2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

■■■檸檬のころ:豊島ミホ(幻冬舎)

LA#2

■L-A-Connection / Rainbow レインボーは、75年にディープ・パープルを辞めたリッチー・ブラックモアが結成したバンドだが、80's初めまで日本での人気は尋常ではなかった。レインボーの音楽を語るときに「クラシカル」とか「様式美」といった言葉をつい使ってしま…

don't#3

■Honey Don't Leave LA / James Taylor オリジナルはダニー・コーチマーがいたアティチューズの1枚目(ダーク・ホースはなかなかCD化されない)に入ってたもの。ジェームズ・テイラーとしては腹心のナンバーを"Back On The Street Again"以来とりあげたといっ…

don't#2

■Don't Forget / Sweetwater スウィートウォーターの音楽を説明するのは難しい。ウッドストックに出演したグループのうち最も脚光が当たらなかった1つとも言われているが、Repriseに3枚のLPがあって、「Melon」は71年の3枚目。デビュー当時10代だったナンシ…

7019■■ラスト・コンサート('76伊日)

監督:ルイジ・コッツィ 主演:パメラ・ヴィロレッジ、リチャード・ジョンソン 検索すると多くの人が、実は好きだった・・・とカミングアウトしている。お涙頂戴ではあるけど・・・とエクスキューズをつけつつ。ご他聞に漏れず僕も、77年の正月に「カサンドラ・ク…

14歳の本棚・部活学園篇:北上次郎編(新潮文庫)

以前から「本の雑誌」で北上次郎が、中学生小説が読みたい〜と書いていたけど、やっと叢書が文庫として登場。ただ抜粋なので、これを取っ掛かりにせよということか、中沢けいの「楽隊のうさぎ」、川西蘭の「ひかる汗」はチェックか。

■■花と爆弾・人生は五十一から6:小林信彦(文春文庫)

tell#3

■Don't Tell You Love Me / Night Ranger 典型的な80'sロック。しかも来るべきLAメタルブームに先駆けたツインリードg、シャウトするvo、わかりやすいメロディーと三拍子揃っている。カリフォルニア出身の5人組の母体は、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの…

tell#2

■Tell The Truth / Derek & The Dominos うっかりすると忘れてしまうけど、デレク&ザ・ドミノスの「Layla And Other Assorted Love Songs」('70)は、リリース当初から絶大な評価を得ていたわけではない。68年秋にクリームが解散した後、ビジネス的に作られた…

mama#3

■Tell Mama / Janis Joplin ジャニス、ジミヘン、ジム・モリソン−みんな嫌いだった。若くしてドラッグで命をなくしたロック・ミュージシャンは「夭逝」の名の元で神格される運命にあった(まあ、sex drugs & rock'n'roll という言葉があるように、70's半ばま…

#6〜#7

#6は女性voの12曲 1) Your Ya Ya Is Gone / The Tren-Teens (1962) 2) Still Be Shine / Instant Cytron (1995) 3) P F Sloan /Jennifer (1978) 4) Dianne Davidson (1972) 5) Poetry Man / Pheobe Snow (1974) 6) Crying In The Night /Buckingham Nicks (1…

■■■隠蔽捜査:今野敏(新潮社)

#1〜#5

そもそもセレクト合戦(お題セレクト)は、きよさん、P5さん、FURUさん、天パーさん、タツヤさんの5人でスタート。02年のこと。 #1は、ロジャー・ニコルスの"Don't Take Your Time"で始まり、ビーチボーイズの"God Only Knows"で終わるという、きまりをつけた12…

ジョー・ウォルシュの12曲

連動企画。そもそも12曲だけというのも難しいなあ。・Here We Go Again 廃屋をジャケットにした73年のファーストは、ソロ名義だけどバーンストームという新グループのアルバムという感じ。ジェームズ・ギャング時代はあまり頭を使わないハードロックが多かっ…

う1-Joe Walsh

ウォルシュ、ジョー:ギタリスト、シンガー 一般的には「ハードなサウンドでカントリー・ロックから脱皮させたイーグルスの全米的成功の立役者の一人」だろうけど、もちろんそんな単純な問題ではない。 1947年カンザス州、ウイチタ出身。多くのセミプロバンド…

mama#2

■To Mama From Christopher And The Old Man / Stephen Stills 「孤高の世界」という邦題が付いた「Stills」('75)は、Columbia移籍第1弾で、70's半ばのスティルスの代表作、とずーっと思ってたけど、今年CDで買いなおして改めて聞いてみると、曲はいいのだけ…

motorcycle#3

■Motorcycle Mama / Sailcat 「Rubaiat」というエレクトラ・レーベルのトリビュート・アルバム('90)で、ビョークのシュガーキューブスがカヴァーした"Motorcycle Mama"は、72年にセイルキャットという二人組が、ヒット(#12)させた曲。カントリー・ロック的な味…

■■■大きな熊が来る前にお休み:島本理生(新潮社)

心配だったけど杞憂だった。一安心。まだまだこれからの人だ。

motorcycle#2

■Motorcycle Irene / Moby Grape キング・クリムゾンの「Lizard」あたりにも通じるジャケットだなあ、と思ってたのが高校生の頃。確かサンリオから出た「ロック名盤のすべて」というムック本か、ストーム・ソーガソン(ヒプノシスね)とロジャー・ディーンによる…

trippyさんの明るい系

trippyさんによる曲目はここ trippyさんの明るい系は、「90年前後のアイドル歌謡とハウスでバブル終焉期を個人的に追想」とのこと。いやあこの時期そういう音楽から全く離れてましたので、若干名前はともかく、すべて初聞きでした。個人的には働き始めた頃で…

久々!

0740 The Very Best Of Rascals 0741 チェリー・ピープル @PCan Fudge 0742 ジェイムズ・ヘンドリックス 0743 ホワット・ア・ビューティフル・プレイス:キャサリン・ハウ 0744 Someday Man :Paul Williams @サウンド・ベイ

■■十日えびす:宇江佐真理(祥伝社)

ショック太郎さんの明るい系

ショックさんによる曲目紹介は、ここ テーマが明るい系になってもショックさんの基本スタンスは変わらず、といった感じですが、不思議と朝の光を感じさせる12曲となってます。キャサリン・ハウの1stは本日購入しました。まだ聞いてないですが、湖のほとりに…

man#3

■Motorcycle Man / John Simon アル・クーパー、トニー・コジネク、ジョン・サイモン。この3人の共通は日本で突出した人気を誇ってること。もちろん突出したといっても程度問題だけど、ザ・バンドのプロデューサーとして有名なサイモンの場合。世界に先駆けてL…

■■朝日のようにさわやかに:恩田陸(新潮社)

man#2

■The Man With A Child In His Eyes / Kate Bush ケイト・ブッシュのデビューは衝撃だった。今まで聞いた中では一番高い声だった(^^)というのもあったけど、ミステリアスな少女が奇妙な動きを見せる"嵐が丘"のクリップが印象的だった。ブロンテの「嵐が丘」な…

い1-伊坂幸太郎

いさか・こうたろう:作家 1971年生まれ。仙台を舞台にした作品を書き続ける今一番注目の作家(の一人)。純粋なミステリではなく、やはりジャンル分けすると、エンターテイメントになるのかな。映画、音楽からの引用だけでなく、作品は直接的な関係はないけ…

boy#3

■Half A Boy And Half A Man / Sleepy LaBeef ニック・ロウというと僕はやっぱり初期の日本ではワーナーから出てた(レイダー〜Fビート時代)のイメージが強くて、アメリカンな音になったRCA時代はちと違う気もする。一番熱心に聞いてたのは、90's初めごろか…

boy#2

■When The Boy's Happy(The Girl's Happy Too) / The Four Pennies ジェフ・バリーとエリー・グリーニッチの夫婦コンビが書いた無数のヒット曲のうち長門芳郎氏が選んだ8曲(「レコード・コレクターズ」'97/5号)が手元にある。それによると、 ・Tell Laura I …

silly#3

■Silly Boy / Tony Ashton & Jon Lord トニー・アシュトンという名前はパープル本の中でよく出てくるが、ハードロック・ファンにはなかなか縁がない人。古くはレモ4、アシュトン、ガードナー+ダイクのメンバーでファミリーやメディシン・ヘッドにも加わった経…