2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【水曜英国ロック】ホークローズ

ホークウィンドもホークローズもあまり変わらないのですが、78年に一旦解散したホークウィンドは、デイヴ・ブロック。ロバート・カルヴァート、サイモン・キングの3人が新たにメンバーを加えてホークローズを名乗って「25 Years On」('78、Charisma)リリース…

【リンダが歌う60曲】47・The Waiting

先日のジャクソン・ブラウンの来日公演でもいきなりオープニングに取り上げられ多くの涙腺を決壊させたトム・ペティの"The Waiting"は、リンダも95年の「Feels Like Home」で取り上げています。動画がレターマン・ショーにゲスト出演した際のライヴです。こ…

【リンダが歌う60曲】46・Just Like Tom Thumb Blues

20年前になってしまった「We Ran」('98)はリンダの最後のロックなアルバムでしたが、ディランの古い"Just Like Tom Thumb Blues"を取り上げててこれがまたしみます。 動画のサムネはこれまたなつかしい「Rolling Stone」の表紙。https://www.youtube.com/wat…

【名曲リレー400】of love#2

■Drowning In The Sea Of Love / Snafuプロコル・ハルム〜フリーダムのボビー・ハリソン(vo)がジューシー・ルーシーのミッキー・ムーディ(g)やパラディンのピート・ソリー(kb,vn)らを誘って組んだスナフーは同時代の米ソウルのエッセンスを英ロックに取り入…

【名曲リレー399】chain#3

■Chain Of Love / Lesley Duncan月並みながら「温かく包まれるような歌声」です。コーラスの仕事も多かったレズリー・ダンカンのsswとしての第一歩はこの「Sing Children Sing」からでした。BBCのOGWTに残された貴重な映像です。すごくリラックスして普段着で…

【火曜はカヴァー曲のカ】Sentimental Lady

フリートウッド・マックの「Bare Trees」に入ったボブ・ウエルチ曲で、ウエルチがソロになってリメイクしたヴァージョンが知られていますが、AOR畑では有名なマーカス・ジョセフが、ダニー・ディアドロフと組んだディアドロフ&ジョセフがウエルチの「French…

【リンダが歌う60曲】45・I Can't Let Go

ホリーズで知られるアル・ゴルゴーニ&チップ。テイラー曲。残念なのはニコレット・ラーソン、ローズマリー・バトラーのコーラス陣をクレジットしながら結局はほとんどリンダのダブルvoのダビングにしてしまったところ。3者3様の絡みが聞きたかったなあ。htt…

【名曲リレー398】chain#2

■The Chain / Fleetwood Macマックの"The Chain"は別の2曲をくっつけて誕生したもので、その辺の曲づくりはさすがにヴェテランらしくうまいです。BBCのカー・レースの番組のテーマ曲にも使われてしばらくしてまたヒットしたなんて事もありました。しかしマッ…

【名曲リレー397】back#3

■Back On The Chain Gang / The Pretendersドラッグでジェームズ・ハニーマン・スコット(g)とピート・ファーンドン(b)を失ったプリテンダーズが、ロックパイルのビイー・ブレムナー(g)、ビッグ・カントリーのトニー・バトラー(b)をゲストに加えてつくったシ…

【月曜一発屋】ローズ・ガーデン

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ピッツバーグ出身の4人組。フォークロックと呼ぶほどフォーキーなテイストもないし、サイケとかガレージとかソフトロックとかも違う狭間的なポップグループ。紅一点のダイアナ・デ・ローズ(vo)の声が低いので最初は女性メンバーがいるとは気付かず。”Next Pl…

【リンダが歌う60曲】44・Texas Girl At The Funeral Of Her Father

これはランディ・ニューマンの「At The Odeon」('01)というDVDで紹介されてたもの。元々は「Little Criminals」に入ったナンバーをリンダはしっとりと歌い上げます。他にも「Trouble In Paradise」の”Real Emotional Girl”も。ランディーとリンダの交流は意…

【続ウルトラな日々】月世界の戦慄

セブン、第35話 久々です。宇宙ステーションV3のクラタ隊長(南廣)登場の回で、話のほとんどは月で起こるのでアンヌ、ソガ。フルハシの出番ほとんどなし。肉の塊のようなペテロ(操るのはザンパ星人(フェリーニの「道」のザンパーノ(アンソニー・クイン)が元…

【名曲リレー396】back#2

■Lay Back In The Arms Of Someone / Savoy Brownいやあまだまだ知らん事は多いのです。今月珍しくサヴォイ・ブラウンの旧作が日本盤でずらっとCD化されました。キム・シモンズ(g,vo)のワン・マン・バンドであるヴェテラン英ブルーズ・ロックでそのCD化は「B…

【名曲リレー395】skin#3

■Skin It Back / Little Feat日本デビューとなった「アメイジング」(Feats Don't Fail Me Now)に入った"Skin It Back"は、ポール・バレルがvoをとるファンキーな曲。長年ライヴ・ヴァージョンにお方がなじみ深かった事もあって久々に聞くスタジオ・ヴァー…

【日曜はSの人】サリアンジー

S

マイク・オールドフィールドを知って「Tubullar Bells」を気に入ってた頃、ちょうど日本コロムビアがTransatlanticの権利を取って再発したシリーズの中にサリアンジーがありました。若きマイクとサリー姉が組んだフォーク・デュオ。もちろん英フォークなんて…

【土曜はColumbiaの人たち】6・エディー・マニー

ビル・グラハムのウォルフガング・プロダクションからデビューした(だから79年のサンタナ公演の前座がエディ・マニーだったんだ)エディ・マニーは元警官と言う話ばかりが伝わってくるのですが、デビュー盤はポップなロック・ヴォーカルで結構心地いい。"Ba…

【リンダが歌う60曲】43・You're No Good

ディオンヌ・ワーウィックの妹、ディー・ディー・ワーウィックのヴァージョンがオリジナルでクリント・バラード・Jr作のカヴァーで74年にリンダにとって初の#1となったロック・ナンバーです。リリースは契約の関係で古巣Capitolから。このMidnight Special…

【名曲リレー394】skin#2

■I've Got You Under My Skin / Four Seasons元々はコール・ポーターの曲でフランク・シナトラが50'sヒットさせたものです。僕にとってはフォー・シーズンズの66年のヒットとして忘れられません。https://www.youtube.com/watch?v=LH9CzRSYqxg

【名曲リレー393】mr.#3

■Mr.Skin / Juicy Lucy動くジューシー・ルーシーは珍しい。ちょうど3枚目の「Get A Whiff A This」('71)の頃で(1枚ごとにメンバーは違います)、ポール・ウィリアムズ(vo〜後にテンペスト)、ミッキー・ムーディ(g〜後にホワイトスネイク)、ロッド・クームズ(…

【名曲リレー392】mr.#2

■Mr.Bojangle / Jerry Jeff WalkerNGDBが取り上げてヒットさせた"Mr.Bojangle"は、テキサス出身のsswジェリー・ジェフ・ウォーカーの代表作です。サーカス・マキシマムというサイケ風のバンドを解散後しソロになった「Mr.Bojangle」('68、Atco)に入っておりま…

【名曲リレー391】big#3

■Mr.Big / Freeコソフ連投になってしまった。「Fire And Water」に入ったこの名曲は同名のバンドが2つも現れるほどの影響を持ってました。この「Beat Club」のスタジオ・ライヴでもアンディ・フレイザーのbassが曲を支配する後半にピークを迎えますが、そこへ…

【A&B(新)】ギャラガー&ライル

A+B

3人組はあっさりポシャってしまったので2人組を。もちろんバックバンドが付く場合もあります。 マッギネス・フリントのメンバーで重要なソングライター・チームだったベニー・ギャラガーとグラハム・ライルは、メアリー・ホプキンに曲が取り上げられ注目はさ…

【リンダが歌う60曲】42・Poor Poor Pitful Of Me

"私はついてない"という邦題だったウォーレン・ジヴォン曲で軽快なカウベルで始まります。「Simple Dreams」から3枚目のシングルカットで最高位31位でしt。当時のバンドはリック・マロッタ(ds)、ドン・グロルニック(kb)、ワディ・ワクテル(g)、ケニー・エド…

【リンダが歌う60曲】41・All That You Dream

リトル・フィートのナンバーを取り上げた"All That You Dream"は「Living In The USA」から。動画はローウェル・ジョージ・トリビュート・コンサートのライヴがフィートの「Hoy Hoy」にも収録されました。短いヴァージョンなのが実に惜しい。ローズマリー・…

【木曜は69年物】ピンク・フロイド

片面ライヴ・片面スタジオの「Ummagumma」(セックスのスラングだそうですが?どうしても馬熊がイメージ)はフロイドのHarvestレーベル移籍第1弾作。スタジオ作の2枚目はメンバーのソロ的なナンバーが収められています。牧歌的な"Granchester Meadows"は、小…

【水曜英国ロック】キャメル

昨夜遅くFBFの訃報が届き、いろいろ考えさせられた夜でした。Sさんはカンタベリーとかのプログレにもお詳しかった。お会いした時には、クリムゾンの「Islands」とキャメルの話をした記憶があります。キャメルのデビュー作に入った初期の名曲”Never Let Go”は…

【名曲リレー390】big#2

■Big Thirst / Jim Capaldiトラフィック本体にマッスル・ショールズの面々(デイヴィッド・フッドやロジャー・ホーキンス)が加わるきっかけとなったのは前年に行えなわれた当地でのキャパルディの初ソロの録音で、ここでのお試しに手ごたえをつかんだんでし…

【名曲リレー389】country#3

■In A Big Country / Big Country83年のビッグ・カントリーの最大のヒット曲です。スキッズにいたスチュワート・アダムソン(g,vo)が組んだ4人組。ステージを所せましに動きまわりバグパイプ風のgを聞かせるスコットランドのバンドでした。dsを派手に聞かせる…

【リンダが歌う60曲】40・Love Has No Pride

エリック・カズとリビー・タイタスによる名曲"Love Has No Pride"の最高のカヴァーは、僕はボニー・レイットのセカンドに入ったものだと思うのでしょうが「Don't Cry Now」に入ったリンダのヴァージョンも忘れられません。動画は76年のドイツでのRockpalast…

【名曲リレー388】country#2

■Ride The Country / Pocoリッチー抜けた後4人組となったポコは結束を強め、この時期を愛すべきファンたちはFab 4と呼びます。契約の関係でABC移籍後、古巣Epicから出たライヴ盤「Live」はこの時期の充実したライヴ・パフォーマンスを収めてます(その完成形…