【Reprise75年の人たち】8・マイケル・フランクス

日本でマイケル・フランクスが大人のロック(まだ当時AORと言う言葉は日本ではなかった)として注目されたのは77年頃だったと思いますが、「Art Of Tea」は75年に出てます。所謂sswでも歌詞ではなくサウンド派でケニー・ランキンあたりが好きなジャズも聴く層が飛び付いたのでは。単純に音楽だけでなく、食事(アルコール、コーヒーなど)、書物、映画、ファッションそしてライフスタイルを巻き込んで差別化を図る様にこの種の音楽はじわじわと浸透していったのですが、音楽は二の次になってしまうという功罪もありましたが、それはまだ先の話。久々に聞く"Eggplant"は気持ちいいなあ。
Reprise編はこれ似て終了。ライ・クーダーランディ・ニューマンの新作出してない75年はイマイチ盛り上がりに欠けました。

https://www.youtube.com/watch?v=oQC0Tg4Pk0c