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【ウィンウッドの50曲】50・Dear Mr.Fantasy

ウィンウッドの50曲最後はトラフィックのデビューアルバムのタイトル曲で現在もステージでの重要なレパートリーになっている”Dear Mr.Fantasy”です。サイケポップな味わいが濃かったファーストの中で、荒々しい土くささを感じさせる豪快なロックンロールとし…

【ウィンウッドの50曲】49・Can't Find My Way Home

長いキャリアのSWなんで50曲なんてちょろいと思ってましたが、大方の予想通り70'sものに偏ってしまいました。たとえ好きな人でもヴェテランの近作は聞かない事が多いのが僕の場合ですけど、SWは数少ない例外の割にセレクトは結構難航でした。ブラインド・フ…

【ウィンウッドの50曲】48・Nobody Knows You When You're Down And Out

当時15歳のSWをフィーチャーしたSDG、66年の「Autumn'66」に入ったバラード。パジャマを着て歌います。しかしこの上手さ!https://www.youtube.com/watch?v=WQEZQDKGLh4

【ウィンウッドの50曲】47・Graveyard People

「When The Eagle Flies」はシンセが大きく導入されて、SWが当時この楽器にキョーミを抱いてた事がわかります。この事は解散後ツトム・ヤマシタのGOや一連のソロでのマルチダビング路線の大きな戦力としてシンセはなってゆくのです。この"Graveyard People"…

【ウィンウッドの50曲】46・Gimmie Some Lovin'

SDGの最大のヒットとなった66年のヒット。初めて聞いた時はハモンドの音圧にびっくりしました。途中”ギミギミギミサムラーヴィン”と合いの手が入るのは米シングルヴァージョンでこっちの方がラジオとかでかかる比率が多いので、合いの手なしの英シングル・ヴ…

【ウィンウッドの50曲】45・Shanghai Noodle Factory

68年12月に出たシングル"Medicated Goo"のB面で、寄せ集めの「The Last Exit」に収録。オリエンタリズム溢れる異色作で軽やかなフルートとアコギが印象的なナンバー。参加はメイスン抜きの3人で、作者として3人の他にIslandレーベルのスタッフのラリー・ファ…

【ウィンウッドの50曲】44・Dirty City

久々のクラプトンとの共演となった08年の「Nine Lives」から、クラプトンがgソロを取るナンバー。といってもこのアルバムではSWはgを弾きまくっていて前作「About Time」ではハモンドに徹してたのが嘘の様です。https://www.youtube.com/watch?v=zufrQDm3pLY

【ウィンウッドの50曲】43・Different Light

「About Time」の1曲目で、上手く言えないけどハモンドのトーンからしていつもと違う。バンドはホセ・ネト(g)、ウォルフレド・レイズ(ds)にSWの3人。bassパートはSWがkbでカヴァーというスタイル。曲によってはpercが加わりますが、全体にパーカッシヴな躍動…

【ウィンウッドの50曲】42・40,000 Headmen

セカンドの「Traffic」に収められたフォークバラッドに近いものでアコギとフルートとコンガが効果的に使われています。動画はトラフィックという名前は使われていない「Welcome To The Canteen」('71)からで、新メンバー3人リー・バップ(perc)、ジム・ゴード…

【ウィンウッドの50曲】41・Evening Blue

サザン・ソウル的な味わいが濃い「Shoot Out At The Fantasy Factory」は捨て曲なしの全5曲ですが、メロディーの美しさではこの"Evening Blue"でしょうか。Musikladenの動画もあるのですがカットされてるんで米欄に貼ります。このアルバムは、マッスル・ショ…

【ウィンウッドの50曲】40・Well All Right

ブラインド・フェイスのアルバムで唯一のカヴァーだったバディ・ホリー曲。なんでこの曲が選ばれたのかはわかりませんが、リック・グレッチが合流する以前のセッションで、bassとpianoをSWが担当し完全に優位に立つというか、クラプトンの影薄い薄い!なかな…

【ウィンウッドの50曲】39・Waltz For Lumumba

映画「茂みの中の欲望」の中では"Walts For Caroline"と紹介されたこのアフロ系オルガンロックは、SDG名義で、おそらくは”I'm A Man”と同じ時期に録音されたと思われます、攻撃的なSWのオルガンが素晴らしく対抗する様なヘリオンズのperc勢(デイヴ・メイスン…

【ウィンウッドの50曲】38・Third World

アイエーケタ(Aiye-Keta)がバンド名なのかアルバム名なのかわかりませんがサード・ワールドは、ジューシー・ルーシーやアサガイで活躍した在英アフリカ系黒人レミ・カバカ(perc,g,ds.vo)とアブドゥール・アマオ(sax)そしてSW(syn,kb,g,prod)のユニットです…

【ウィンウッドの50曲】37・Holy Ground

20年ぶりに再結成された94年のトラフィックの「Far From Home」(Virgin)は、基本線は従来のSWのソロ路線でフィーチャリング・ジム・キャパルディと言った感じ。盟友クリス・ウッドもこの世を去り、かつてのトラフィックの音を今日的にとはいえ再現するのはな…

【ウィンウッドの50曲】36・When The Eagle Flies

トラフィックの74年作「When The Eagle Flies」のタイトル曲です。大所帯だった前作を最後にマッスル・ショールズの面々はアラバマに帰り、リーバップも脱退。ロスコ・ジー(b)を加えて4人組で再スタートを切った1枚でした。結局このあと解散するので予定され…

【ウィンウッドの50曲】35・Back In The High Life Again

「Back In The High Life」のタイトル曲です。mandolinを使ったフォーキーな感じといい"Slowdown Sundown"にも似たムードです。コーラスにはジェームズ・テイラーが参加しています。https://www.youtube.com/watch?v=Adw772km7PQ

【ウィンウッドの50曲】34・Sometimes I Feel So Uninspired

マッスル・ショールズのスタジオ・ミュージシャンであるデイヴィッド・フッド(b)とロジャー・ホーキンス(ds)、更にバリー・ベケット(kb)をサポートにした72年のヨーロッパツアーからドイツでのライヴとなった「On The Road」は時代柄長いソロが入るジャム的…

【ウィンウッドの50曲】33・Here We Go Round Mulberry Bush

クライヴ・ドナー監督、スウィンギング・ロンドン時代の風俗を描いた映画「茂みの中の欲望」の主題歌として作られたトラフィックのサード・シングル。サントラ盤には、SDGとトラフィックが共存する不思議な世界でした。すでにデイヴ・メイスンはおらず3人組時…

【ウィンウッドの50曲】32・Glad

「John Barleycorn Must Die」のトップに入った曲で、このアルバムで復活後のトラフィックはこの"Glad"でライヴが始まる事が多かったようです。organとsaxのリフが繰り返されるインストゥルメンタルで、復活後のトラフィックの特徴であるゆるいインプロヴィ…

【ウィンウッドの50曲】46・Shanghi Noodle Factory

、Freedom Rider、

【ウィンウッドの50曲】45・Graveyard People

【ウィンウッドの50曲】31・Slowdown Sundown

「Arc Of A Diver」のA面最後を飾るフォーキーなバラード。打ち込み中心の中あたたかな印象を受けます。季節的に晩秋でしょうか。ここでも実にSWらしいシンセのソロが聞け涙。動画はロニー・レインを支援するARMSコンサートから。ヤードバーズ出身の3大ギタ…

【ウィンウッドの50曲】30・Giving To You

トラフィックのデビュー・シングル"Paper Sun"のB面なので「Mr.Fantasy」には収録されてますが、録音は他のものよりも早かったのでしょう。クリス・ウッドのセリフを冒頭にコラージュしたインストでジャズ〜ブルーズ・ロックのスタイルに近くファーストでは…

【ウィンウッドの50曲】29・Pearly Queen

トラフィックのセカンドに入った曲ですが、バンド参加中に歌わなかったデイヴ・メイスンがライヴで取り上げています("Gimmie Some Lovin'"もやってますね)。その関係でついついメイスンの曲だっけ?といつも思ってしまうのですが、れっきとしたSW曲。クラプ…

【ウィンウッドの50曲】28・Why Can't We Live Together

03年に出た「About Time」はVirginを離れ自身のレーベルWincraftを作っての第1作。ここではgとdsを加えたトリオのバンドによる演奏を基本としていてとてもライヴ感があります。percがゲストで加わってる事やSWのハモンドが全開な事もあって初期サンタナと比…

【ウィンウッドの50曲】27・While You See A Chance

捨て曲なしの「Arc Of A Diver」はSWが一人で全部プレイしたマルチダビングの1枚でした。シングルになったこの曲は、今でもイントロ聞いただけでテンションが上がる前向きの曲。シンセのソロは実にSWらしい響きがあります。最高位7位。シングル・ヴァージョ…

【ウィンウッドの50曲】26・I'm A Man

ウィンウッド兄弟をフィーチャーしたSDGの最後のシングルが67年の"I'm A Man"です。discogにあった日本盤シングルの写真では裏ジャケに「残念ながらこのシングルを最後に兄弟は脱退〜」と書かれていまして、当時のシングルの短い解説が雑誌と共に大きな情報源…

【ウィンウッドの50曲】25・Let Me Make Something In Your Life

77年のファーストソロ「Steve Winwood」より。このアルバムは基本的に多重録音に目覚めながら、一部に気の合う友人たちとセッションを重ねたような1枚で、旬のリズム隊であったウィリー・ウィークス(b)、アンディ・ニュー・マーク(ds)を基本的に起用。ゆった…

【ウィンウッドの50曲】24・Ghost Machine

在英の日本人perc、ツトム・ヤマシタ(Stomu Yamash'ta)のGo Projectに、SWが呼ばれたのは末期トラフィックで一緒だったロスコ・ジー(b)の存在もあるでしょうし、なんといってもIslandレーベルのファミリー的なムードもあったでしょう。76年の「Go」は今見る…

【ウィンウッドの50曲】23・The Low Spark Of High Heeled Boys

同名の六角形ジャケから。究極のダラダラさ加減がレイドバックとも冗長だとも言われましたが、ジャムバンド的な資質がこのタイトル曲からもうかがえます。夢幻という言葉がぴったりの白日夢の様な曲で、5分過ぎから始まる間奏の「永遠に終わらない感じ」はグ…