2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【ウィンウッドの50曲】14・ At Times We Do Forget

近作「Nine Lives」(08)は、話ほど僕にはピンとこなかったのですけど90'sのSWよりはずいぶん若々しい印象を受けます。” At Times We Do Forget”は、ポール・ブースの軽やかなfluteは、トラフィック時代の盟友の故クリス・ウッドを思い出します。bassパートは…

【名曲リレー250】be#3

■Be Yourself Be Real / Al Kooperとにかくいつも"Jolie"ばかりと言う風潮には事あるごとく反発してます。アル・クーパーの「Naked Songs」問題。で"Be Yourself Be Real"です。ゴスペル風味でじわじわ盛り上げるいい曲だと思います。歌は相変わらずヘロヘロ…

【名曲リレー249】be#2

■I Wanna Be Loved / Elvis Costello & The Attractions最近はずいぶんごぶさただけど、僕にとって「Punch The Clock」から「King Of America」あたりはよくコステロを聞いてました。ラジオからフツーに流れてたし、積極的に過去のカタログを聞こうとしても…

【木曜は1968年もの】スティーヴ・ミラー・バンド

【木曜は1968年もの】1910フルーツガム・カンパニー

【木曜は1968年もの】リチャード・ハリス

リチャード・ハリスといえば今ではハリー・ポッターの〜と言う方が通りがよいか(見たことないが)?イギリス人の俳優で、僕的には「ジャガーノート」、「殺し屋ハリー」、「カサンドラ・クロス」、「ワイルド・ギース」あたりを思い出す名優です。そしてポップ…

恐怖の愉しみ【上】

043:消えちゃった:A.E.コッパード 044:防人:H・R・ウェイクフィールド 045:ブライトン街道にて:リチャード・ミドルトン 046:ラント夫人:ヒュー・ウォーポール創元推理文庫'85、平井呈一訳(「こわい話・気味のわるい話」(牧神社'74)) 44は圧巻の結…

【名曲リレー248】true#3

■Be True To You / Eric Andersenエリック・アンダースンの話。sswの傑作「Blue River」をリリースし、次作のマスターテープが火事で焼失(後に発見されCD化)、失意のうちに再録音した「Be True To You」を出した頃にはsswのブームは終わってたと言う悲劇。…

【名曲リレー247】true#2

■True Love Is Hard To Find / Bonnie Raitt80'sの音楽シーンが古くからやってきたヴェテランにとってかなり厳しい時代だったことは、知られてます。ボニー・レイットは「Nick Of Time」('89)でカムバックしますが、86年の「Nine Lives」を最後に長年在籍し…

【ウィンウッドの50曲】13・Night Train

"While You See A Chance"に続いてセカンドソロ「Arc Of A Diver」からシングルになった”Night Train”は東芝EMI盤LPのライナーで小倉エージさんが書いてた、「夜の闇を走り続ける列車は、東西ヨーロッパを結び、ヨーロッパの終末観を浮き彫りにする」みたいな…

【水曜はさっきまで聞いたことなかったもの】ビーンズ

これは正確ではないなあ。何曲かは聞いたことあるのですが、レーベルもAvalancheだし(ほかにはBoderlineしか知らん)72年の唯一作はポップなジャケとは裏腹なssw的な1枚。調べたら西海岸の4人組らしいです。先日訪れた奈良さんの個展で、このジャケ見つけた時…

【ウィンウッドの50曲】12・Rainmaker

トラフィックの六角形ジャケの1枚目「The Low Spark Of High Heeled Boys」('71)に収められた"Rainmaker"は、クリス・ウッド大活躍のナンバーで前半は軽やかなflute、後半はフリーキーなsaxといい味を出します(その間ちらっと顔を出すリック・グレッチのviol…

【名曲リレー246】light#3

■True To The Light / Starcastleイエスそっくりという事よりもめくるめくシンセの嵐にハイトーンな歌声(つまりイエスってことか(^^))の部分にスターキャッスルに関しては惹かれます。この「Fountain Of Light」('77)はリアルタイムでラジオから流れて(「…

【名曲リレー245】light#2

■Light Shine / Jesse Colin Young西海岸と紹介される事も多いジェシ・コリン・ヤングは元々東の出身で、西海岸へやってきて自分たちのレーベルRaccoonを作ってWB傘下から数枚ヤングブラッズとして出しています。その後ソロになって3枚目にあたる「Light Shi…

【火曜はカヴァー曲のカ】Midnight Cruiser

キャパビリティ・ブラウンって正直よくわからないのですよ。コーラス・グループでありヘヴィなプログレ・バンドでもある感じ。レアバードのカヴァーをやってましたが、今日はセカンドの「Voices」(一瞬クチビルゲと言うバロムワンの怪人を思い出します)に…

【ウィンウッドの50曲】11・I'm Blue

Islandレーベルの社長クリス・ブラックウェルはSDGを何とか売り出そうと画策していまして、自身造詣が深いレゲエのジャッキー・エドワーズのナンバーをカヴァーさせてヒットに結びつけました。デビュー作「Their First Album」('66)に入った"I'm Blue"は"Gong …

【名曲リレー244】world#3

■The Light That Has Lightend The World / George Harrisonジョージ・ハリスンの「Living In The Material World」('73)に収められた”The Light That Has Lightend The World ”は、元々はシラ・ブラックの為に書かれた曲だとか。ゆったりとしたテンポとスラ…

【名曲リレー243】world#2

■World In Changes / Dave Masonトラフィック時代は、リーダーのスティーヴ・ウィンウッドとは明らかに質感が違った曲を書き、それもあってか脱退、復帰を繰り返していたデイヴ・メイスンは。いち早くアメリカの南部志向を打ち出したイギリスのアーティスト…

【月曜西海岸】ジョニ・ミッチェル

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カナダ出身のジョニ・ミッチェルがカリフォルニアに住み始めたのはいつだったでしょうか。ローレル・キャニオンのジョニの家はCSN&Yら親しい友人たちの創作のインスピレーションの場であり愛をはぐくんだ場所でもありました。他にもバーズ、バッファローなど…

【ウィンウッドの50曲】10・No Time To Live

10曲中5曲で歌う(1度脱退して出戻った)デイヴ・メイスンをフィーチャーしたセカンドの「Traffic」('67)はメイスン期の代表作です。当然SWと火花の出る様なエゴのぶつかり合いがあったと予測されるのです。ファーストにあった楽しさいっぱいのサイケデリック…

【名曲リレー242】brand new#3

■Brand New World / National Head Bandカーヴド・エアー、ラルフ・マクテル、グリーンスレイドなど英Warner Brosには数少ないですが、魅力的なアーティストが所属していました。このナショナル・ヘッド・バンドもそうです。71年に唯一のLP「Albert One」を…

【名曲リレー241】brand new#2

■Brand New Key / Melanieメラニーというと「変な声の童顔の女性フォークシンガー」的なイメージがあります。初めてメラニーの歌声を聞いたのは「Woodstock2」に入った"Beautiful People"でしたが、かすれた声と少女みたいなルックスにギャップがありました…

【日曜はレココレ・ナウ&ゼン】2004/06号

無作為で棚から取ったのは04年6月号なり。映画「永遠のモータウン」に合わせた60年代のMotownレーベル特集。資料性はそこそこ高いのですが、例によって僕がそれをあまり生かせてないかなあという気もします。でもこういうのはうわべのヒット曲しか知らない僕…

【ウィンウッドの50曲】9・Valerie

ヴァレリー・カーターの事を歌ったといわれてる"Valerie"はソロ第3作「Talking Back To The Night」('82)に収録されたシングルですが、アルバム全体に覇気がなくほとんど聞きません。一人で全部演奏するというスタイルに飽きてきたのかもしれません。ただ87…

【名曲リレー240】waltz#3

■Brand New Tennessee Waltz / Jesse Winchester4面同じ写真の見開きジャケが圧倒的だったジェシ・ウィンチェスターのファースト。日本ではssw系の幻の名盤としてこのファーストが,prodのロビー・ロバートソンのこともあって、一部で大きく(^^)取り上げられ…

【名曲リレー239】waltz#2

■Hollywood Waltz / The Eagles「One Of These Nights」でバーニー・レドン主導の曲ながら、ドン・ヘンリーによって歌われるいわくつきの曲が"Hollywood Waltz"です。このアルバムを最後にレドンはバンドを去るのですが、ブルーグラス風の壮大なインスト"Jou…

【土曜80's】スティーヴィー・ウッズ

急に思い出したこの曲、当時ラジオでよくかかってました。スティーヴィー・ウッズの81年のヒットです。今回初めて気付いたのですがこの人黒人だったんだ! アーバンなAORというとこういう曲思い出します。途中"Your Smiling Face"っぽいところがあってニヤリ…

【名曲リレー238】country#3

■Old Country Waltz / Neil Youngスティルス・ヤング・バンドが予定通り暗礁に乗り上げると、ニール・ヤングはカントリーっぽい内容の新作をレコーディング。オクラ入りになっていた旧作「Homegrown」(でしたっけ?)からチョイスしたB面を加えたのが「Amer…

【名曲リレー237】country#2

■Country Line Special / Cyril Davies R&B All Starsシリル・デイヴィーズ・R&B・オールスターズは、英R&Bの父シリル・デイヴィーズのバンドです。デイヴィーズはイギリスではじめてブルーズ・ハーモニカを吹いた白人との事です。62年にR&B・オール・スター…

【ウィンウッドの50曲】8・I Want To Know

僕の初ウィンウッドは、意外とこの曲かもしれません。中学の頃友人から借りた「History Of Eric Clapton」というアンソロジーに入ったエリック・クラプトン&パワーハウスの”I Want To Know”。実態はクラプトン(g)、ジンジャー・ベイカー(ds)、ポール・ジョ…