2018-01-01から1年間の記事一覧
【紫一家の50曲】・Fighting Man / Gillan('78)イアン・ギラン・バンド解散後、日本の東芝EMI内のイースト・ワールドと直接契約したイアン・ギランはソロの形で「Gillan」を78年にリリースします(日本のみのリリースだったので「The Japanese Album」として変…
【70年代ポールの50曲】Junk('70)なんでもビートルズ時代の「Abbey Road」のメドレーにも入る事が検討されてたという哀愁のメロディーを持った小品で、ファンが多い曲です。情感あふれる、という言葉がぴったりのナンバーです。後半リンダのコーラスもダビン…
【米国ロック72年の70曲】11・Iko Iko / Dr.John(Atco)ニュー・オーリンズ音楽の若き巨人、ドクター・ジョンの「Dr.John's Gumbo」はニュー・オーリンズの音楽を広くロックファンに知らしめた1枚として有名です。自作もありますがプロフェッサー・ロング…
[名曲リレー]【名曲リレー698】happening#3 ■Something Happening / Peter Frampton('74)ピーター・フランプトンのメガヒット・ライヴアルバム「Coems Alive」の1曲目でした。スタジオ作では3枚目のタイトル曲。こんなに乾いた感じだったっけ?と思わせる音。…
【月曜の女たち】ジュリア・ロバーツ(ワーキング・ウィーク)ネオアコのブームがあっという間に去ると次に来たのはソウルジャズっぽいやつで、ウィークエンドにいたサイモン・ブースが黒人女性シンガー、ジュリア・ロバーツらと組んだワーキング・ウィーク…
[名曲リレー]【名曲リレー697】happening#2 ■It's A Happening Thing ! / The Peanut Butter Conspiracy('67)ピーナット・バター・コンスピレイシーは、60's後半のソフトロック~サイケバンドで、ジェファーソンに参加するスペンサー・ドライデン(ds)が参加…
【土曜はジョー・コッカーが教えてくれた曲】Do Right Woman故アレサ・フランクリンの名称で知られるダン・ペンとチップス・モーマンの共作曲。ジョー・コッカーのヴァージョンは、「Mad Dogs」のツアーで破産した後最初のカムバックとなった72年の「Joe Coc…
[名曲リレー]【名曲リレー695】time#2 ■Time Is On My Side / The Rolling Stones('65)僕の初ストーンズはリアルタイムで「Some Girls」なんですが正直全然ぴんとこなかったのです。ただ同じ頃友人から買った60'sのベスト「Hot Rocks」(当時はこれでしか聞き…
【そんな名前だったっけ?の木曜日】ジョージ・オハラジョージ小原という日系の人ではなく、アイルランド系に多いO'Haraです。この人の場合契約の問題や、本名を出す事で客演なので本人以上に目立ってしまう事を恐れてる部分もあるのです。スプーキー・トゥ…
【和ものの水曜日】草野マサムネ作詞家の松本隆はいうまでもなくはっぴいえんどのdsなんですが、松本隆の詩世界をリスペクトする試みは定期的に行われています。そのピークは99年の風待ミーティングだと思いましてかつてNHKでもOAされてあれはすごく充実して…
【火曜はカヴァー曲のカ】Dreamsオールマン・ブラザーズ・バンドのファーストに入った名曲ですが、これをバディ・マイルズの「Them Changes」(日本でCD化されたのは今年出たのが初!まだこういうの多いと思うよ)に入ったヴァージョンで。このアルバムはニー…
【英国ロック72年の70曲】20・Marie Antoinette / Curved Air(Warner Brothers)ダリル・ウェイのviolinとソーニャ・クリスティーナのパワフルな女性voを2枚看板としたカーヴド・エアーは、72年には3枚目の「Phantasmagolia」をリリース。フォーク的なナン…
[US72]【米国ロック72年の70曲】6・Do It Again / Steely Dan(ABC) NYでソングライターとして売れない日々を送っていたウォルター・ベッカーとドナルド・フェイゲンが、旧知のプロデューサーのゲイリー・カッツによってLAに呼ばれ結成されたスティーリー…
[UK72]【英国ロック72年の70曲】19・Rock And Roll Music To The World / Ten Years After(Chrysalis) 72年には従来のブルーズ・ロックはドイツではともかくイギリスでは、少し時代遅れになってきたかもしれません。より凝った構成のブルーズ・ベースのハ…
【名曲リレー689】star#2■Star Cycle / Jeff Beck('80)待ちに待ったと期待値かなり高かったジェフ・ベックの「There And Back」の1曲目。今から思えば「Blow By Blow」の始まるフュージョン時代の最初の終わりだった気もします。ヤン・ハマー主導のもの、ト…
【そんな名前だったっけ?の木曜日】ビーフィーターズビートルズの渡米公演を見て感激したジムがバンドを組もうと決意し、当初ジェット・セットを名乗っていたフォークっぽいトリオにdsを加えて64年の秋にデビュー。World Pacificというレーベルから出たシン…
[US72]【米国ロック72年の70曲】4・Money Honey / Ry Cooder(Reprise) 60'sにはタジ・マハールとのライジング・サンズを経てセッションを開始したライ・クーダーはスライドgの名手であり、アメリカーナと今では言われる古き良きアメリカの伝統音楽を現代的に…
【火曜はカヴァー曲のカ】Third Uncleバウハウスは”Ziggy Stardust”のストレートなカヴァーもやってたんでイーノの「Taking Tiger Mountain」に入ったこの曲をカヴァーしたのも驚きはなかったのです。https://www.youtube.com/watch?v=sILbx5xbwPY [UK72]【…
【月曜の女たち】ジャン・パンタージャン・パンター(Jan Panter)は、60's半ばのUKガール・シンガーですがファズgがうなる66年の”Scratch My Back”(Pye)はちょっと知られてるかも。コーラスにはブレイカウェイズが参加して盛りたてます。prodはフリークビ…
[UK72]【英国ロック72年の70曲】16・Snowblind / Black Sabbath(Vertigo) バーミンガム出身のブラック・サバスは黒魔術的なイメージでデビューしたへヴィ・ロックです。70'sの全盛期に来日がなかった事から当時の日本での評価はあくまでもハード・ロック…
【米国ロック72年の70曲】2・Heart Song / Ramatam(Atlantic) ブルーズ・イメージのマイク・ピネラ(g,vo)やジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのミッチ・ミッチェル(ds)が結成した大型ハードロックバンド、ラマタムのファーストはトム・ダウドのpr…
[kink]【金曜はキンクスのキ】3・Do It Again('84) Arista時代最後の「Word Of Mouth」からのシングルでした。ザ・フーやストーンズもそうですが60'sからやってる連中は昔からずっとおんなじスタイルなわけではなく、その時代時代でトレンド(なのかどうかわ…
【そんな名前だったっけ?の木曜日(新)】デイヴィー・ジョーンズ変名シリーズです。いろんなパターンがありますが、まずは若い頃は本名に近い名前でやってて、ブレイクしたときは芸名だったというパターン。 デイヴィー・ジョーンズさん(モンキーズの人じゃ…
[UK72]【英国ロック72年の70曲】14・You Are The Music / Trapeze(Threshold) ムーディー・ブルーズのThresholdからデビューしたトラピーズは初期は、親方を真似たシンフォニック・スタイルでしたが、2枚目「Medusa」でトリオとなりシンプルなハードロッ…
[カヴァー]【火曜はカヴァー曲のカ】Come Away Melinda オリジナルはハリー・ベラフォンテでジュディ・コリンズやウィーヴァーズも取り上げた反戦歌なのだそうですが、何故かユーライア・ヒープがジャケットが強烈なデビュー作('68)で、その後UFOも70年のフ…
[UK72]【英国ロック72年の70曲】13・In Your Town / Rory Gallagher(Polydor) 72年のロリー・ギャラガーと言うと「Melody Maker」誌の人気投票でアルヴィン・リー(3位)、クラプトン(2位)を抑えて1位に輝いた頃で、傑作ライヴ盤「Live In Europe」もリリー…
[カナダ]【カナダからの手紙~カナディアンの50曲】49・Girl From The North Country / Tom Northcott('68) トム・ノースコットといえばバーバンク・サウンドならではの人工的に着色された様なプロダクションの初期のシングルが有名なヴァンクーヴァー出身…
[UK72]【英国ロック72年の70曲】12・All Down The Line / The Rolling Stones(Rolling Stones/Atlantic) 72年のストーンズはどうだったかというと、米南部憧憬路線を確立させた「Exile On Main Street」をリリース。今では70'sのストーンズの大傑作とし…
[カナダ]【カナダからの手紙~カナディアンの50曲】48・Hot Child In The City / Nick Gilder('79) 78年というと元々はニッキー・チンとのコンビでグラム系のソングライターとしてして売っていたマイク・チャップマンが、prodした作品が次々に当たる(ブロ…
[1981]【木曜は81年もの】スクイーズ スクイーズをやれというオファーもありましたが、僕が知ってるスクイーズはこの81年の「East Side Story」のみ。ジュールズ・ホランド脱退に伴い、ウォーム・ダストやエースにいたヴェエテランkbのポール・キャラックが…