【RCA72年の人たち】2・ルー・リード

苦手なへんを先にやっつけとこう。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを辞めたルー・リードRCAと契約したのはマネージャーの尽力で、ボウイが間に入ったという話は嘘っぽい。72年はもう一つ問題作の「Transformer」が出ますが、この不思議なジャケ(津波が押し寄せる都会の街角に鳥の編みあげた花によるロゴ、花篭と鳥)のファースト「Lou Reed」を。旧邦題は「ロックの幻想」でなんだかよくわからないのですが、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代の未発表作品をロンドンで録音したもの。当時イエスリック・ウェイクマンスティーヴ・ハウの参加もちょっと話題になりました。派手さはなくストイックな音です。
https://www.youtube.com/watch?v=WbgfL2j5pfM