2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧
JAのピークはやはり「Volunteers」だと思います。政治的なものを含むメッセージ性も一番高い。CS&Nのファーストでも歌われた"Wooden Ships"はクロスビーの所有していたヨットがそもそものヒントになっていたということです。https://www.youtube.com/watch?v…
「Living In The USA」('78)からのウォーレン・ジヴォン作品。ねばりつくような演奏と拮抗するリンダのvoが素晴らしいのです。コーラスは"Just One Look"のコンビーパトリック・ヘンダ―スンとシャーリー・マシューズです。https://www.youtube.com/watch?v=f…
■First Time Love / Livingston TaylorJTの弟、リヴの最大のシングルヒットが80年のこの曲です。レーベルがEpicということもあって日本ではAOR風味で売り出されてました。キャッチーなメロディーで派手派手な押し付けがましさがないのですけど、この人の持ち…
■First Light / Camelリチャード・シンクレアが参加した事でぐっとキャラヴァン度があがったキャメルの「Rain Dance」('77)の1曲目です。百戦錬磨のメル・コリンズも参加して演奏力も強化されています。このインストはムード・プログレと揶揄(例によって渋谷…
「Get Closer」にはジム・ウェッブ曲が2つあって、その1つがこの"Easy For You To Say"でサードシングルとしてカット。最高位54位と奮いませんでしたが、独特のアダルトなムードが眩しい。とりわけエンディングのスキャットにはぐっときます。 https://www.y…
あちこち色々聞くんでなんでも好きだと思われてる様ですが、一番苦手なのはこういうグリーンスレイドみたいなタイプです。オルガンやシンセやメロトロンの音は好きですけど、目まぐるしく展開が変わるこの手のやつはなかなか疲れます(カンタベリー系は全然OK…
カーラ・ボノフを見出したといっても過言ではない「風にさらわれた恋」の3曲の1つです。コーラスでカーラとウェンディ・ウォルドマン。そしてケニー・エドワーズ(b)とアンドリュー・ゴールド(kb)ですから。ブリンドルの4人が顔を合わせた事になります。カーラ…
■The Day The Lights Went Out / Genesis78年のシングル"Many Too Many"のB面に入った2曲の未発表曲はなんてゴーカなんだと思いました。3人になって創作意欲がさらに増したのかポップで英国的で従来のファンでも楽しめるコンパクトな曲を量産しています。"Th…
■Light Shine / Jesse Colin Young70's半ばジェシ・コリン・ヤングをよく理解してた人たちはヤングブラッズからのシンパで、なかなか新参者が入る隙間はなかったような感じです。東から移動して西に来た事は置いといても、いわゆる西海岸の面々よりも知性的…
エドガー・ウィンターのホワイト・トラッシュの1枚目に入った”Dying To Love”は渾身のバラードですが、これをスコットランドのメイ・マッケナ(コントラバンド)のヴァージョンで。Transatlanticから出たこのソロはジョン・レノンの”Imagine”もカヴァーする…
■Shine On / BadfingerApple時代の音源が軒並み廃盤で手軽に聞く事が出来なかった頃、Warner Bros時代の2枚は楽に聞けて、Edselから出たベストも買いましたし、2枚ともいち早くCD化されたりしてましたが、決まって「古参の識者たち」のいう「Apple時代に比べ…
■I Know The Sun Don't Shine / The Rumbledown Bandディランの"やせっぽちのバラード"のリフを借りたこの曲は、フランキー・ミラーが3枚目の「The Rock」('75)に入れるアンディ・フレイザー曲ですが、このヴァージョンはポール・コソフのコンピ「Blue Soul…
ブルース・スプリングスティーンのカヴァーとなる”Across The Border”はエミルー・ハリスとの「Western Wall」('99)から。何とこの曲でgを弾きハモるのはアンディ・フェアウエザー・ロウで、いったいどんなつながり?ハーモニカはすぐわかるニール・ヤングで…
天下のロビン・トロワーもそういうくくりではシングルヒットが”Caledonia”のみの一発屋になります。76年の「Long Misty Days」に入ったファンキーなナンバー。ジム・デューワーのvoもよいのです。最高位82位。https://www.youtube.com/watch?v=Ip4lmBf5r90
■Who Loves The Sun / Velvet Undergroundダグ・ユール色が濃くなったヴェルヴェット・アンダーグラウンドの4枚目「Loaded」のオープニングとなったフォークロック。あっけらかんとした明るさが地下道への階段から何かが湧き上がってくるジャケットのイラス…
■Set The Controls For The Heart Of The Sun / Pink Floyd「神秘」という邦題がついた68年のピンク・フロイドのセカンドは、シド・バレット在籍のままデイヴィッド・ギルモア(g)が加わった5人体制の唯一の作品。とは言ってもレコーディング時にバレットは脱退…
ホイト・アクストン作の”Lightning Bar Blues”はスワンプウォーターがバックを付けた泥くさいカントリーロック。スワンプウォーターがバックをやってたのはビッグ・サー・フォーク・フェスに出てた頃なんでCapitol時代の70年頃かなあ。これも99年のボックス…
ジャケットがやらしー、ママズ・アップル・パイとごっちゃになります。サム・アップル・パイは、パブ・ロックのヘルプ・ユアセルフのメンバーがいたと言う認識だったのですがなかなかカッコイイではないですか!ブルーズ・ロックの範疇で語られるバンドです…
「Get Closer」に入ったニュー・オーリンズ・テイストの軽快な"People Gonna Talk"は、作者の一人にリー・ドーシーがクレジット。こういう曲もお手のも野といった感じが楽しいです。寄せ集め感が強い「Get Closer」も見方を変えればスーパー五目味です。http…
デラニー&ボニー解散後リリースされたボニーの初ソロ「Sweet Bonnie Bramlett」('73)は、クレジット類ないんで詳細不明ですがローウェル・ジョージ風のスライドは聞こえます(フィートとかAWBをバックという噂もある)。一度CD化されましたがその時のがして今…
■Devil In His Heart / The Donaysビートルズがセカンドで取り上げた"Devil In Her Heart"のオリジナルがドネイズのこれ('62)。この曲以外ほとんど知られていないデトロイトのガール・グループを見つけ出したのはジョージ・ハリスンだったそうです。https://…
■Victim Of Broken Heart / Aldo Novaアルド・ノヴァはほとんどこの曲しか知らないけど、メロディアスなハードロック(とは言わんか?)の名曲であります。あちこちで聞いたことあるようなフレーズがちりばめられてはいますが。83年の「Subject」に入ってまし…
エド・サンフォードとジョン・タウンゼンド(vo)と2人のkb奏者の名前をつけながら実質は6人組のバンドで、デビュー作はサンフォード・タウンゼンド・バンド名義でした。デビューヒットの"Smoke From A Distant Fire"('77)はキャッチーなポップ・ロックで一瞬…
Q、第22話 野村浩三、と聞いてピンと来るのは僕の様な特撮映画俳優ファン(怪獣の造形やストーリー、世界観以上に特撮俳優に惹かれるのです)でしょう。東宝特撮映画の主演は「大怪獣バラン」だけですが、新聞記者、自衛官、軍人と名脇役でした。その彼がモルフ…
「Music From Free Creek」('73)というかなりあやしい未発表音源やジャムセッションばかり集めたオムニバスがありますが、ここに「Silk Purse」に入った”He Darked The Sun”の別ヴァージョンが入ってます。曲はディラード&クラークのものですが、ここでのバ…
リンダのボックスは99年と、今から思えば結構早い時期にリリースされました。レア曲も思ったより少なく不満でした。今の視点でもう一度編み直して欲しいなあというのが本音です。そこに入った"Falling Star"はカーラ・ボノフのファーストに入った曲で78年録…
マン、第21話 FBFの赤田さんがお好きなエピソードとか。ケムラーが毒ガス吐きまくる回でイデが考案した新兵器マッドバズーカの登場、ホシノ君のビートル発進、アキコ隊員のパジャマ姿、戦車とケムラーと戦いなど結構見どころ多し。ケムラーの造形はガマクジ…
このバンドのファーストはRepertoireから出たCDで知りましたが69年だったんですね。この曲聞くとモッズ系のR&Bっぽい感じですがそういう曲ばかりではなくちょっとよくわかりません。サイケっぽい味わいはあまりないのです。バンド名通りジョン・モーガン(kb,…
■Victim Of Romance / Michelle Phillipsママス&パパス解散後女優業を歩んでたミッシェル・フィリップスが77年に出した初ソロ「Victim Of Romance」は、昔懐かしい60'sのガール・サウンドを77年の感覚で再構築した1枚。ジャック・ニッチェとムーン・マーテ…
■Victim Of Love / The Eagles拡大ヴァージョン(といっても同時期の未発表ライヴ)がもうすぐ出る「Hotel California」から”Victim Of Love”。本当はフェルダーが歌いたかったのだけど、マネージャーがフェルダーを飯に連れてく間にヘンリーが完璧に歌った…