女たち
マーサ・ヴェレズ(Martha Velez)はてっきりイギリス人かと思ってましたが、NY出身のブルーズ系女性シャウター。どういう流れで69年のデビュー作「Friends And Angels」二杏奈メンバーが集まったのかは不明ですが、クラプトン、ジャック・ブルースの元クリ…
ラヴド・ワンズ(Ruv'd Ones)は66年ごろにミシガン周辺で活動してたガールズ・ガレージ・バンド(ラナウェイズが世界初のガールズ・バンドとか書いてる「乱暴な」人もいますがそれは全くのウソです)で99年にSundazedからシングル(トレモロズを名乗っていた…
ルネッサンスが来日してるそうでFB友の書き込みで知りました。アニー・ハスラムは第2期からの参加とはいえ長いキャリアがあります。正直オーケストラがからんだ大げさなやつは興味の対象外なのですが、部分部分でものすごく好きな曲があります。動画は90年の…
ちょっとソウル系でいきます。タミー・リン(Tammi Lynn)はニュー・オーリンズ出身のソウルシンガーで、ドクター・ジョンのバックで歌ってた人。ストーンズの「Exile On Main Street」では御大ドクター、シャーリー・グッドマン(シャーリー&カンパニーの人ね…
78年にUAに1枚LPを出して消えたジョアン・マッケル(Joanne Mackell)の事なんで覚えてる人いるでしょうか。背の高いパンツルックの女性のポートレイトのジャケット。大半が自作のsswですが音は骨太のロックンロール。ダック・ダン(b)、エド・グリーン(ds)らが…
連動企画になります(^^) カナダ出身の女性シンガー、シャンタール・クレヴィジアックは、90'sアーティストらしく映画のサントラがらみの仕事も多いのです。映画「アルマゲドン」でPP&Mのカヴァーをやってた事を覚えてる方もいるかもしれません。僕はこの人の…
ハスキーな歌声の独特の雰囲気を持った70'sのソロが有名なキャロル・ベイヤー・セイガーは、60'sにトニ・ワインと共作した”Groovy Kind Of Love”がマインドベンダーズに取り上げられて注目されたソングライターでもありました。さらに遡ると、64年にキャロル…
マコピーさんが挙げてたんで便乗。後期Bearsvilleレーベルを彩った一人がエリザベス・バラクラフでした。ニュー・ウェイヴ世代のボニー・レイットというような感じもありました。ファーストではポール・バタフィールド(BFだったという話もあります)も参加…
70's後半にビクター=Virginから生産限定品でレイディ・ジューンの「堕落詩人」が再発された時ものすごく迷った事を覚えてます。まあポエトリー・リーディング中心のアルバムなのですが…ロバート・ワイアットのアパートの大家でカンタベリーの音楽にもかかわった…
今日お誕生日だそうですね。デビュー作をリアルタイムで体験し、東京音楽祭やセイコーのCMをTVでみた世代としてはこの天才少女の行く末は恐ろしかったなあ。何年か前火久々のカムバックのライヴも話題になってました。で貼るのはCMでの"ヘヴィな人たち"(=ロ…
Vertigoに2枚LPがあるキャタピラのvoです。歌はどっちかと言うと不安定でフォーク系の人がジャズロックを苦労して歌ってる印象です。ここのロバート・カルヴァート(sax)はホークウインドの人とは別人です。バンド名は青虫の意味で、"Tumbleweed"の入ったこの…
ウェンディ・ウォルドマンの初めて聞いた1枚はsswからロック寄りになった「Strange Company」('78)でした。当時日本盤LPリリースをワーナー・パイオニアは全くせず、それがゆえに現在までウェンディの認知度は極めて低いです。リンダ・ロンシュタットが「Mad…
リッキー・リーの最初の2枚はやはり格別な感じ。最初の「浪漫」は今のエディオンが栄電社を名乗ってた頃の輸入レコード屋のエスミーで、スーパートランプの「Breakfast In America」と一緒に買った事、2枚目の「Pirates」は、大学に入って新潟で友人を丸めこ…
80'sのスウェーデンの女性シンガー、ヴェルナ・リンドは「John Barry meets New Wave」とか言われてましたが女スパイと言うイメージを上手く利用した人。Compact Organaizationというトト・テイラーのレーベルからリリースされました「Shiver」('83)は、ピチ…
カナダのホームタウン・バンドのvo&violin。出会いはFM・ステーション誌に長門芳郎さんが書いてた新着輸入盤のコラムで、ハードなカーラ・ボノフと紹介されてた「One Step Ahead」('81,A&M)でした。いいなあと思ったタイトル曲他3曲は残念ながらつべにはなく…
ガールズ・バンドのファニーのkbだったニッキー・バークレイはジョー・コッカーのマッド・ドッグス&イングリッシュ・メンのコーラス隊出身です。そこからもわかりますがファニーは、4人のガールズが集まってますが、グラムロック的なバンドと言うよりももっ…
https://www.youtube.com/watch?v=1tatoOZ2-uw
ブレンダ・パターソンと言えばPlayboyから出たソロが有名でしょうか?そのスワンプ風味からややマイルドになってカントリーっぽさを増したのが、クーン・エルダー・ブレンダ・パターソン・バンドです。77年にMercuryから出た唯一のLPはBig PinkからCD化されて…
リタ・クーリッジの姉でブッカー・T・ジョーンズ夫人のプリシラ・クーリッジ(ジョーンズ)は白人ですが、ゴスペル風のパワフルな歌声を聞かせる人。ブッカーT&プリシラとしてA&Mに何枚か共作のアルバムがあります。"Layla"の後半の元ネタとして知られた"Ti…
引退が報じられたジョーン・バエズですけど、朗々とした歌声はポップフィールドに移ってからも印象的です。個人的に一番フィットするのは「Diamond And Rust」('74)で、ポップ、ロック、ソウル、ジャズに接近し、ジョニ・ミッチェル的な世界に入ってますがバ…
フィル・スペクターのPhillesをメインレーベルとすると、傍流系のPhi-danから出たボニー&ザ・トレジャーズの”Home Of The Brave”です。バリー・マン&シンシア・ウェイル夫妻が書いたスペクタータッチのガール・サウンド。ボニーことシャーロット・マセニー(オ…
ブラック・オーク・アーカンソーと一緒に活動する事が多かったルビー・スターは、BOAの"Jim Dandy"も甲高いvoを聞かせていますが、75年にCapitolと契約しグレイ・ゴーストを率いて3枚のLPを出してます。見た目も怖そうな感じで好みではないんですが、ポール…
詳細不明で77年のMyrrhから1枚出してる英国の女性シンガー。Myrrh(マー)と言うレーベルはクリスチャン・ミュージックの会社なんで、そっち系の歌を歌った人でしょう。ストリングスやオーケストラをバックに歌いあげるMORですけど、こういうの苦手なはずな…
60's英ガールズの玉石混交のコンピを聞いてると、十代、二十代のシンガーでも年の割に大人びた表現力の人も数多い(みんながみんなアイドル的なスタイルではない)事に気づきます。当時の日本にもそういう人たちは多くはないまでも少なからずいたわけですけど…
ラテン・ロックのアズテカのkb奏者でシンガーでもあるウェンディ・ハースの名前を知ったのは鈴木茂の「Band Wagon」でした。誤植の多かったパナム(クラウン)盤のクレジットを読んで(サンタナのダグ・ロウチ(Rouch)がRanchになってたり…)いろいろ調べたの…
ウォルター・ヒル監督の傑作アクション映画「ストリート・オブ・ファイア」でマイケル・パレのいい相棒になってた女兵士?のマッコイを演じた女優エイミー・マディガンは、70'sにはジェリーと言うグループでAsylumに1枚残しています。ロックではなくポップの…
ブライアン・エプスタインが手掛けた60'sのマージー・ガールですが、ビートガールには程遠くMOR的な曲を歌っていて、可愛らしいのにオバハンくさいなあ、というのが昔からの印象。この路線ではジャッキー・トレントやペトゥラ・クラークにはかないません。け…
もう10年以上前の作品になってしまった「Tim's House」でデビューしたイギリスのフォーク系ssw、ケイト・ウォルシュです。当時ミュージック・マガジンの輸入盤紹介で知って激賞のコメントに共感して聞いてみて気に入った人。同名の女優?がいるので検索には…
フランピイは、ハモンドオルガンとインガの男勝りの(という表現が当時あふれてたでしょう)パワフルなvoをフィーチャーしたドイツのハードロックで、デビュー当時はgなしの編成だったそうですが「2」('71)の時点でgが新加入しています。動画はBeat Clubから…
女性シャウターで誰かいる?とTakahashiさんに聞かれ、思い出したキャロル・グライムズ。アンクル・ドッグ時代のナンバーを行きましょう。くしくも本日命日のポール・コソフのgをフィーチャーしています。サザンソウル的なこのナンバーの盛り上げ方は、ジョ…