2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

■■雨を見たか・髪結い伊佐次捕物余話:宇江佐真理(文藝春秋)

今年の新作。やや弱し。

world#3

■The End Of The World / Twinkle トゥインクルは60's半ばにデッカからシングルを出してたイギリスの女性アイドルで、大きな瞳が印象的なティーンスター。当時日本ではあまり知られてなかった人だが、80'sにトレイシー・ウルマンがヒット曲"Terry"('64)をカ…

1613:osamuswingさんセレクト

1.commercial/spanky and our gang 2.lady genevieve/the mamas & papas 3.you/nikka costa 4.if i were a bell/petula clark 5.12th street rag/jo anne castle 6.somethin'stupid/peggy lee 7.the 32nd of may/trini(trini lopez) 8.just friends/chris mo…

world#2

■Worlds Of Zin / Gilgamesh ギルガメッシュ(一時期テレ東の深夜番組を連想させられてイヤだった(^^;)は、72年にアラン・ガウエン(kb)を中心に結成されたカンタベリーのジャズロック・グループ。ハットフィールド&ザ・ノースの弟バンドなんて紹介もされて…

wind#3

■風の世界 / シュガー・ベイブ 大貫妙子という人のことは割と昔から知ってた。というのは音楽聞き始めた頃はかぐや姫が好きだったから(最初に好きになったアーティストはイルカだった)、同じクラウンのPANAMレーベルという事で、帯の裏などに紹介されてたの…

0683■■■■天国と地獄

監督:黒澤明 主演:三船敏郎、仲代達矢、山崎努、香川京子、三橋達也 黒澤の現代劇ではやはりこれが一番。エド・マクベインの「キングの身代金」を原作としながらまったく別の物語を作りあげた。前半は人質が解放されるまでの話。後半は犯人を追う刑事たち…

wind#2

■Dust In The Wind / Kansas 日本ではハード・プログレなんて意味不明なキャッチフレーズで紹介されたカンサスは、その名の通りカンザス出身の5人組。元々ブルーズなどの黒人音楽からの影響が少なく、逆にクラシックなどヨーロッパの白人音楽から影響を大き…

ride#3

■Ride Like The Wind / Christopher Cross 「南から来た男」といえばロアルド・ダールの短編かこのクリストファー・クロス(ミナミとなると別の意味だけど)。ジャケット、プレスなどに本人の写真が一切なくミステリアスなムードだったが、その作戦はルック…

0682■■恋に唄えば♪('02日本)

監督:金子修介 主演:優香、竹中直人、玉山鉄二、古田新太、篠原ともえ、梅宮万紗子 プログラム・ピクチャーというものが消滅してしまった今の日本映画界だけど、最近の新作ラッシュ、興行成績上昇は、邦楽が売れ洋楽がさっぱり売れなくなった状況に似ていて…

ride#2

■Ride On A Pony / Free 傑作「Fire And Water」('70)から半年のインターバルでリリースされたフリーの4枚目が「Highway」('70)で、イマイチ評価が低い1枚として知られている。"All Right Now"の二番煎じを狙った"The Stealer"がコケたこともあるが、B面のア…

クリスマスセレクト曲目発表

ほとんどやっつけ仕事でしたが、クリスマスセレクトの曲目です。少なくとも我が家はパーティーとか聖夜にクリスマスソングを聞く、といった風習とは無縁なので、こういうクリスマスアルバムの使い道というのが、イマイチわかりづらいのですが・・・ 1)Star Of…

■■ラッシュ・ライフ:伊坂幸太郎(新潮文庫)

読書篇

映画は全然見れなかったけど、本は読めた。とはいっても整理を兼ねての再読が大半だけど、でまず10冊。読んだ順 ・きみの友だち:重松清(新潮社) ・三日月が円くなるまで:宇江佐真理(角川書店) ・砂漠:伊坂幸太郎(実業之日本社) ・制服捜査:佐々木譲…

country#3

■Ride The Country / Poco イリノイ・スピード・プレスのポール・コットンがジム・メッシーナの後任としてポコに加わったのは、71年の「From The Inside」からだが、リッチー・フューレイの影に隠れてはいたが、ソングライティングの面で早くも大きく貢献して…

@Pcan Fudge

・Anyway:Family ・In The Right Place:Dr.John

音楽篇

今年も10日を切ったということで振り返ってみると、例年通りup-to-dateな音楽には全く関心を示さなかった1年でしょう。reissue CDにおいては、再々発も当たり前の世界になってきて紙ジャケも当然という風潮がやや口惜しいけど、70's英国ものが怒涛の重箱の隅…

country#2

■Save The Country / Julie Driscoll,Brian Auger & The Trinity ブライアン・オーガー&ザ・トリニティーの歴史的名盤「Streetnoise」('68)は、ラルフ・ステッドマンによるシュールなジャケットのイラストがまず印象的。ジャズの素養があるジュールズが歌う…

home#3

■Take Me Home Country Roads / Olivia Newton John 尾崎亜美が作って杏里が歌った(デビュー曲)"オリビアを聞きながら"は、すでに25年以上前の曲だけど、今の若い人には「オリビア」の説明を要するに違いない。英国出身でオーストラリア育ちのオリヴィア・…

home#2

■Home Again / Batdorf & Rodney アトランティックから「Off The Shelf」('71)でデビューしたバドーフ&ロドニーは、その2枚目「Batdorf & Rodney」をアサイラムから出している。まだSD規格(SD5056)だった頃の話。22枚あるSD規格の中ではとりわけレアといっ…

クリスマスセレクト

今年は枝セレクトがあまり出来なかったので、滑り込みというか帳尻あわせ的な感じですが、クリスマスセレクトを作りました。すでに勝手に配布しておりますが、聞いてみたい方はご連絡を。時期ものゆえ、クリスマスまでには間に合わないかもしれませんけど、…

sweet#3

■Home Sweet Home / Jack The Lad 73年のリンディスファーンの分裂は、新生リンディスファーン(アラン・ハル、レイ・ジャクソン+新メンバー)とジャック・ザ・ラッド(ロッド・クレメンツ、レイ・レイドロウ、サイモン・コウ)の二つのバンドを誕生させた…

sweet#2

■やさしい悪魔 / キャンディーズ 喜多条忠作詞、吉田拓郎作曲のキャンディーズ後期の傑作。リアルタイムながらその当時はあまり興味がなかったので、誰がフロントでとかそういう事は気にしたことがなかったけど、フロントはラン、向かって右にスー、左にミキ…

0681■■ブラッドワーク('02米)

監督:クリント・イーストウッド 主演:C・イーストウッド、ジェフ・ダニエルズ、ワンダ・デ・ジーザス、ティナ・リフォード 原作はマイケル・コナリーで、イーストウッドは元FBIプロファイラーに扮しているが途中までは「セブン」風、後半は「ケープ・フィア…

tuesday#3

■Sweet Tuesday Morning / Badfinger タイトルの明るさとは裏腹に寂しさを伴った曲調が、なんとも日本人好みのこのアコースティックなナンバーは、トッド・ラングレンとジョージ・ハリスンが半分ずつprodしたバッドフィンガーの3枚目「Straight Up」('72)から…

■■紫紺のつばめ・髪結い伊三次捕物余話:宇江佐真理(文春文庫)

tuesday#2

■Monday Tuesday / Pilot 77年に出たパイロットの4枚目にしてラスト・アルバムが「Two's A Crowd」。デイヴィッド・ペイトン(b,g,kb,vo)とイアン・ベアンソン(g,b)の2人組となってしまったが、メロディアスな部分はより強調されている。prodはアラン・パーソン…

1612:FURUさんセレクト

1.Aloha / Uncle Walt's Band (1974) 2.Gray Sunny Day / The Cowsills (1968) 3.Stop Right There / The Hollies (1967) 4.Traffic Jam / The Classics Ⅳ (1969) 5.Dismal Day / Bread (1969) 6.Behind That Locked Door / George Harrison (1970)7.The Old…

■■■幻の声・髪結い伊三次捕物余話:宇江左真理(文春文庫)

blue#3

■Blue Tuesday / Brian Short ポール・コソフやロッド・プライス(フォガット)がいたホワイト・ブルーズのブラック・キャット・ボーンズのvo、ブライアン・ショートのソロ「Anytjing For A Laugh」は71年にトランスアトランティックからリリースされた。音は…

blue#2

■Purple And Blue / Tommy Flanders トミー・フランダースの事を知ったのもきよさんのサイトだった気がする。アル・クーパーがいたことで知られるブルーズ・プロジェクトのvoで65年のデビュー作、「Live At The Cafe Au Go Go」(Verve)リリース前に脱退した…