【名曲リレー243】world#2
■World In Changes / Dave Mason
トラフィック時代は、リーダーのスティーヴ・ウィンウッドとは明らかに質感が違った曲を書き、それもあってか脱退、復帰を繰り返していたデイヴ・メイスンは。いち早くアメリカの南部志向を打ち出したイギリスのアーティストでした。クラプトンをスワンプロックに導いた一人ですがそういう事をもっと評価して欲しいなあ。最初のソロは、トミー・リプーマのBlue Thumbから出た「Alone Together」。リオン・ラッセル一派をバックにした英国産スワンプですけどアメリカナイズ度はずいぶん高い。"World In Changes"は、親しみやすいメロディが印象的なナンバーですけど、この親しみやすいメロディと言う部分が後年、メイスンの価値を下げたような評価につながってるのが残念です。