Purple-People

 ●Burn / Deep Purple

中古で出るまで我慢してた05年の記念エディションをやっと購入。LP時代に購入したが手放して久しく、この形で聞くのは30年ぶりか。第3期は、73年の6月のギラン=グローヴァーの脱退から始まっているが、ヒューズに限っては、それ以前からアプローチをしていて…

you#3

■You Can't Do It Right / Deep Purple 一部の好事家を除いて全く評価が低い3期パープルとしては2枚目にあたる74年作がこの「Stormbringer」。一般的に言われてることは、リッチー・ブラックモア(g)がデイヴィッド・カヴァーデイル(vo)とグレン・ヒューズ(b,v…

LA#2

■L-A-Connection / Rainbow レインボーは、75年にディープ・パープルを辞めたリッチー・ブラックモアが結成したバンドだが、80's初めまで日本での人気は尋常ではなかった。レインボーの音楽を語るときに「クラシカル」とか「様式美」といった言葉をつい使ってしま…

silly#3

■Silly Boy / Tony Ashton & Jon Lord トニー・アシュトンという名前はパープル本の中でよく出てくるが、ハードロック・ファンにはなかなか縁がない人。古くはレモ4、アシュトン、ガードナー+ダイクのメンバーでファミリーやメディシン・ヘッドにも加わった経…

time#3

■This Time Around / Deep Purple ディヴィッド・カヴァーデイルとグレン・ヒューズという2人の歌えるメンバーを迎えた3期以降のディープ・パープルは、一般的には彼らと非ブルーズ派のリッチー・ブラックモアの対立が語れるが、オーソドックスなR&B志向のカヴ…

highway#3

■Highway Star / Deep Purple 大友克洋ではない(^^) ディープ・パープルが日本の名前を全世界に知らしめた72年の2枚組ライヴ「Live In Japan」は当初日本のみのリリースだったが、好評につき「日本製(Made In Japan)」のタイトルで全世界にリリースされた。…

Ghost#3

■Ghost Story / Paice Ashton Lord PALに関してはもう何度も書いている。76年に解散したパープルのジョン・ロード(kb)とイアン・ペイス(ds)が、ロードと親交が深かったアシュトン、ガードナー+ダイクのトニー・アシュトン(kb,vo)と組んだ5人組。プログレっ…

fool#2

■Fools / Deep Purple 第2期のアルバムで「Fireball」を好きと言うのは、結構曲がばらけてるからでいろんなタイプのものが揃っている。実際過酷なツアースケジュールで、メンバー自身は十分練れなかったので不満の部分も多いという。英原盤(Harvest)は、シン…

ディープ・パープル

■The Compact Single A's And B'S 各種ベスト、レア音源を収めたボックスなどがある程度出揃った今このCDの役目は終わった感もあるが、一時期スーパー・レアな音源を集めた貴重盤だったことは事実。93年にリリースされているが、EMIから出たLP版のほうは80's…

ディープ・パープル

■Days May Come And Days May Go / Deep Purple 00年にパープルから出た4期のリハーサル音源。サブタイトルにThe California Rehersals June 1975とあるように、新メンバー、トミー・ボーリンを加えてのリハーサルを収めたもの。そもそもこういったものが商品…

レイ・フェンウィック

■Riding The Rock Machine〜Groups And Sessions 1962-78 / Ray Fenwick パープル・ファミリーとは、パープルのメンバーだけではなく、メンバーがかかわったバンドのメンバーも含むことが多い。つまりパープルの場合ファミリーは何百人ともなるわけだけど、当…

ディープ・パープル

■MkⅢ The Final Concerts / Deep Purple パープル解散後最初に出た発掘物が3期のライヴ「Made In Europe」だった。スモークがたかれ燃えているようなステージを後ろから撮ったジャケットが良くも悪くも印象的な1枚。これはリッチー・ブラックモア(g)が最後の…

ディープ・パープル

■Book Of Taliesyn / Deep Purple 流れで今日もパープル。ロッド・エヴァンス(vo)、ニック・シンパー(b)がいたいわゆる1期の3枚のうち一番まとまっているのが68年の本作。原盤は米Tetragramatonで英国はParlophoneからリリース。”タリエシン”とは6世紀頃のウ…

ディープ・パープル

■Deep Purple In Rock 過去のパープル関連の記事を「Purple-People」としてカテゴライズした。 その流れで久々に5thの「In Rock」('70)を。ラシュモア山の肖像(ヒッチコックの「北北西に進路を取れ」ね)をもじったジャケットは昔からダサダサだし、メタリ…

アートウッズ

■Art Gallery / The Artwoods 中学の頃、シンコーから出てたパープルの本のディスコグラフィーのページ見てはよく夢を見てた。バンドのアルバムよりも、メンバーがかかわった無数のバンドのページ。今思えば、あれがこの道に入るきっかけだったのかも。ジョ…

Paice Ashton Lord

■Malice In Wonderland / Paice Ashton Lord パープル解散後、クラシック趣味を生かしてプログレ的になるのでは?という予想だったジョン・ロードだけど、旧友トニー・アシュトン、そしてイアン・ペイスと結成したPALは、アシュトンの色が濃いファンキーな味付…

キャプテン・ビヨンド

■Suficiently Breathless / Captain Beyond キャプテン・ビヨンドは、第1期パープルのロッド・エヴァンス(本家のパープルが活動休止中の80'sにディープ・パープルを名乗って裁判を起こされたこともあった)がジョニー・ウィンター・アンドのボビー・コールド…

イアン・ギラン・バンド

■Live At The Budokan Vol.1&2 / Ian Gillan Band 僕が洋楽を積極的に聴き始めた77年は、前年に解散したディープ・パープルの残党がこぞって活動を再開し始めた時期だった。すでに人気沸騰だったブラックモアズ・レインボウ、ソロデビューした(全く売れなか…

ラヴ・ハンター(ホワイトスネイク)

■Love Hunter / Whitesnake 僕にとってパープルの歌といえば、イアン・ギランよりもやはりデヴィッド・カヴァーデイルだ。特に4期パープルを愛する身としては、clavinetを使ったジョン・ロード(なぜかこの時期多用していた)のプレイとカヴァーデイルの息使…

Let It Roll / Ashton,Gardner+Dyke

〜letつながり トニー・アシュトンの名前を知ったのは、シンコーから出てたパープル本のジョン・ロードの項だけど、実際に音を聞くようになったのはずいぶん後。パープル関係のアルバムで、一番好きなのはPAL、という変わったファンなんで、アシュトン…

You Fool No One / Deep Purple

〜noつながり 73年にイアン・ギラン、ロジャー・グローヴァーが脱退すると、グレン・ヒューズ(元トラピーズ)、デヴィッド・カヴァーデイルを加え新たなスタートを切ったパープルだが、新加入の2人が思った以上にブラックフィーリングを持っていたために…

Fireball / Deep Purple

ちゃんとした形で聞くのは25年ぶり以上かな。ディープ・パープルは、僕が初めて好きになったロックバンドで、当時解散して間もないこともあり、日本とドイツではその熱は依然として続いており、解散後何枚も発掘盤が出た。リアルタイムに近い形で接したの…

Silly Boy / Tony Ashton & Jon Lord

sillyつながり。 74年に出たトニー・アシュトン&ジョン・ロードの「First Of The Big Bands」は、古くからの友人でもある2人の旧交を温めるような企画。トニー・シュトンは、リモ・4〜アシュトン、ガードナー+ダイクのkb奏者…

You Are The Music / Trapeze

musicつながり。 3期パープルのグレン・ヒューズ(b、vo)がそれ以前に参加していたパワートリオのハードロックが、このトラピーズ。とはいってもデビュー当時は、レーベルがムーディー・ブルーズのスレショルドということもあって、メロディアスな…

b:トミー・ボーリン(Tommy Bolin)

ギタリスト。1951年アメリカ、アイオワ州出身。 若くして不慮の死を遂げたミュージシャンに死後、評価が付く事は多いが、トミー・ボーリンの場合、15年以上たった90年代に、突如再評価された感が強い。 日本では、リッチー・ブラックモアの後任とな…