【ウィンウッドの50曲】24・Ghost Machine

在英の日本人perc、ツトム・ヤマシタ(Stomu Yamash'ta)のGo Projectに、SWが呼ばれたのは末期トラフィックで一緒だったロスコ・ジー(b)の存在もあるでしょうし、なんといってもIslandレーベルのファミリー的なムードもあったでしょう。76年の「Go」は今見るとヤマシタ、ウィンウッド、シュリーヴの連名になっています。メンバーは元サンタナのマイク・シュリーヴ(ds)、後にグレン・ヒューズと組むパット・スロール(g)、ジャズ・シーンでは知る人ぞ知る存在だったアル・ディメオラ(g〜本格的にブレイクするのはこのあとでしょうか)、元タンジェリン・ドリームクラウス・シュルツ(syn)にSW(kb,vo)と言う多国籍軍です。ヤマシタはpercと作曲、コンセプトを担当。あえてジャンル分けするとプログレになるのでしょうが、ミュージカル形式というのか、各曲が短くていいところで終わってしまうのが残念と言えば残念です。動画は76年に出たパリでのライヴ盤「Go Live From Paris」から。

https://www.youtube.com/watch?v=TQvpBJM89SY