フランプトン、茶目少女,72マッチング・モール
[名曲リレー]【名曲リレー698】happening#3
■Something Happening / Peter Frampton('74)
ピーター・フランプトンのメガヒット・ライヴアルバム「Coems Alive」の1曲目でした。スタジオ作では3枚目のタイトル曲。こんなに乾いた感じだったっけ?と思わせる音。イギリス人とは思えない感じでした。こんなところにも英国ロックへの米西海岸ロックの影響が感じられます。このアルバムはフランプトンがリズム隊の二人(ジョン・シオモスとリック・ウィルス)と3人で作り上げたものです。
https://www.youtube.com/watch?v=dqfIqFzh4EY
【火曜日はカヴァー曲のカ】Brown Eyed Girl
少し前にアスワドがカヴァーしたスティーヴン・ビショップ曲を紹介しましたが、アスワドならまあわかるんですがデビュー当時政治的な厳しい歌を歌ってたスティール・パルスが、ポップ曲を取り上げるのは意外でした。もちろんヴァン・モリソンの初期曲。当然ながらオリジナルにはかないませんけど…
https://www.youtube.com/watch?v=yA5lj2xzUuc
【英国ロック72年の70曲】24・O Caroline / Matching Mole(CBS)
ソフト・マシーンを音楽性の違いで脱退したロバート・ワイアットが、キャラヴァンのデイヴ・シンクレア(kb)、クワイエット・サンのビル・マコーミック(b)、デリヴァリーのフィル・ミラー(g)と作り上げたカンタベリー・シーンの最初のスーパーグループがマッチング・モウルでした。ライヴではより即興的になるジャズ・ロックですが、スタジオでは何とも可愛らしく美しい"O Caroline"が素敵です。イントロのfluteの音を出すシンクレアのメロトロンに泣きます。このファースト「Matching Mole」(そっくりモグラ)のあとシンクレアはキャラヴァンに復帰します。
【水曜は全く知らんか忘れてる(新)】ハッカモア・ブリック
「Rock Record 4」と見て全く知らんor忘れてるものをつべで探すやつ。久々の復活です。
ハッカモア・ブリック(Hackamore Brick)というNYはブルックリン出身の4人組の唯一作「One Kiss Leads To Another」(フィクスの曲のタイトルに似てるねえ)は70年Kama Sutraからのリリース。サイケと書かれてるものもありますが、意外とこういうシンプルなフォークロックが好み。同じKama Sutraということでスプーンフルを思い出したりします。
https://www.youtube.com/watch?v=PUgTUie3XBs
インタヴュー
80年にVirginからデビューしたインタヴュー(Interview)は2枚のアルバムがある英国バンド。和久井さんは一生懸命ニュー・ウェイヴになろうと背伸びしてると書かれてますが、なんとなく気まじめで面白い。「Big Oceans」('80)に入った”Here Comes The Cavalry”なんかもろコステロ風歌い方です。
https://www.youtube.com/watch?v=8rhPZcYrsiM
トニー・ケリー
70's英sswのトニー・ケリー(Tony Kelly)は韓国経由で日本盤CD出てますがこういう音とは知らんかった。結構ファンキーなパブロックなこの曲は73年の「I Never Got」(Goodear)から。ココモ関連の人たちがサポート。
Tony Kelly - See what I can find - YouTube
ケヴィン・ラム
Birthというマイナーフォークレーベル(腹ぼてのうさぎのレーベル)からデビューしたケヴィン・ラム(Kevin Lamb)も日本盤CDがAir Mailから出てましたが聞いたことない。この「Who Is The Hero」('71)の”Last Hero”という曲はアンディ・サマーズがgなんだそう。結構いいメロディーです。カントリーロックテイストもあります。ラムさんは70's後期にAristaからもう1枚出してます。
ANDY SUMMERS with KEVIN LAMB - Last Farewell (1973) - YouTube
メッセージ
メッセージはドイツのハードロックで、なんといっても髑髏に蛇のジャケットのインパクトが強烈なセカンド「From Books And Dreams」('73,Bellaphon)が有名かと。ジャケットは70's後半のML誌でLPコーナーの広告に載っていたので知っています。マイナー臭ありますが、ジャケほどではありません。