2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【名曲リレー387】north#3

■Girl From North Country / Leon Russellリオンの命日にこの曲を紹介できました。ディラン曲で、リオンのヴァージョン(途中からジョー・コッカーも歌いますが)は「Mad Dogs & English Men」のデラックス・ヴァージョンで初めて聞きました。シンプルな味わい…

【リンダが歌う60曲】39・Lies

オリジナルはビートルズの変名(なわけないよね)とも噂されたニッカボッカーズのナンバー。「Get Closer」に入ったヴァージョンはエクサイターズの"TellHim"とのメドレー形式になっていて、ひょっとしたら「Mad Love」のアウトテイクかも。https://www.youtub…

【火曜はカヴァー曲のカ】Georgy Porgy

西海岸系グループで昨日ドルイック&ロレインジというカナダのデュオ(なぜかグリースバンド等をバックにした英国録音の米憧憬型音楽)を挙げたのですが、このデュオ74年に英Goodearから1枚出したっきりです。でこの片割れドワイト・ドルイックが80年に出した…

【名曲リレー386】north#2

■Northwinds / David Coverdaleパープル解散後ソロ活動を開始したデイヴィッド・カヴァーデイルの2枚のソロは、後に組むホワイトスネイクの初期のブルージーなムードに通じるものがありましたが、当時よく言われた、バンド演奏よりも歌に比重においたロック…

【名曲リレー385】west#3

■55°North3°West / Pilotパイロットのインスト曲"55 Degree North 3 Degree West"は、ラジオの交通情報等のジングルで耳にした事があります。ビル・ライオールの弾くシンセが耳に残るのですよ。これが入ってる「Second Flight」('76)は大好きな1枚で、ファー…

【リンダが歌う60曲】38・Feels Like Home

ランディ・ニューマンのファーストに入ってたナンバーで94年にレコーディングされた、ドリー・パートン、エミルー・ハリスとの「TrioII」に収録予定でしたが、大人の事情でリリース不可となり、リンダのオリジナルアルバムとして製作された「Feels Like Home…

【月曜一発屋】ライナー

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「夢のライナー号/ライナー・デビュー」と言う邦題でデビューしたライナーというバンドがありました。トムとデイヴのファーマー兄弟にエディ・ゴルガと言う3人組の英国ポップ・ロック。リリースが79年(Atco)なんでAOR風味もあります。LPのジャケは見たこと…

【名曲リレー383】wild#3

■Wild West Hero / Electric Light Orchestra名曲満載のこの2枚組「Out Of The Blue」のラストを飾ったドラマティックなナンバー。西部時代の英雄を歌った歌らしいですがイントロの馬の駆け音が埃っぽい西部時代というよりも英国の田園の貴族のようなイメー…

【名曲リレー384】west#2

■West Coast Woman / Painter事あるごとに出してます、カナダのペインターの唯一のヒットシングルです。コーラスを生かしたハードなサウンドはもう少し時代が遅ければボストンあたりのいいライヴァルになったかもしれません。73年のElektraからのリリース。L…

【リンダが歌う60曲】37・Oon Baby Baby

スモーキー・ロビンソンのミラクルズのカヴァーとして「Living In The USA」に登場した大ヒット。#7まで上がったセカンド・シングルでした。デイヴィッド・サンボーンのsaxをフィーチャー。個人的にはトッド・ラングレンのフィラデルフィア・ソウル・メドレ…

【日曜はSの人】サラマンダー

S

Youngbloodという謎のレーベルから1枚だけ出してるサラマンダーもアングラ臭プンプンのサイケ〜プログレ・バンド。モーゼの十戒にヒントを得たコンセプト・アルバムの「Ten Commandments」('71)は組曲形式になっているので個人的には親しみにくいのですが、…

【土曜はColumbiaの人たち】5・マウンテン

70年代初期のColumbiaのイメージってサンタナ、シカゴ、BS&T、ジョニー・ウィンター、ジャニスです。そのメンツにマウンテンもしっかり入ってました。初マウンテンは片面スタジオ、片面ライヴの[Flowers Of Evil」でした。レズリー・ウエストのダイナミック…

【名曲リレー383】wild#3

■Wild West Hero / Electric Light Orchestra名曲満載のこの2枚組「Out Of The Blue」のラストを飾ったドラマティックなナンバー。西部時代の英雄を歌った歌らしいですがイントロの馬の駆け音が埃っぽい西部時代というよりも英国の田園の貴族のようなイメー…

【名曲リレー382】wild#2

■Wild Horses / The Rolling Stonesストーンズってこんな曲もやるんだ!とか、美しいメロディの裏に隠れたこの気持ちいいグル―ヴは何だろう?とか、なんか泣きたくなるようなgだなあ、とか思ったのは初めて聞いた中学生ぐらい。今から思えばスワンプ〜カント…

【名曲リレー381】tale#3

■Wild Tales / Graham Nashあまり聞く事のないグラハム・ナッシュのセカンドソロ「Wild Tales」('73)です。1曲目のタイトル曲はデイヴィッド・リンドレイのスライドが炸裂します。これが実に奔放でよい感じなのです。https://www.youtube.com/watch?v=T7c9_U…

【リンダが歌う60曲】36・Walk Away Renee

レフト・バンクの"いとしのルネ”をケイジャン・ミュージックの女性シンガー、アン・サヴォイとのデュエット企画「Adieu False Heart」('06,Vanguard)から。この録音が現在のところ最新のリンダの歌声になります。ゾゾ・シスターズと名乗った二人の歌声は曲の…

【名曲リレー380】tale#2

■Tales From The Riverbank / The Jam後期ジャムのシングルオンリーの曲だった気がしますが、Flexidiscだったかもしれません。時期としては「The Gift」の直前ですけど「Sounds Affects」に入っててもおかしくない感じ。この時期ポール・ウェラーは曲が溢れ…

【名曲リレー379】sailor#3

■Sailor's Tale / King Crimsonフリップ=メル・コリンズ=ボズ=イアン・ウォーレス=ピート・シンフィールド+キース・ティペット・グループによる傑作「Islands」の2曲目です。前半のメロディは前曲”Formentela Lady”をなぞってますが速いテンポの攻撃的…

【リンダが歌う60曲】35・Long Long Time

テキサスのカントリー系のssw、ゲイリー・ホワイト作品でセカンドソロ「Silk Purse」('69)から。リンダにとって初の大きなヒットとなりました。#25。しっとりと歌いあげるバラードになっています。https://www.youtube.com/watch?v=A0qm8nq8RcA

【リンダが歌う60曲】34・Alison

エルヴィス・コステロがStiffよりデビューしたのが77年なので、結構早い時期に注目のsswとしてピーター・アッシャーは目を付けていたに違いないです。「Living In The USA」('78)ではまず"Alison"をカヴァー。しっとりとした歌声に情感を添える名手デイヴィ…

【木曜は69年物】ジャック・ブルース

クリス・スペディングやジョン・ハイズマンらと作り上げたクリーム解散後初のブルースのソロ「Songs For A Tailor」はあっという間に終わってしまいますがジャズ的なセンスがちりばめられた好きな1枚でした。英ロックの裏名曲となった"想像されたウエスタン…

【名曲リレー378】sailor#2

■A Sailor's Life / Fairport Conventionフェアポート・コンヴェンションが本格的にトラッドの世界に入って行った記念すべきナンバーが”A Sailor's Life”で「Unhalfbricking」('69)に収録されています。今も昔もこうしたエレクトリック・トラッドは得意ではな…

【名曲リレー377】sail#3

■Sail On Sailor / KGBビーチボーイズの「Holland」に入ったナンバーをKGBはブルージーに料理。実際初めて聞いた時別曲かと思いました。レイ・ケネディ(vo)、バリー・ゴールドバーグ(kb)、マイク・ブルームフィールド(g)、カーマイン・アピス(ds)、リック・…

【リンダが歌う60曲】33・I Think It's Gonna Work Out Fine

古いアイク&ティナ・ターナーのナンバーを取り上げたもので「Get Closer」('82)では、ジェームズ・テイラーとのデュエットでした。 この82年のライヴではイントロJT間違えてしまうのが御愛嬌。https://www.youtube.com/watch?v=oJhDVMZk00w

【水曜英国ロック】パリッシュ&ガーヴィッツ

ガン〜スリー・マン・アーミーのポール・ガーヴィッツ(兄?)が3MAの分裂後(その後再結成)バジャーのブライアン・パリッシュと組んだデュオがP&Gです。71年の唯一作(後に発掘音源あり)ではジョージ・マーティンのprodで、基本線はフォークロックですが、静…

【リンダが歌う60曲】32・Heat Wave

マーサ&ヴァンデラスのこの60'sモータウン曲は、同時代の英バンドや60's志向の80'sビートバンドも数多く取り上げました。リンダのヴァージョンは「Prisoner」に収められたものでえらくアメリカ的な明るい印象でした。テンポを落とした事もあるのでしょう。…

【名曲リレー376】sail#2

■Boat To Sail / Jackie Deshannonジャッキー・デシャノンはsswですが、最大のヒット曲は自作ではなく、バカラック作というのも面白いです(同じパターンにJTがあります)。キム・カーンズに書いた"Bette Davis Eyes"やサーチャーズの"Needles & Pins"の作者…

【名曲リレー375】away#3

■Come Sail Away / Styx初めて聞いたスティックスは"Lorelei"だった(NHK-FMの名物番組「リクエスト・コーナー」)んですけど、次が「Grand Illusion」('77)からの"Come Sail Away"でした。A&Mがキングから出てた末期だった関係ですぐに廃盤になってしまって…

【名曲リレー374】away#2

■Then She Walked Away /Boz Scaggsボズ・スキャッグスといえば80's初めからAORシーンでは日本でも突出した人気を誇ってました。元々はスティーヴ・ミラー・バンド出身でシスコ周辺でソウルフルな音楽をやってた人。その表面的なソウルフルな意匠が変われど…

【名曲リレー373】stone#3

■Just A Stone's Throw Away / Valerie Carter僕の心のDivaの一人、ヴァレリー・カーターの訃報はこたえました… バーバラ・キースのカヴァー"Just A Stone's Throw Away"は、デビュー作のタイトル曲でした。カッコイイ。キュートな顔してパワフルと言うギャ…