2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧
スターバックというと例の”Moonlight”があまりに有名で他の曲思い浮かびません。これはつべで探しても動くのはないんですが、77年のシングル。例によってマリンバのソロもちらっと。すごくキャッチーでまたまた好きになりました。
ロバート・パーマーを知ったのはこの曲でした。英国伝統のソウルフルな面と実験的なものへのチャレンジ精神が同居した人です。遡ってヴィネガー・ジョーを大好きになりましたが、このあたりも好きです。
ブライアン・オーガーの場合、トリニティ時代と70'sのオブリヴィオン・エキスプレス時代は明らかにファン層が違います。後者はファンキー・ミュージックでフリーソウル以降の若いファンは別にして、当時はソウルファン、スムーズ・ジャズファンに好まれたかと…
■Also Sprach Zarathustra / Deodatoブラジル出身のサウンド・クリエーター、エミール・デオダートによる一大叙事詩。リヒャルト・シュトラウスの交響詩をスムーズ・ジャズ風にアレンジ。クロスオーヴァー、フュージョンと言う言葉がなかった時代かなり革新…
ウッドストック・フェスの出演者は基本、ブルーズ・ロックとフォーク系sswでしたが、映画の最初の方に登場して強烈な印象を残したのがリッチー・ヘイヴンズです(実際トップバッターだった)。フォーク系の弾き語りですが、リズミックでパーカッシヴな演奏で”…
元々はモデルで女優業にも進出しながら、引退、その後MAYUMIの名前で作曲活動もしてた人。渡辺満里奈など80'sアイドルの裏方として山川恵津子と共に僕には忘れられない人です。70's末にデビューした際、竹内まりや、杏里とならんで要注目の3人娘だったはずな…
この時期のビージーズの勢いはホントすごいものがありました。そのビージーズのギブ兄弟が曲を書いた、オーストラリアの女性シンガー、サマンサ・サングの大ヒット(#3)がこの”Emotion”です。当時美人シンガーという触れ込みでしたが、良く見ると結構怖い悪人…
子役が大人になって伸び悩むのはロックシーンも同じだなあと思ったのはStiff時代はよかったんだけど帰米してからセクシー路線を歩んで失敗したみたいになってしまったレイチェル・スウィートを見た時。スターズのvoの弟レックス・スミスとのデュエット曲”Everl…
■Already Gone / Eagles#32とチャート的には普通ですが、イーグルスの新しい面を引き出したロックンロール・ナンバー。ジャック・テンプチンとロブ・ストランドランドの共作で、76年に出たストランドランドのヴァージョンはゆったりしてます。ドン・フェルダ…
ハートの「Bebe Le Strange」は日本盤が出る前に輸入盤で買った覚え。案もナンシーもどんどん見た目も中身もロック化が加速して言って、ちょっと僕が期待するものとは離れて行ってしまったんでこのアルバム以降、リアルタイムではちょっとはなれてしまうので…
マーク・タナー・バンド覚えてらっしゃいますか? 今思えば、バンドと付きながらスタジオのセッションメンで固められた偽りありのプロジェクトですが、キャッチーなポップロックと歯切れのいい乾いた感じでファーストの「No Escape」('79)は愛聴盤でした。シン…
ピート・ウィングフィールドというkb奏者御存じでしょうか?古くはジェリーブレッド(ショウガパン)というブルーズ・バンド(Blue Horizonから出てました)からコリン・ブランストーンやキーフ・ハートレーなどのバンドで印象的な仕事をしてます。 その彼が7…
■Almost Paradise...Love Theme From Footloose / Mike Reno & Ann Wilson映画「フットルース」からの挿入歌。ケニー・ロギンズの主題歌が大ヒットしましたが、こっちのバラードの方が好き。Sony系の人たちが大挙出演。これの大ヒットによって80's型ロックの…
この電話番号へのいたずら電話が殺到したといいます。もちろんジェニーを出してくれ!ですね。トミー・テュートンって個人名ではなくバンド名と知ったのはずいぶん後でした。
霧の8マイル、というのは上手い邦題です。フォークロックから始まったバーズがインド的な旋律を引用したラーガ・ロック〜サイケ路線に走りつつあった時期のナンバー。ライヴでは長尺でインスト化してる事もあってそっちのヴァージョンはあまり聞きません。ホ…
キース・バーバーは70'sにカントリー・ロックの(ロン・エリオットの)パンで歌ってた人。ライナーノーツで伊藤さんが、「Echo Park」というソロがあると書かれてたんで見つけて買ってみたが、元々ニュー・クリスティ・ミンストレルズの人だけあって、ストリン…
ソロ活動を並行するようになってからのスティーヴィー・ニックスは、ロック・スター然とした貫禄が備わってきましたがその分、キュートな部分は後退、衣装やヘアスタイルのヒラヒラ感が増しています。低いドスの利いたvoが徐々に研かれロック・ナンバーにも対応…
■All The Young Dudes / Mott The Hoople売れなくてもう解散も考えてたモット・ザ・フープルにデイヴィッド・ボウイが提供し、起死回生のヒットとなったのがこの曲。ボウイとイアン・ハンターらの友情物語みたいに語り継がれてますが、予想以上の出来にボウ…
映画「サンダーボルト」('74)は若きマイケル・チミノ監督がイーストウッド、ジェフ・ブリッジズと組んだ傑作です。ニューシネマの残り香をそこはかとなく感じるアクションもので、お宝が意外なところにあったという設定は「ルパン三世」のファーストシリーズ…
この頃のアイアン・バタフライを初めて聞きました。マイク・ピネラ(vo,g)を中心としたラインナップで、解散後キャプテン・ビヨンドへと移行するライノ(g)やリー・ドーマン(b)をフィーチャー。
「ショック療法」からのシングル。エドガー、ダン・ハートマン、リック・デリンジャーの三種の魅力が混在したこの時期は強力。個人的にはハートマンの作る曲に一番の魅力を感じますが、エドガーの醸し出すソウル〜ジャズ乃エッセンスがちゃんとハードロックの…
深夜の「Music In USA」(司会は小坂忠でした)で見たカリフォルニア・ジャム2の映像は、当時の高校生に強く影響を与えました。中でもライヴ盤に入らなかったボブ・ウエルチの"Ebony Eyesのシャープな演奏は、ストリングスにまみれたスタジオ・ヴァージョンより…
■All The Right Moves / Jennifer Warnes & Chris Thompsonトム・クルーズ主演の映画「栄光の彼方に」('83)の主題歌。「愛と青春の旅立ち」の主題歌を歌って、名前を大きく売ったジェニファーとMMEB〜ナイトのトンプソンとのデュエット。可もなく不可もなし。#8…
久々に直球のプログレ行きます。ジェネシス辞めたスティーヴ・ハケットの初ソロ「Voyage Of The Acolyte」('75)の1曲目。役割分担という言葉が思い浮かびますが、各自がソロをきっちり廻しながら曲を作ってゆくというスタイルで、ピタッときまる心地よさに満…
Immediateレーベルの歌姫として、60's末のスウィンギン・ロンドンに登場した黒人シンガーのP.P.アーノルドは、僕にはどうも中途半端な印象だったんです。スモール・フェイシズとはレーベル仲間という事もあって共演も多かったようです。これはスモフェの”Tin…
寄せ集めの魅力といいましょうかリンダの「Get Closer」はそんなおもちゃ箱的な魅力があります。「Simple Dreams」のアウトテイク、この時点では未完な「Trio」からの曲、「Mad Love」に漏れたニッカボッカーズとエキサイターズのカヴァーなど雑然とした曲の…
ユニヴァーサルの名盤発見伝で僕が期待してるのはトラヴィス・ワマックの「Not For Sale」なんですが、このCapricornから出たスワンプ〜サザンロック的なsswの必殺の1枚、手放して久しいんでぜひCD化お願いしたい。この"Easy Evil"はそこからのシングル。エ…
・ラヴィング&フリー:キキ・ディーラヴィング&フリーアーティスト: キキ・ディー出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2015/11/11メディア: CDこの商品を含むブログを見る
■All Right Now / Freeシンプルなリフの"All Right Now"('70)はフリーの最初の大きなヒットになりました。特にライヴでは、メロディーラインを大きく逸脱してしまうエモーショナルなポール・ロジャースの歌声が圧倒的。3枚目にして代表作の「Fire And Water…