【70's懐かし映画地獄】6・ナッシュヴィル('74米)

バーバラ・ハリス追悼と言う事で久しぶりに「ナッシュヴィル」。ロバート・アルトマン監督作品に一時期凝った事がありまして、多くの人たちのドラマが交差する群像劇は、70'sのこれあたりが最初だったのではないかなあ。カントリー・ミュージックの街ナッシュヴィルを舞台に、ヴェテラン歌手(モデルはジョニー・キャッシュ)、病気からの復帰を目指すメンタル弱い女性歌手(モデルはロレッタ・リン)、人気若手フォークシンガー、歌手志望の上手い人(バーバラ・ハリスはこっち)と下手な人、入院中の伯母を見舞いにLAから来たヒッピー娘、空気が読めないBBCの女レポーター、大統領予備選のキャンペーンに余念ない側近etcが入り乱れます。キース・キャラディンが人妻リリー・トムリンのことを歌った”I'm Easy”がヒットしましたが、後にAsylumから出たソロに入ったLAエキスプレスがバックのヴァージョンではなく弾き語りの方。でもってハリスはロニー・ブレイクリー演じる女性歌手が狙撃され、会場が動揺するなかマイクを渡され堂々と歌いきる棚からボタモチのような役柄です。話は長いけど面白い。

https://www.youtube.com/watch?v=nk25HB9JkLw