2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】25・One Fine Morning / Lighthouse('71)

大阪万博のカナダ館で来日してたと言う話のライトハウスは、トロント出身の大所帯のブラス・ロックです。何故か英盤がロジャー・ディーンのジャケットになる(Vertigoだしね)「One Fine Morning」からのタイトル曲は、カッティングされるgがカッコイイ、ゴ…

【名曲リレー656】catch#2

■Catch Us If You Can / Dave Clark Five('65)”若さをつかもう”だっけ?デイヴ・クラーク・ファイヴは原盤権などクラークが所持したため、節操のないリイシューは避けられた半面、CDそのもののリリースがしょぼくなってしまってブリティッシュ・ビート再評価…

【金曜パブロック】ミッキー・ジャップ

レジェンド(Legend)というバンドを70's初めに組んでましたミッキー・ジャップは、その頃はイマイチピンとこなかったのですが、70's後半にソロになってStiffから出した「Juppanese」('79)はパブロックらしい言葉遊び満載です。prodはニック・ロウとゲイリー…

ブラックウッド

*ブラックウッド傑作選(創元'78) 01「序」 02「いにしえの魔術」 Ancient Sorceries 03「黄金の蝿」 The Golden Fly 04「ウェンディゴ」 The Wendigo 05「移植」 The Transfer 06「邪悪なる祈り」 Secret Worship (John Silence 1908) 07「囮」 The Decoy 0…

【木曜は81年もの】クィーン

81年にリリースされたクイーンのベスト盤「Greatest Hits」が2000円と安かったのはセールスが見込まれる事を考えての還元価格だろうと思ってましたが、曲数が多くて音質が悪いという事を考慮してのものだったという事を今井智子さんが書かれてて、それは知ら…

【名曲リレー655】can't#3

■You Can't Catch Me / Love Sculpture('69)2枚目「Forms And Feelings」に入ったラヴ・スカルプチャーの"You Can't Catch Me"はチャックベリーのカヴァーです。ファーストの「Blues Helping」はレーベルがブルーズ・ロック・ブームに乗じてでっち上げたよう…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】24・You Don't Notice The Time You / It's All Meat('70)

肉の日に挙げたかったのです。詳細不明のトロントのバンドで唯一のLPをColumbiaから出しています。ガレージ風のオルガンとかなかなか好みです。これはアルバムの1曲目です。ディラン風でもあります。https://www.youtube.com/watch?v=XhTdOGUGE2g

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】24・Ridin' High / Moxy('77)

トロント出身の4人組ハードロックのモキシーは、エアロスミスへの傾倒ぶりがほほえましいのです。ジャック・ダグラスがprodの3枚目「Ridin' High」からのタイトル曲はもろ"Toys In The Attic"です。トミー・ボーリンとも交流があったそうです。https://www.y…

【和ものの水曜日】吉田美奈子

RVCからアルファに移籍した「愛は思うまま」('78)からのタツロー曲。この辺は80'sにレンタルで借りてカセットに入れてたのを聞いてましたんで、曲のタイトルがすっと出てこない。「Lighten Up」や「Town」は当時の僕には濃すぎたもので… LA録音でジャケットは…

【火曜はカヴァー曲のカ】Tulsa County Blue

元々はパメラ・ポランドが書いてバーズが「Ballad Of Easy Rider」で取り上げたメキシカン?カントリー・ロック。これをがバーズともつながりがあったテリー・メルチャー(バーズのprodも担当)がソロ[Royal Flash」でカヴァー。メルチャーはドリス・デイの息子で…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】23・Save It / Shari Ulrich('81)

ホームタウン・バンドでvoとviolinを担当したシャーリ・ウルリッチの初ソロ「One Step Ahead」('81)は「FMステーション」誌での長門さんの輸入盤紹介のコラムで知った1枚でした。AOR風味は時代柄ですがもっと地に足がついたロックと言う感じの曲も多かった。…

【名曲リレー654】can't#2

■Why Can't We Live Together / Timmy Thomas('72)ソウル系はヒット曲しか知らないんですがティミー・トーマスのこれはいい曲ですよね。オルガンがいい感じ。スティーヴ・ウィンウッドも後にカヴァーしておりました。https://www.youtube.com/watch?v=cFU-FJ…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】22・Tear Of Rage / Garth Hudson Featuring Chantal Kreviazuk('10)

ダブルカナダで(^^) このアルバム知らなかったのですがガース・ハドスンが企画に加わったカナダ人アーティストによるザ・バンドのトリビュート「Canadian Celebration Of The Band」('10)から。"怒りの涙"を歌うのはシャンタール・クレヴィアジック。すっかり…

【月曜の女たち】シャンタール・クレヴィジアック

連動企画になります(^^) カナダ出身の女性シンガー、シャンタール・クレヴィジアックは、90'sアーティストらしく映画のサントラがらみの仕事も多いのです。映画「アルマゲドン」でPP&Mのカヴァーをやってた事を覚えてる方もいるかもしれません。僕はこの人の…

【名曲リレー652】help#3

■I Can't Help / Billy Swan('74)ビリー・スワンと言えばカントリー系のssw,prodですが、終わりそうで終わらないエンディングの"I Can't Help"と言う#1ヒットで知られています。トップ40ファンにはおなじみか。prodとしてもトニー・ジョー・ホワイトの"Polk …

【名曲リレー652】help#2

■Help / Tina Turner('84)パープルやマイケル・スタンレーのヴァージョンもあっと驚くアレンジでしたが、ティナ・ターナーのゆったりヴァージョンも意外でした。絶対途中からジャンプナンバーに変身するとおもったのになあ。saxはウィルトン・フェルダーです…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】21・The Spirit of Radio / Rush('80)

世界を駆けるロックのラッシュです。えっこの曲選ぶの?とか言わんで下さい。良く知らんのです。この大ヒットアルバム「Permanent Waves」はさすがに知っております。”The Spirit of Radio”は、後半レゲエっぽい感じになるのも面白い。空間の奥行きを感じさ…

【ニチヨーロピアン】サテン・ホエール

サテン・ホエールもキングのユーロロックの第1弾のラインナップに入ってたドイツのジャズロックです。僕が知らないだけかもしれませんがあまり語られる事がない気もします。音は端正で聞きやすいブラスロック風味。歌詞は英語です。75年の「Lost Mankind」(…

【名曲リレー651】sunshine #3

■Sunshine Help Me / The Move('68)ムーヴのライヴEP「Something Else」に入ったスプーキー・トゥースのカヴァー。かなりエキサイティングな演奏です。ちなみに他の曲は、バーズ、エディ・コクラン、ジェリー・リー・ルイス、ラヴのカヴァーです。https://w…

【70's懐かし映画地獄】6・ナッシュヴィル('74米)

70c

バーバラ・ハリス追悼と言う事で久しぶりに「ナッシュヴィル」。ロバート・アルトマン監督作品に一時期凝った事がありまして、多くの人たちのドラマが交差する群像劇は、70'sのこれあたりが最初だったのではないかなあ。カントリー・ミュージックの街ナッシュ…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】20・I Just Wanna Stop / Gino Vannelli('78)

この人もカナダ出身(モントリオール出身)とは知らなかった。プログレファン、フュージョンファンにも人気があったジノ・ヴァネリですが、僕はなんと言っても78年に大ヒットした「Brother To Brother」からの大ヒット”I Just Wanna Stop"が印象的です。当時何…

【土曜はゴフィン=キング】Honey And Wine

GK

ホリーズが知られた”Honey & Wine"も調べてみるといろんなカヴァーがあります。オリジナルは英国のフェア・セットというグループらしいです。ここではマインドベンダーズを。マンチェスター出身で後に10CCのエリック・スチュワートとグラハム・グールドマン…

【名曲リレー650】sunshine #2

■Feet In Sunshine / Jimmy Webb('74)60'sにはソングライターとして有名だったジム・ウェッブが70'sに入ってssw的なソロを何枚か出してますが「Land's End」('74)のこの曲、はいかにもAsylumらしい西海岸的なさわやかさに溢れてます。コーラスはジョニ・ミッ…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】19・Take A Look At Me / Freedom North('70)

全く知りませんでしたが、フリーダム・ノースはモントリオール出身のソフト・ロック〜ソフト・サイケ5人組。男女のvoが交差しゆったりとしたsteel-gが心地いいカントリーロックな”Take A Look At Me”はなかなか心地よいです。https://www.youtube.com/watch?…

【金曜パブロック】エディ&ホット・ロッズ

パブロックとパンクを結ぶグループにエディー&ホット・ロッズがおりました。Islandレーベルはパンク関連には爪痕を残せませんでしたが、唯一このバンドが何枚かアルバムを出しております。このサム・ザ・シャム&ザ・ファラオスのカヴァーはロキシー・ミュ…

【続ウルトラな日々】地上破壊工作

マン、第22話 実相寺昭雄演出のエピソードはどれも一風変わった味わいですが、地底人が出てくるこの回も照明を落とし、細かいエピソードを重ねた(「Q」のSEが重なる)作風がいつもと違います。地底人の目がない(目の部分に肌色のシールを貼った)設定は子供…

【木曜は81年もの】フォーリナー

とにかくレコーディングに長い時間をかけた「4」からは何枚も大ヒットが生まれましたが、ジュニア・ウォーカーのsaxをフィーチャーした"Urgent"は、saxの部分は別で録音されたのですがPVでは共演しています。このPVではデニス・エリオット(ds)が前に来た珍…

【続70's映画懐かし地獄】5・オーメン('76)

70c

「エクソシスト」に始まる70'sのオカルト映画では、亜流ではなく久々にプロの仕事と感じさせた「オーメン」は黙示録の一節を拡大解釈して、反キリストの悪魔の子の誕生を描いた作品でした。例によって次々とダミアンを主人公にした続編が作られましたが、理…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】18・Me And My Friends / Tony Kosinec('70)

カナダとか言う括りでなく、sswのアルバムで5本の指に入るくらい好きなトニー・コジネクの「Bad Girls Song」です。ヘタウマなイラストのジャケットは本で見て知ってましたが80年に日本盤LPがやっと出て、そのシンプルな歌声と映画みたいな(えらくチンプな表…

【和ものの水曜日】CHAR

ダブル台風が来てるのでこんな曲を。チャーのファーストに入ってました。”空模様のかげんが悪くなる前に”https://www.youtube.com/watch?v=z1MXFjwXqzA