2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

good#2

■Good As It Can Be / Eric Kaz 名盤探検隊シリーズでは破格のセールスを記録したと言うエリック・カズの「If You're Lonely」('73)につづく2枚目ソロが74年の「Cul-De-Sac」。前作にあった張り詰めた空気はなく、どっちかと言うとゆるめ。LA録音という事も…

#6ローラ・アラン

■Laura Allan 78年にリリースされたローラ・アランのファースト。当時邦題は「LAギャル」(!)だったが、来たるべくAORブームに乗せるには、さわやかすぎるカリフォルニア・フォーキー・ロックの傑作。キャリアは古い人で、デイヴィッド・クロスビーのソロ('71…

08029■■■脱獄('62米)

監督:デイヴィッド・ミラー 主演:カーク・ダグラス、ウォルター・マッソー、ジーナ・ローランズ、ジョージ・ケネディ デイヴィッド・ミラーと言う監督は「ダラスの熱い日」という「JFK」を予言したような傑作を撮ってはいるが一般的には無名な人。本作は西部…

feel#3

■Feel So Good / Chuck Mangione ジャズに全然詳しくない僕でも、チャック・マンジョーネの"Feel So Good"は知っている。flugel horn奏者であり、kb類もこなす人。77年にA&Mから出た「Feel So Good」からタイトル曲がヒットし、細分化されたチャートではなく…

#5アル・スチュワート

■Year Of The Cat / Al Stewart mixiの名盤コミュでもとりあげたけど、僕にとっては忘れがたい1枚。元々はいかにも英国らしいsswとしてCBSからアルバムを出していたアル・スチュワートが、74年の「Past Present Future」でアメリカ進出を図り、77年の「Year O…

feel#2

■The Way I Feel Inside / The Zombies ゾンビーズのファースト「Begin Here」('64)に収められた小品、"The Way I Feel Inside"は、コリン・ブランストーンのアカペラによるvoで始まり、後半にロッド・アージェントのハーモニウムがささやくようにかすかに登場…

■■主題歌:柴崎友香(講談社)

#4シュガー・ベイブ

■Songs / Sugar Babe 山下達郎、大貫妙子がいたことで知られるシュガー・ベイブが残した唯一のアルバム「Songs」が、リリース30年以上経った今も若いファンの間で聞かれているというのはやはり驚愕の事実。94年には結成20周年として、[山下達郎Sings Sugar Ba…

same#3

■I Feel The Same / Bonnie Raitt ジョン・ホールがprodしたボニー・レイットの「Takin' My Time」('73)は、当時日本では紹介されず、初来日の77年に来日記念盤としてリリースされたもの。前作「Give It Up」がベアズヴィル録音でバリバリのウッドストック・サ…

#3スナフー

■Snafu 前回の続きみたいなところだけど、ホワイトスネイクそのものにはそれほどの思い入れはないけど、カウボーイ・ハットをかぶったスライド・ギタリストのミッキー・ムーディーの姿は、70's末には異彩を放っていた。デイヴィッド・カヴァーデイルの最初のソロ…

#2バーニー・マースデン

■And About Time Too / Bernie Marsden 僕が本格的に洋楽を聴き始めた77年というのは、パープルも解散して存在しておらず、元メンバーによるバンドの活動のニュースが積極的に伝わっていた頃。とは言え解散しても本家の人気はすさまじく、未発表音源が掘り起…

@ピーカン 08029:カム・テイスト・ザ・バンド:ディープ・パープル(爆) 08030:Long Road Out Of Eden:Eagles @サウンドベイ金山 08031:セカンドアルバム:カーヴド・エアー

■■アンテナ:田口ランディ(幻冬舎)

#1ジョン・セバスチャン

マイミクさんたちがやってる「極私的名盤」のコーナーだけど、名盤と言う響きがイマイチ好きでない(のわりにmixiの名盤コミュに参加してるけど)僕としては、大好きだけど、大声で名盤とはいえない偏愛盤をセレクトしてみました(とりあえず100枚くらいある…

same#2

■Never Be The Same / Christopher Cross いわゆる「AOR」と「カリフォルニア・ロック」は重ならない、と言うのが持論だけど、もちろん例外もある。覆面シンガー(ソングライター)として登場したクリストファー・クロスの1枚目がそう。元々テキサス出身で泥く…

old#3

■Same Old Same Old / The Section ザ・セクションは、ダニー・コーチマー(g)、リー・スクラー(b)、ラス・カンケル(ds)、クレイグ・ダーギー(kb)から成るLAのスタジオ・ミュージシャンのインスト・バンドで、そもそもジェームズ・テイラー周辺にいた3人にダーギ…

0828■■脱走山脈('69英)

監督:マイケル・ウィナー 主演:オリヴァー・リード、マイケル・J・ポラード、ウォルフガング・プライス

old#2

■Old Flame / Thin Lizzy シン・リジーの「サギ師ジョニー」('76)を僕は、買ってから割と早い時期に手放してしまった事を特に後悔してる訳でもない。ゲイリー・ムーアの参加した「Black Rose」でリジーの存在を知った僕は、吹き荒れるOld Waveへのバッシングの…

day#3

■Remember The Days Of The Old Schoolyard / Cat Stevens キャット・スティーヴンスの77年の「Izitso」から。さすがにこのあたりになるとジャケットは知ってるが名前はつながらない。ここからのシングルで、この"Old Schoolyard"は、元ヴィネガー・ジョーのエ…

■■ドリームバスター2:宮部みゆき(徳間書店)

day#2

■New Day / John & Beverly Martyn 実はジョン・マーティンはあまり詳しくなくて、硬派なイメージのある英国のフォーキーなsswといった感じ。レーベルがIslandという事もあって興味はあったのだけど。夫人のビヴァリーは元々アイドル・シンガーで"Happy Birthd…

■■旅立つマリニア:栗本薫(ハヤカワ文庫JA)

グイン・サーガ120

found#3

■The Day I Found Your Love / Wishbone Ash 些細なことでも覚えてるのは、やはり感受性が高かったことと、情報が限られてたからだろうね。 ウィッシュボーン・アッシュの77年の「Front Page News」は当時渋谷陽一DJの「ヤング・ジョッキー」で2曲紹介された…

found#2

■I Still Haven't Found What I'm Looking For / U2 今頃こいつはナニ寝ぼけた事こいとるんだ!と思われること必至だけど、U2というと、ビッグ・カントリーやエコー&ザ・バニーメンなんかと同じギター・バンドでありながら、一歩も二歩も抜け出してワールドワイ…

somebody#3

■I Found Somebody / Glenn Frey 82年に出たグレン・フライのファーストソロ「No Fun Around」は、イーグルスの解散がまだ報じられていなかった当時(休業中という話だったけど、実際は既に終わっていた)、ずいぶん心待ちにした1枚だった。ルーファスのジョン…

somebody#2

■Somebody's Baby / Jackson Browne エイミー・ヘッカリング監督、キャメロン・クロウ脚本、ショーン・ペン、フィービー・ケイツ、ジェニファー・ジェイスン・リー主演の青春映画の傑作「初体験・リッジモント・ハイ」('82)のサントラ盤は、Wea傘下のアーティ…

0827■■アナザヘヴン('00日本)

監督:飯田譲治 主演:江口洋介、原田芳雄、市川実和子、松雪泰子、柏原崇、柄本明 飯田譲治と梓河人の共作による同名小説の映画化。後にTVシリーズ、ゲームなどとメディア・ミックスして、若い世代を中心に人気となったシリーズだが、あくまでも深夜ドラマ…

08026■■■ブルー・クリスマス('78日本)

監督:岡本喜八 主演:仲代達矢、勝野洋、竹下景子、岡田裕介、岡田英次 倉本聰の脚本「UFO・ブルー・クリスマス」の映画化で、SFXを一切使わない、宇宙人も宇宙船も出てこないSF映画としてカルトな人気を誇ったもの。実際SF映画というよりは〈政府〉による…

help me#3

■Somebody Help Me / Spencer Davis Group 暴言を覚悟で言うと、スペンサー・デイヴィス・グループって過大評価だと思う。これはウィンウッド兄弟脱退後の話ではなく、一番有名なウィンウッド時代。すなわち64年から68年の間の話。早熟なスティーヴィー・ウ…

help me#2

■Help Me / Marcy Levy & Robin Gibb 飛ぶ鳥を落とす勢いだったロバート・スティッグウッドのRSOレーベルが、ディスコを扱った映画「サタディ・ナイト・フィーヴァー」、オールディーズを扱った「グリース」、「サージャント・ペッパーズ」(これは大コケした)…