"ばかりではしょうがないね。ユートピア名義の「Oops! Wrong Planet」('77)に入った”Love In Action”は、同時期の傑作ライヴ「Back To Bars」にも収められています。https://www.yout…
■Won't Get Fooled Again / Labelleザ・フーのあの名曲を見事に解体したラベルのカヴァーです。パティ・ラベルとノーナ・ヘンドリクス、サラ・ダッシュによるパティ・ラベル&ブルーベルズが改名したファンキーなガール・グループです。"Lady Marmalade"の大…
■People Get Ready / Jeff Beck Featuring Rod Stewart日本人を含め旧交を温める話は皆好きです。ジェフ・ベックが久々にロッド・スチュワートと組んで、カーティス・メイフィールドの”People Get Ready”を取り上げた時はMTV時代でもありましたし大いに話題…
■Gotta Get Away / Randy Meisner80年に出たランディ・マイズナーのセカンド「One More Song」はヴァル・ギャレイのprodでした。イーグルス脱退後故郷のネブラスカに帰って農場経営で生活するつもりが音楽への夢絶ち切れず…といういい話が本当だったのかどう…
キャリアは60's末からという大ヴェテランのNRBQの名前が日本でも語られるようになったのが90'sに入ってからでしょうか。レーベルがまちまちだったことも不幸だったのかもしれません。77年の「All Hopped Up」(Red Rooster)に入っためちゃくちゃポップな”Ridi…
全く知らんかったのですがS.S.フールズはTOTO以前のボビー・キンボール(vo)がいたバンドとの事です。僕はスティルスのColumbia時代の作品”First Thing First”を取り上げてるんで挙げたのですが、ちょっと弱いですねえ。日本盤LPもでてたようです。https://ww…
映画「初体験・リッジモント・ハイ」('82)のサントラに収録されていたレイヴィンズのナンバー。84年にRDMというレーベルから唯一のLPを出してますが、この曲しか知りません。キャッチーなパワポ・ナンバーとして印象に残ってます。https://www.youtube.com/wa…
■Gotta Get Out Of This Place / Blue Oyster Cult アニマルズで知られる"朝日のない街"(作者はバリー・マン=シンシア・ウエイル)をBOCがカヴァーしてたとは知りませんでした。78年に出たライヴ盤「Some Enchanted Evening」から。シングルカットもされた…