人たち

【土曜はColumbiaの人たち】11・カンサス

ドン・カーシュナーのKishner(アーチーズとかジェームズ・ダーレン、ニール・セダカらがいるこのレーベルの唯一のロックバンドでした)からのリリースとなった70'sのカンサスです。この「Song For America」('75)はブレイク後日本でもアルバムが出たような記…

【土曜はColumbiaの人たち】10・S.S.フールズ

全く知らんかったのですがS.S.フールズはTOTO以前のボビー・キンボール(vo)がいたバンドとの事です。僕はスティルスのColumbia時代の作品”First Thing First”を取り上げてるんで挙げたのですが、ちょっと弱いですねえ。日本盤LPもでてたようです。https://ww…

【土曜はColumbiaの人たち】9・ビル・クエイトマン

この人の事はほとんど知りません。よくあるフォーク系のsswかなあと思ってたら73年のデビュー作(Columbiaからはこの1枚だけで次からはRCAへ)「Bill Quateman」に入ったシングルの”Get It Right On Out There”にやられました。力強くシャープなアコギを使っ…

【土曜はColumbiaの人たち】8・ジョニー・ウィンター・アンド

ジョニー・ウィンターがマッコイズと合体して生まれたジョニー・ウィンター・アンドのデビュー作「Johnny Winter And」('70)はノーマン・シーフによるモノクロのジャケットがカッコイイ1枚です。意外なトラフィックのカヴァーも渋いのです。はやくもデリンジャ…

【土曜はColumbiaの人たち】7・ボニー・ブラムレット

デラニー&ボニー解散後リリースされたボニーの初ソロ「Sweet Bonnie Bramlett」('73)は、クレジット類ないんで詳細不明ですがローウェル・ジョージ風のスライドは聞こえます(フィートとかAWBをバックという噂もある)。一度CD化されましたがその時のがして今…

【土曜はColumbiaの人たち】6・エディー・マニー

ビル・グラハムのウォルフガング・プロダクションからデビューした(だから79年のサンタナ公演の前座がエディ・マニーだったんだ)エディ・マニーは元警官と言う話ばかりが伝わってくるのですが、デビュー盤はポップなロック・ヴォーカルで結構心地いい。"Ba…

【土曜はColumbiaの人たち】5・マウンテン

70年代初期のColumbiaのイメージってサンタナ、シカゴ、BS&T、ジョニー・ウィンター、ジャニスです。そのメンツにマウンテンもしっかり入ってました。初マウンテンは片面スタジオ、片面ライヴの[Flowers Of Evil」でした。レズリー・ウエストのダイナミック…

【土曜はColumbiaの人たち】4・パヴロフス・ドッグ

デイヴィッド・サーカンプ(Rolling Stone誌には「ブルー・オイスター・カルトが笑気ガスを浴びたよう」と評された)の特異なvoをフィーチャーしたNY出身のパヴロフス・ドッグの犬ジャケファースト('75)はABCから出たのですが後にColumbiaから。日本ではリア…

【土曜はColumbiaの人たち】3・マッチング・モウル

ソフト・マシーンを辞めたロバート・ワイアットがデリヴァリーのフィル・ミラー(g)らと組んだ4人組がマッチング・モウルです。バンド名はソフト・まし-ンの仏語読みマシン・モルから来てるとの話。かなりフリーフォームのジャズ・ロックで、1枚目にはこの世…

【土曜はColumbiaの人たち】2・ブルー・オイスター・カルト

中身は別にして大好きなジャケットがブルー・オイスター・カルトのファーストです。都市(まち)のハードロックと言う印象をすごく受けますね。 ”Cities on Flame with Rock and Roll”は、シングルカットされました。https://www.youtube.com/watch?v=0OBs6S…

【土曜はColumbiaの人たち(新)】1・ハリケーン・スミス

人たちシリーズ復活させました。メジャーレーベルなんでなんでもありだぞ(^^) 初期のピンク・フロイドのprodだったノーマン・スミスがハリケーン・スミスの名前で録音した一連の作品はノスタルジックなオールドタイムものでして、時流に乗ってアメリカでもヒッ…

【Epic76年の人たち】16・ココモ

グリース・バンドのメンバーやメル・コリンズがいたからファンキーと言ってもブリティッシュ・ロックの範疇だろうと高をくくってましたら、本格的な白人ソウルだったのでびっくりしたココモです。76年にはセカンド「Rise And Shine」が出てこっちの方がもっ…

【Epic76年の人たち】15・REOスピードワゴン

キャリアの長いバンドですが、一皮むけた感じがしたのは76年の「REO」です。実際このアルバムをプロモートした2枚組のライヴでREO体験をした僕にとっては、スタジオ・ヴァージョンとライヴ・ヴァージョンの違いはありますがなじみ深いです。その中ではやはり…

【Epic76年の人たち】14・スターキャッスル

まんまアメリカのイエスといった雰囲気だったスターキャッスルもデビュー作は76年。voのテリー・ラトルは元REOスピードワゴンと言うのが信じられませんでした。 個人的には次の「Fountains Of Light」が好きです。https://www.youtube.com/watch?v=sSZepYc21…

【Epic76年の人たち】13・ヒートウェイヴ

このファンク・バンドと言えばまず"Boogie Nights"ですね。シンセのトーンが好きでしたし、ヘザー・グラハムが出てた同名映画(米ハードコア業界の裏話)を思い出します。https://www.youtube.com/watch?v=r8tW1cQtsw0

【Epic76年の人たち】12・ラス・バラード

アージェントのメンバーでソングライターとしても有名なラス・バラードですが、レインボウやヘッド・イーストがカヴァーした"Since You Been Gone"が入ったセカンドソロ「Winning」が76年リリース。タイトル曲は後にサンタナがカヴァーしています。https://w…

【Epic76年の人たち】11・ワイルド・チェリー

ワイルド・チェリーは、オハイオ出身で、"Play That Funky Music"はめちゃくちゃ流行ったけど、そのあとなかなか続かず消えていった白人ファンクです。https://www.youtube.com/watch?v=SFiv9M577a4

【Epic76年の人たち】10・アップ

ジェフ・ベックがBBA解散後「Blow By Blow」を手掛ける際に、試験的にいろいろ試した際の相手がアップ(Upp)でした。白人ファンキーロックとして2枚出してます。セカンド「This Way」でジェフ・ベックが参加したのは2曲だけですが、未発表のセッション音源を…

【Epic76年の人たち】9・チャーリー・ダニエルズ・バンド

カントリーロックは好きですけど、一口に言っていろんなスタイルがあるので、チャーリー・ダニエルズの様な感じはちょっと苦手なのかも?と思って聞き出したら、そうでもない曲もありました。76年の「Saddle Tramp」からです。政治的信条が白人カントリーのが…

【Epic76年の人たち】8・ボストン

明らかに新しい世代の人たちと言う印象だったボストンは、メロディアスでわかりやすくハードに聞こえないプログレ風味のハードロックでした。「幻想飛行」と言う邦題のファーストは今ではほとんどの楽器をトム・ショルツが手掛けた事がバラされています。ホン…

【Epic76年の人たち】7・テッド・ニュージェント

日本デビュー盤は「テッド・ナジェント」名義でしたがこのセカンドでは「ニュージェント」になってます。邦題は「ハードギター爆撃機」とすごいものでした。タイトル曲の”Free For All”です。アリス・クーパーやロビン・トロワー同様、テッド・ニュージェント…

【Epic76年の人たち】6・ハーブ・ペダーセン

ディラーズ〜カントリー・ガゼットにいたギタリスト、ハーブ・ペダーセンの初ソロ「Southwest」も76年Epicから。あっと驚くビートルズのカヴァー"Paperback Writer"は見事です。フィドルはデイヴィッド・リンドレーでカントリーロック〜ブルーグラス・ロック…

【Epic76年の人たち】5・ローン・スター

後にUFOに参加するポール・チャップマン(g)が組んだ新世代のハードロックがローン・スターです。ジョン・スローマン(vo)が参加したセカンドの方が有名でしょうが、ビートルズの"She Said She Said"で始まるファーストはなかなかカッコイイ。prodはクィーンで…

【Epic76年の人たち】4・ジム・ピートリック

ジム・ピートリックは、アイズ・オブ・マーチの人。このあとサヴァイヴァーを組むのですが、76年にソロがあってリック・デリンジャーみたいなんかなあという予想で買った事がありました。もっと大げさなハードロックでちょっと期待したのと違いました。https…

【Epic76年の人たち】3・ジョニー・ウィンター

ウィンター・ファミリーのBlue SkyはEpic配給でした。76年は、ジョニー&エドガーの「Together」も出てますが、ジョニーの「Captured Live」を。 徹底して弾きまくるのはジョニー・ウィンター・アンド時代のライヴと変わってません。この"Rock And Roll Peop…

【Epic76年の人たち】2・サウスサイド・ジョニー&アズベリー・ジュークス

若きスプリングスティーンのニュージャージー時代の盟友であるサウスサイド・ジョニーのデビュー作は76年Epicからリリース。おそらくは少年時代のアイドルだったんでしょう、ロネッツのヴェロニカをフィーチャーした"You Mean So Much To Me"(作者はスプリン…

【Epic76年の人たち】1・ポコ

なんかおかしいなあと思ったら以前Mercury76年やっておりました。よってEpicに変更。まずはポコから。すでにABCに移籍しておりましたが契約の関係で、Fab4時代(ポール。コットン、ラスティ・ヤング、ティモシー・シュミット、ジョージ・グランサムの4人組時…

【Mercury76年の人たち】2・トゥイギー

♫ツィギーみたいなやせっぽちな私〜と歌ったのはピチカート・ファイヴの野宮真貴ですが、モデルのツィギーもレコード出してます。76年の「Twiggy」からシングルになったのはこのジャッキー・デシャノン曲。大好きな「Jackie」に入ってました。基本線は同じカ…

【Mercury76年の人たち】1・ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター

76年は2枚目のMercuryです。まずは英Charismaの米配給のMercuryとしてVDGG。まあ苦手なバンドではあるのですが、76年の「World Record」は友人に聞かされたことあります。結構New Wave的印象もありましたね。暗いロキシーと言う感じ。"When She Comes"はカセ…

【Reprise75年の人たち】8・マイケル・フランクス

日本でマイケル・フランクスが大人のロック(まだ当時AORと言う言葉は日本ではなかった)として注目されたのは77年頃だったと思いますが、「Art Of Tea」は75年に出てます。所謂sswでも歌詞ではなくサウンド派でケニー・ランキンあたりが好きなジャズも聴く層…