2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
■Watching The Trucks Go By / Hungry Chuck('72)ウッドストックのセッション・グループ、ハングリー・チャックの唯一作「Hungry Chuck」はザ・バンド的な音楽を愛する人にはたまらないものがあります。アルバムのベスト・トラックに一つに数えられる”Watchi…
アンダーグラウンドなやつも行きましょう。一般的にはほとんど無名のニドロログ(Gnidrolog)は、ゴールドリング(Goldring)兄弟を中心とした6人組でsaxやcelloをフィーチャーしたプログレ・スタイルのバンドです。意味不明なバンド名は、ゴールドリングのア…
これに風が入ると米の大所帯ファンクですが、こっちはジャーニー・カーグマン(vo)をフィーチャーしたオランダのグループです。デビューヒットとも言える"Seasons"が有名なグループですが、シンフォニックな色合いを強めた、この”Maybe Tomorrow Maybe Tonigh…
リック・クーニャ(クンハ?)やラリー・マレイのフォークロック、ハーツ&フラワーズの67年のファーストに入った"Road To Nowhere"もゴフィン&キング作品でした。とっくの昔に手放してしまったんですっかり忘れておりましたとさ。https://www.youtube.com/wa…
パット・トラヴァースも遅れて来たギター・ヒーローでした。76年にPolydorと契約してデビュー。初期のバンドにはストリートウォーカーズ出身のニコ・マクブレイン(ds~後にアイアン・メイデン)、元アマルガムのマーズ・カウリング(b)がおりました。この人もジ…
2枚目の「Kinda Kinks」はMarble Archあたりの廉価盤LPを買ってしまったのですが、そのラストに入ったのがこのフォーキーなバラードでした。https://www.youtube.com/watch?v=0GAOn8llJjw
Arista時代最後の「Word Of Mouth」からのシングルでした。ザ・フーやストーンズもそうですが60'sからやってる連中は昔からずっとおんなじスタイルなわけではなく、その時代時代でトレンド(なのかどうかわかりませんが)を取り入れた自分たちの音にしていま…
ライヴ盤「One For The Road」に入ってたんでてっきりArista時代だと思ってたらRCA時代の最後の1枚「Schoolboys In Disguise」('75)からでした。キャッチーなパワーポップ路線ですが、これがArista時代では骨太のハードロックになってゆくのが面白いです。某…
サヴォイ・ブラウンを辞めた3人〜ロンサム・デイヴ・ペヴェレット(g,vo)、ロジャー・アール(ds)、トニー・スティーヴンス(b)〜がブラック・キャット・ボーンズのロッド・プライス(g,vo)と組んだ(フリーのポールコソフやサイモン・カークもいたと伝えられてい…
キンクス好きですけど、大好きと呼ぶには聞いたことないものも多いんでしばらくこっちでやってみます。まずはPye時代のシングルB面曲からいきましょう。"You Really Got Me"(いつからゴット・ミーからガット・ミーと呼ばれるようになったのか問題もまだ未解…
サヴォイ・ブラウンを辞めた3人〜ロンサム・デイヴ・ペヴェレット(g,vo)、ロジャー・アール(ds)、トニー・スティーヴンス(b)〜がブラック・キャット・ボーンズのロッド・プライス(g,vo)と組んだ(フリーのポールコソフやサイモン・カークもいたと伝えられてい…
■Watching The Wheels / John Lennon('81)ジョン・レノンのアルバムで一番よく聞いたのは、リアルタイムだった「Double Fantasy」なのですが、かつての大方のファンの意見通り、奇数曲ばかり聞いてましたね。B面の頭に入った"Watching The Wheels"の達観した…
マイク・ピンダーの代わりにパトリック・モラーツが正式参加したムーディー・ブルーズの「Long Distant Voyager」の大ヒット(米#1)は、エイジアを組むジョン・ウエットンを大いに刺激したのでしょう。もはやプログレッシヴ・ロックと書くのもためらわれるポ…
セブン、第41話河童伝説に絡む話ですが、テペト星人の目的や命名も劇中で語られることありませんでした。「研究読本」によると撮影当日毒蝮氏は相当の二日酔いで呂律も回らなかったとかでこのエピソードは極端にフルハシのセリフは少ないのです。テペト星人の…
大阪万博の来日はライトハウスだけでなくグレート・スペックルド・バードもそうだったらしいです。ssw夫婦のイアン&シルヴィアをフィーチャーしたアーシーなバンドで若きエイモス・ギャレット(g)をフィーチャー。エイモスがハングリー・チャックのアルバムの…
トニー・マクフィー(g,vo)率いるグラウンドホッグスは、しいて言えばブルーズ・ロックですが、かなり異色。初期にはジョン・リー・フッカーのバックをやるなどのオーソドックスなスタイルでしたが、いつしかメロトロンの導入など狭義のブルーズ・ロックの枠…
活動再開したヒックスヴィルのメジャー第1作がこの曲でした。もう相当昔の話ですね。真城さん食う食う! 鬼のようなカッティングが心地いいです。https://www.youtube.com/watch?v=-EfDku2KMtk
■Wheels Of Fortune / The Doobie Brothers('76)「Takin' It To The Street」の1曲目でありながらステージでほとんどやってない名曲。リアルタイムではトム・ジョンストンは急病のため休養という事でしたが、結局復帰できず79年にはバンドを抜けることに。こ…
オリジナルはアルヴィン・リーのTYAの72年のヒット曲ですが、これをJettaというリヴァプール出身の女性アーティストがカヴァー。全く知らない人ですし、料理の仕方も好みではないんですが、TYAのナンバーがこういう形でも生きつづけてゆく事はまあいいのかな…
ジェフ・ヒーリーの音楽は88年には珍しくブルーズに根差したハードロックでした。リアルタイムではその特異なスタイル故名前は知ってましたが、音楽を聞いたことはなかった。意外にもオーソドックスでそれでいて88年らしいスピード感もあるルーツロックでし…
■Wheels Of Confusion / Black Sabbath('72)お友だちの船長さんが連日挙げてくれたサバスのどれもあまり聞いたことがなく、周りに聞く人がいなかった事もありましたが、ヘヴィだヘヴィだと相当脅かされてビビってた部分もあります。「Vol.4」は確か廉価盤で…
72年はフェイシズとしてのアルバムは出ませんでしたが、ロッド・スチュワートはソロで「Never A Dull Moment」を出しています。全曲ではないけど、ケニー・ジョーンズ(ds)、ロン・ウッド(g)、ロニー・レイン(b)、イアン・マクレガン(kb)のフェイシズのメンバ…
ラヴド・ワンズ(Ruv'd Ones)は66年ごろにミシガン周辺で活動してたガールズ・ガレージ・バンド(ラナウェイズが世界初のガールズ・バンドとか書いてる「乱暴な」人もいますがそれは全くのウソです)で99年にSundazedからシングル(トレモロズを名乗っていた…
カナダのsswだけで30曲は選べそうだったのですが、誰も見てくれなさそうなので今回ポップな奴やハードロックもいろいろ入れてみたんですが、カナダのとかよりも女性sswの重鎮でもあるジョニ・ミッチェル。お体はまだまだ本調子に遠いようですがお元気でいて欲…
カケレコの「DEEP PURPLEからはじまる「弾きまくり」オルガン・ロック探求!」という記事で知ったドイツのアンダーグラウンドなハードロックです。ロックのオルガンでハモンド・オルガンはある意味花形でして、マーシャルのアンプにオルガンをつないで歪ませ…
72年がクラシック・ロックのピークと考えてしまったのはゼッペリンとパープルがこぞって来日したという事もあったのでしょう。本格的な英ハードロック・バンドの来日は前年のゼッペリン初来日ですが、両雄こぞっての来日、おまけにパープルは日本でライヴ録…
Dimension時代のキャロル・キングで一番好きなのはこの歌で、僕は「Demension Dolls」の最初のCDのボーナスで知ったのでした。でもってサティスファクションズというガール・グループ?がやったヴァージョンがすこぶるいい。実はジャック・ニッチェの奥さんグレ…
ゲス・フーのvoだったバートン・カミングスは、Portraitに”Stand Tall”というヒット曲がありますが、日本のレーベルのAlfaが米に進出したAlfa Americaでも1枚残しています。ちょっとベタすぎるミディアム調の”You Saved My Soul”は、当時よくラジオでかかっ…
ウェールズ・ロックの巨人、デイヴ・エドモンズはラヴ・スカルプチャーからソロになった「Rockpile」というアルバムタイトルから取ったバンドをバックにキャッチーなパワーポップを披露。メンバーはニック・ロウ(b,vo)、ビリー・ブレムナー(g,vo)、テリー・…
これはもうアイディアの勝利。権利関係にそんなにうるさくなかった当時だからできた企画でしょう。企画には元ゴールデン・イヤリングのメンバーが絡んでるのだとか。ビートルズの4人に似た声のメンバーを探し出し、オランダのスタジオ・ミュージシャンによる完…