2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
アルコール問題でカーワンを解雇したバンドは、アシュカンやアシュマン・レイノルズにいたボブ・ウエストン(g,vo)とまたテコ入れの意味で、他のメンバーの反対もあったらしいですが、元アイドルレース〜サヴォイ・ブラウンのデイヴ・ウォーカー(vo,harp)の参…
■Knockin' On Heaven's Door / G.T. Moore & Reggae Guitars('74)クラプトンよりも早くディランの"天国への扉"をレゲエ風味でカヴァーしたのはアーサー・ルイスではなく元ヘロンのGTムーア率いるレゲエ・ギターズでした。シューシャというイスラム系の女性シ…
バーズとくれば次はタートルズです。後のフロ&エディー(ハワード・カイラン&マーク・ヴォルマン)のキャラばかりが焼きついてしまってタートルズのグループイメージがぼやけてしまってますが、ディランの"悲しきベイブ"が最初のヒットになるなど、彼らも…
■I Hear You Knockin' / Smiley Lewis('55)もちろんデイヴ・エドモンズがラヴ・スカルプチャー解散後、自分ところ(Rockfield Studio)でコツコツ録音したカヴァーの方が有名ですが、オリジナルはニュー・オーリンズのスマイリー・ルイス(エドモンズのヴァ…
ファミリー解散後ロジャー・チャップマン(vo)とチャーリー・ホイットニー(g)が組んだユニットで「Streeetwalkers」というアルバムをリリース。そのれがこの後のバンド名になるのですが、チャップマン・ホイットニーでは、まだそこまでの(重心の低いファンキ…
ボブ・ウエルチ、ダニー・カーワンの二人のgをフィーチャーした時期の「Bare Trees」(枯れ木)はバッキンガム・ニックス以前の代表作とされてますが、個人的にはカーワンが不調(ストレートな曲ばかり書きすぎ)であまり買ってません。ウエルチはソロでも再…
■I Can Hear The Grass Grow / Blues Magoos('68)ムーヴの”I Can Hear The Grass Grow”のブルーズ・マグースによるカヴァー。僕はムーヴよりも先にこっちを知った覚えがあります。チープなオルガンがたまらないに魅力のブロンクス出身のガレージ・パンクです…
「MTV・アンプラグド」の特別番組の為に10年ぶりに全盛期の5人で集まったマックはこれで手ごたえを感じ、ライヴ活動を引退した(と当時言われてました)クリスティン以外の4人は再び一緒になってライヴを行うのですが、そのきっかけとなった「MTV・アンプラ…
さて今週から71年です。一発目はアイザック・ヘイズによるブラック・シネマ「黒いジャガー」のテーマ曲です。非常に濃厚な世界ですが執拗に繰り返されるカッティングとゴージャスなオーケストレーションがカッコイイ。シングルは#1になりました。https://www.…
Repriseに2枚あるサーティー・デイズ・アウトは、詳細不明のNY出身4人組です。僕はファーストの乾いた感じがジェームズ・ギャングを思わせて大好きなんですが、これはそれに続く72ねんのせかんdp
■Hear That Music / Poco('70)初期のポコの魅力はなんといっても元気よさというか躍動感です。まあみんな若いし。ティモシーがリードを取る"Hear That Music"もしかり。ライヴ盤の「Deliverin'」でしか聞けない(スタジオ・ヴァージョンはない)曲です。https:…
「ファンタスティック・マック」(デビュー作と同じく「Fleetwood Mac」なのでWhite Fleetwood Mac AlbumとクリスティンはライヴのMCで呼びました)に入ったクリスティン曲では一番好きな”Over My Head”です。アルバム・ヴァージョンはフェードインで始まりま…
インストゥルメンタルなのに「夜ヒット」に出るというのはこの人くらいでしょう(^^) ミカバンド〜サディスティックスからソロになって、ギター弾き限定の間での人気からもっと幅広い知名度を得た時期。テクニカルな事はわかりませんけど、ひたすら心地よさを…
■Sweet Summer Music / Attitudes('77)アティテューズの良さみたいなのは大学時代にはピンと来ず、この「Good News」も日本盤をすぐ手放してしまった事は今では悔やまれますね。"Sweet Summer Music"はハーモニカも軽やかなゴキゲンなやつです。voはポール・…
「Mirage」から5年経ってリリースされた(もうアルバム出してツアーやってソロ活動して、忘れた頃に再集合する、というバンドだという事がみんなに広まりました)「Tango In The Night」に入った最初のシングルで、リンジーが歌います。打ち込みを多用した音…
■Party Music / The Rhinestones('75)ファビュラス・ラインストーンズからラインストーンズへ。名前とメンバーが変われば音も変わる。ぐっとファンキーに現代的になったラインストーンズは。マーティ・グレッブに代わって後にオーリアンズのボブ・レインバッ…
今度はジェレミー・スペンサーが去り、新たに加わったのは旧知のクリスティン・マクヴィー(kb,vo)とアメリカ人gtrのボブ・ウエルチ(g,vo)でした。ウエルチは黒人リズムセクションとヘッド・ウエストと言うバンドで1枚仏VogueにLPを残しています。昔の本でソ…
フランピイは、ハモンドオルガンとインガの男勝りの(という表現が当時あふれてたでしょう)パワフルなvoをフィーチャーしたドイツのハードロックで、デビュー当時はgなしの編成だったそうですが「2」('71)の時点でgが新加入しています。動画はBeat Clubから…
12月に出たウィザードの#8まであがったヒット。これはもうコントです!https://www.youtube.com/watch?v=rv3tyiCaA1k
■Party Girl / Linda Ronstadt('80)クリトーンズのマーク・ゴールデンバーグをフィーチャーしNew Wave路線に転じたリンダ・ロンシュタットの「Mad Love」に入ったコステロ曲。オリジナルはイマイチパッとしなかった印象でしたが、このリンダのヴァージョンは…
ジェネシスのフィル・コリンズもいた事があるテクニカルなジャズロック集団ブランドXの「Masques」('78)から。ロビン・ラムレイ(kb)、パーシー・ジョーンズ(b)、ジョン・グッドソール(g)、モーリス・パート(perc)そして多忙なコリンズに代わってチャック・…
エルトン・ジョン今日誕生日だそうです。ライヴ・ヴァージョンでの"Benny And The Jets”は昔から大好きな曲。https://www.youtube.com/watch?v=p5rQHoaQpTw
「Then Play On」('69)の後それまでフロントに立っていたピーター・グリーンは脱退、続いて中心となったのはスライドgの名手、ジェレミー・スペンサーでした。グリーン時代末期にいたりいなかったりが多かったスペンサーの事を3人目のgtrダニー・カーワンが…
セブン、第10話 「ウルトラセブン」を代表する宇宙人として、「ウルトラ怪獣図鑑」(大伴昌司)の表紙にも選ばれたイカルス星人をフィーチャーした1本。少年が「24時間座ったまま動かない」怪しい隣人に気付く導入部、シュールな四次元空間、無表情な山本廉(こ…
フォーク・ロックというのはフォークっぽいロック、という意味でもつかわれますけど、いわゆる「フォーク・ロック」とはフォークっぽい硬派な歌詞の歌をロックビートに乗せて歌ったバーズみたいなものを指しますね。歌詞の事はすぐに社会性を持つものとは限…
「Tusk」の後のメンバーのソロ活動の成功で、バンドはそのままフェイド・アウトするかと見せて82年突然リリースされた「Mirage」です。ここに入った”Wish You Were Here”は、なんとストーン・ザ・クロウズのコリン・アレンとクリスティンの共作で、いにしえ…
■We'll Start The Party Again / Bernadette Peters('65)バーナーデッド・ピーターズと聞いてピンとくる方は、60'sガールズのマニアか、70's映画ファンでしょうねえ。「ロンゲスト・ヤード」では、情報流す代わりにバート・レイノルズの肉体を要求する看守の…
ガレージで父さんと父さんに似たものが一緒にいるのを見つけた。しばらくしてキッチンに現れたのは似たものの方だった... まるでジャック・フィニィの「盗まれた街」的。(「時間飛行士へのささやかな贈り物」より)
イエス時代は共演しなかったビル・ブラフォード(ds)とパトリック・モラーツ(p)が組んだモラーツ・ブラフォードはアコースティックなムードで、ブラフォードがクリムゾンの合間の息抜きにピッタリのリラックスした感じです。モラーツが軽快にピアノ弾きまくる…
スティーヴィー・ニックスが2枚組「Tusk」で書いた5曲はどれも印象的でして、一番有名なのはセカンド・シングルとなった”Sara”でしょう。アルバムでは6分を超えるナンバーをシングルでは4分台に編集。アルバム・ヴァージョンとシングル・ヴァージョンは違う…