2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧
ジェファーソン・エアプレインがRCA傘下に立ち上げたGruntレーベルは、周辺のアーティストを巻き込んで結構長くもった印象です。71年にスタートした時点で大元のジェファーソンは息絶え絶えだったのですが、72年はまずそれまでRCAから出してたホット・ツナが…
ポコのデビュー作に入った軽快なインスト。ラスティ・ヤングのdobroとsteelが活躍します。初期のリッチー・フューレイとジム・メッシーナがいた頃のポコは、とにかく元気のいい曲が多かった印象があります。タイトルは地元コロラドの名勝地だったと記憶しま…
順番で行けばハットフィールズですが、その前に母体となったデリヴァリーの事を。キャロル・グライムズ(vo)をフィーチャーしたR&B〜ブルーズ・ロックのデリヴァリーは、68年に結成。初期にはスティーヴ・ミラー(p〜後にキャラヴァン)、ロル・コクシル(sax…
ずっと聞くとドゥーワップは飽きちゃうのですが、少しをたまに聞くとぐっときます。デル・ヴァキングスの有名なこれ('57、#3)は、ビーチボーイズのカヴァーで知りましたが、音楽の楽しさが伝わってきますね。地元ピッツバーグのホテルの一室で一晩でレコーデ…
トリニティを解散した、ブライアン・オーガーは、アヴェレージ・ホワイト・バンドのロビー・マッキントッシュ(ds)、後にサンタナのアレックス・リガーウッド(vo)らとオブリヴィオン・エキスプレスを結成。攻撃的なオルガン・ジャズ・ロックは、ファンキーサ…
苦手なへんを先にやっつけとこう。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを辞めたルー・リードがRCAと契約したのはマネージャーの尽力で、ボウイが間に入ったという話は嘘っぽい。72年はもう一つ問題作の「Transformer」が出ますが、この不思議なジャケ(津波が…
RCAはRadio Corporation Of Americaの略だとか。RCAというとまずはエルヴィスですが、72年に限るとグラム・ロックのブームでデイヴィッド・ボウイの「Ziggy Stardust」は外せません。僕にはヴィジュアル的には全然だめな人ですが、音を聞いてるとすごくわか…
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映画「トッツィー」の挿入歌で、スティーヴン・ビショップではこれが一番好き(ややメロウすぎるか)。シドニー・ポラック監督の80'sの大傑作であり、ダスティン・ホフマン、ジェシカ・ラング、テリー・ガーにとっても代表作にふさわしい映画でした。売れない…
9月に拡大ヴァージョンが出ることが決まってるフリートウッド・マックの「Mirage」です。「Tusk」の後ライヴ盤を挟んで各人のソロ活動が中心となってしまい、各メンバーのバラバラさが浮き彫りになりながら、グループでやると妙な一体感を出す不思議なバンド…
Red Birdレーベルから登場したシャングリ・ラスはちょっとワルっぽいイメージで売ってたガール・グループ。ジャケットなどには3人しか映ってないですが、実は4人組で映ってない一人は極度のステージ恐怖症だったとか。65年のこの#1は"黒いブーツでぶっとばせ…
「Welcome To Goose Creek」は、店頭で思わず手にとってしげしげ見たくなるジャケットです。グース・クリーク・シンフォニーという奇妙な名前のバンドは、このイメージ通りの土くさいザ・バンド的な音を出しますが、正直この”Right Track”だけしか好みの曲は…
ヒッチコック [DVD]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2014/02/05メディア: DVDこの商品を含むブログ (8件) を見る
パンク・ロックの波はリアルタイムですが、共感できることが少なく、そういうムーヴメントもあるという耳で聞いてましたし、同時代にロックを聴く者のたしなみとしてまあ好きになるものもあるかと思ってたのですが、ラモーンズの存在を知った時はびっくり。…
女ガンマン 皆殺しのメロディ [DVD]出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン発売日: 2014/11/12メディア: DVDこの商品を含むブログ (1件) を見る監督:バート・ケネディ 出演:ラクエル・ウエルチ、ロバート・カルプ、アーネスト…
本国イギリスではIslandから出てましたが米はCapitol配給。ジェス・ローデンをフィーチャーしたブロンコのセカンド「Ace Of Sunlight」です。のびやかなローデンのソウルフルな歌声はこういう"Amber Moon"の様な曲でひときわ冴えます。バンドの音楽性はカン…
ラモーンズの音楽を初めて聞いた時感じた痛快さは、あっという間に終わってすぐ始まることです。最初に聞いたのがライヴ盤だったからか、1,2,3,4〜のカウントが耳に残ります。この”Sheena”は初期の代表作で、シーナ&ロケッツのシーナのステージネームの由来…
再結成ブルーズ・プロジェクトは、ダニー・カルブ(g,vo)、トミー・フランダーズ(vo)、ロイ・ブラメンフェルド(ds)と言った初期の面々を加え3年ぶりに復活したわけですが、ホワイト・ブルーズのブームも過ぎ去ってなかなか厳しいものがありました。「Lazarus…
ウィスコンシン大学でスティーヴ・ミラーと同級だったというトレイシー・ネルソンは白人ゴスペル〜ブルーズ・シンガーですが、70'sにはマザー・アースというルーツロックバンドを率いる一方カントリー系のソロを何枚も出していました。ディランやビル・ウィ…
ほとんど無名の方ですけど、マンから派生したニュートロンズに参加した当時若干17歳の女性シンガーです。傑作セカンド「Tales From The Blue Cocoons」がつべにないんで残念です。フィル・ライアンの弾くkbのメロディアスな感じは、ライアンがかつていたアイ…
今日はラベルの”Lady Marmalade”を紹介しましたが、作者の一人がケニー・ノーランでびっくりでした。76年に20th Centuryというレーベル(なぜか訳されて20世紀レコードと言われてた)から"I Like Dreamin'”と言う大ヒットを出したsswです。カリフォルニア出身…
キーニーなのかカーニーなのか迷うところですが(Kearny)、カナダの、マニアには知られたssw。80's〜90'sのこの種のレコ掘ってた頃、一番欲しかった1枚でもありました。その後韓国でCD化されて聞いたら、期待したのと違った…という世界。スワンプ系とタグに…
パティ・ラベルやノナ・ヘンドリックスをフィーチャーしたラベルの大ヒット。ニューオーリンズの娼家をイメージしたコスプレもスゴイ。曲はボブ・クルーとケニー・ノーランの共作ですが、♪ギチギチーヤーヤダーダーの意味不明な掛け声が又いい感じです。クリ…
映画「ビリー・ザ・キッド」で使われたディランの"天国の扉"を、レゲエ風にアレンジしたのヴァージョンはクラプトンのが知られていますが、エリックに先駆けてこのレゲエ風カヴァーを完成させたのがG.T.ムーア&ザ・レゲエ・ギターズで74年の同名作に収録され…
そのGFRの弟バンドとして売り出してたのがブラッドロック。アメリカン・ポップスの伝統にデス・ソングと言うのがありますが、ヒット曲"DOA"はある意味これの亜流。DOAとは警察の無線用語で到着時死亡(Dead On Arrival)の意味で、おまけにバンド名が血のロッ…
グラム・ロックのアイコンを卒業したデイヴィッド・ボウイの次なる戦略はプラスティック・ソウルと言われたボウイ流青眼ソウルでした。若きデイヴィッド・サンボーンのsaxが耳に残るこの曲は、文句なしにカッコイイのですが、ヴィジュアルと曲調のミスマッチ…
母違いですがデイヴィッド・キャシディの弟で、70'sの真っ当なティーン・アイドルでした。母はシャーリー・ジョーンズで、異母のデイヴィッドとシャーリーが「パートリッジ・ファミリー」で共演したのでさらにややこしい。デイヴィッドはブルース・ジョンス…
この時期Capitolが一番プッシュしてたのはGFRでしょう。まだテリー・ナイトがprodしてたころ。「E Pluribus Funk」は硬貨型の変形ジャケでした。マーク・ファーナーはg弾いて歌ってorganも弾くというケン・ヘンズレーばりの大活躍。"Footstompin' Music"はそ…
監督:アンドリュー・V・マクラグレン 出演:リチャード・バートン、リチャード・ハリス、ロジャー・ムーア、ハーディ・クリューガーワイルド・ギース HDリマスター版 [Blu-ray]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: 2013/10/02メディア: Blu-rayこの商…