2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

男性名#6

■Tom Thumb The Dreamer / Michael Dinner Band マイケル・ディナーは未だCD化されていないsswで、74年にファンタシーから「The Great Pretender」でデビュー。prodはジョン・ボイランでLA産のカントリー・ロックの大傑作として名高い1枚。76年にはマイケル・デ…

男性名#5

■Mr.Henri The Clown / Asylum Choir 60's末、LAでスタジオ・ミュージシャンとして忙しくしていたリオン・ラッセルとマーク・ベノが組んだのがアサイラム・クワイア。人工着色料たっぷりのサイケ・ポップで、68年にSmashから出た「Inside The Asylum Choir」が…

男性名#4

■Patrick / Humblebums ジェリー・ラファティーは好きだけど、どうも甘すぎると感じることがある。スティーラーズ・ホイール以前のソロやハンブルバムズなど。過剰なストリングス(というかウッドウインド)と一緒になるとラファティーの鼻にかかった声が文字…

男性名#3

■The Last Time I Saw Richard / Joni Mitchell 僕がジョニ・ミッチェルを知ったのはザ・バンドとのラスト・ワルツだったけど、ちょうどその頃ジョニ自身が、チャールズ・ミンガスやジャズに深くかかわっていたので、リアルタイムで接した「ドンファンのじゃじ…

男性名#2

■Billy Don't Be A Hero / Bo Donaldson & Heywoods 邦題は”悲しみのヒーロー”。74年の#1ヒットだが、現在では忘れ去られているポップグループ、ボー・ドナルドソン&ヘイウッズは、60's末から活動を続けるバンドでオハイオ出身。それまで出したシングルはほと…

gun#3

■Tommy Gun / The Clash 77年に中学3年だった僕は、もちろんパンク・ムーヴメントの洗礼を受けているが、元来メロディアスなものが好きだったこともあって、小気味よい感じはあったけど、演奏自体がラフすぎるもの(チープな楽しさに気づいていなかった)、vo…

■■■シーラ号の謎('73米)

監督:ハーバート・ロス 主演:ジェームズ・コバーン、リチャード・ベンジャミン、ジェームズ・メイスン、ジョーン・ハケット 今ではほとんど読まないけど、中学の頃はガチガチの本格(推理小説〜というネーミングそのものがアナクロだなあ)派で、ちょうどハ…

@サウンドベイ金山 ・楽しい夕に:RCサクセション ・ぼちぼちいこか:上田正樹&有山淳二 @ピーカン・ファッジ ・Takin' It To The Street:Doobie Brothers ・想い出にさようなら:メリサ・マンチェスター ・愛奴

gun#2

■Machine Gun Kelly / Jo Mama キャロル・キングのシティのダニー・クーチ(g,vo,perc〜元キングビーズ)、チャールズ・ラーキー(b〜元ミドル・クラス)が、アビゲイル・ヘイネス(vo)、ラルフ・シュケット(kb〜元クリアライト)、ジョエル・ビショップ・オブラ…

well#3

■Ballad Of A Well Known Gun / Elton John ザ・バンドの「ビッグ・ピンク」にインスパイアされたと言う70年のエルトン・ジョンの3枚目、「Tumbleweed Connection」は、今聞くと意外にも英スワンプ的な演奏が聞かれたりもする。バックにはカレブ・クウェー(g)…

well#2

■I Wish You Well / Radiator 77年にロケットからデビューしたレイディエーターは、リンディスファーンのアラン・ハル(g,vo)を中心に彼のソロに加わっていた面々〜ケン・クラドック(kb〜元ハッピー・マガジン)、ピーター・カートリー(g〜元リフ・ラフ)、コ…

■■ギャンブラー('71米)

監督:ロバート・アルトマン 主演:ウォーレン・ベイティー、ジュリー・クリスティー、キース・キャラディン エドモンド・ノートンの原作小説の映画化。あえてジャンル分けすると西部劇ドラマだけど、例えばジョン・ウェイン型の西部劇とは対極の位置にあるも…

alive#3

■Still Alive And Well / Johnny Winter ドラッグ問題の為「Johnny Winter And Live」('71)リリースから、シーンを離れていたジョニー・ウィンターが73年のカムバック作に「Still Alive And Well」というタイトルをつけたというのは、言いえて妙だ。タイトル曲…

@ヤフオク

・Takin'My Time:Bonnie Raitt

alive#2

■I'm Alive / Hollies アラン・クラーク、グラハム・ナッシュ、トニー・ヒックスの3声によるハーモニーが、少なくとも60'sの英国では随一だった、ホリーズは、当時英国では「半歩遅れたビートルズ」という評価だったのがおもしろい。レーベルもパーロフォン、…

@芽瑠璃堂

・イズント・イット・ストレンジ:ラディエーター ・Thru Traffic:東北新幹線 ・ドリーミン・マイ・ドリームズ:マリアンヌ・フェイスフル ・ファントムズ:アラン・ハル ・Bonaroo

blues#3

■Burried Alive In The Blues / Mike Bloomfield "生きながらブルーズに葬られ"という邦題は、直訳だけどなかなか味がある。元々エレクトリック・フラッグのニック・グラヴェニッツがジャニス・ジョップリンの「Peral」の為に書いた曲だが、ポール・バターフィ…

blues#2

■Young Woman's Blues / Grootna 厳密な意味ではジェファーソン・ファミリーじゃないけど、マーティー・バリンがprodした6人組、グルートゥナ(もしくはグルーナ*1)の唯一のLPは、71年にColumbiaからリリース。紅一点のアンナ・リッゾ(vo)、リチャード・サス…

your#3

■Your Bright Baby Blues / Jackson Browne ジャクソン・ブラウンの4枚目「The Pretender」は、力作ぞろいの初期の作品でもひときわ力強い1枚で、社会的なメッセージソングと個人的なラヴ・ソングが混在しているが、全体の印象はジャケットのように暗く重い。…

your#2

■Your Saving Grace / Steve Miller Band スティーヴ・ミラーは出身がシスコではないけど、60's末にシスコにやってきて活動しているので、僕の中ではJA、デッド、QMSなんかと並んでシスコ・サウンドなんだけど、世間では違うのね。というか、「未だレココレで…

hat#3

■You Can Leave Your Hat On / Jim Pulte 昔はジム・パルトと呼ばれていたけど、eがあるからパルティだろうね。ムーン・マーティンらと組んでいたサウスウィンドというバンドのメンバーだけど、この人を一躍有名(一部でだけど)にしたのは、ジェシ・エド・デイヴ…

■■■冷血('68米)

監督:リチャード・ブルックス 主演:ロバート・ブレイク、スコット・ウィルソン

hat#2

■Whatever I Lay My Hat / Paul Young 80'sの英国のシーンは、70'sとはまた違ったユニークなソウルフルな白人シンガーを数多く生んだ。カルチャー・クラブのボーイ・ジョージ、ブロウ・モンキーズのドクター・ロバート、ヤズーのアリソン・モイエ、シンプリー・…

blue#3

■Blue Hat For A Blue Day / Nick Hayward ヘアカット100のニック・ヘイワードがアリスタから出した、ファーストソロがこの「North Of A Miracle」で、ネオアコ元年の83年にふさわしい出来だ。アイドル的な人気もあったヘアカットはあっけなく解散し、シンガー…

blue#2

■Jackie Blue / Ozark Mountain Daredevils オザーク・マウンテン・デアデヴィルズは、ミズーリ州出身のカントリー・ロックで、デビューは74年。prodはグリン・ジョンズとデイヴィッド・アンダールで、その背景からイーグルスのフォロワー的な感じがしたけど、…

johnny#3

■ジョニー・ブルー / RC サクセション 僕の初RCはリアルタイムの「Please」('78)だった。歌詞は面白いけど、voがケバくてちょっと、というのが最初の印象。その後深夜放送でかかって気になってた"スローバラード"と言う曲(歌ってるのが男だか女だか、若いん…

■■ブリット('68米)

監督:ピーター・イエイツ 主演:スティーヴ・マックィーン、ロバート・ヴォーン、ジャクリーン・ビセット 刑事ドラマのスタイルを変えたエポックメイキングな作品は、「ダーティ・ハリー」、「フレンチ・コネクション」そしてこの「ブリット」だ。どれもハリー…

johnny#2

■Johnny B Goode / Chuck Berry いわずと知れたチャック・ベリーの超有名曲で、"School Day"(#3)、"Rock & Roll Music"(#8)、"Sweet Little Sixteen"(#2)といったヒット曲を連発していた58年の作品で、#8まで上昇。チェス・レーベルのLPの最初のアーティストが…

jane#3

■Ballade de Johnny-Jane / Jane Birkin いつのまにかある世代の人々(特に女性)のカリスマになってしまった感があるジェーン・バーキンだけど、元々はイギリス人の女優。「ナック」や「欲望」といったスウィンギン・ロンドンを象徴する作品に端役ながら出演、映画…

■■中庭の出来事:恩田陸(新潮社)

3年前の記事の再録+ *恩田陸 著作リスト 1)六番目の小夜子(92)■■ *1 2)球形の季節 (94) ■■■ *2 3)不安な童話 (94) 未 4)三月は深き紅の淵を(97)■■■■*3 5)光の帝国 (97) ■■ *4 6)象と耳鳴り(99) 未*5 7)木曜組曲 (99) ■*6 8)月の裏側 (00) …