1971

【木曜は71年もの】マイケル・ネスミス&ファースト・ナショナル・バンド

71年のマイク・ネスミスは「Nevada Fighter」をリリースしています。なんとデレク&ザ・ドミノスの”I Looked Away”やマイケル・マーフィーの”Texas Morning”のカヴァーが入ったこの3枚目は先の2枚に比べると少し地味かなあ。ルーツロックの匂いのしないカント…

【木曜は71年もの】スライ&ザ・ファミリーストーン

「暴動」はスライの大傑作だと思います。さほどファンク好きではない僕もスライは別で、ファンクと意識せずに聞けます。リズムボックスもブツブツしたbassも印象的。大ヒットになった"Family Affair"です。https://www.youtube.com/watch?v=YST-JQ1bREA 60'sU…

【木曜は71年もの】ダイアナ・ロス

大ヒットアルバムではないので無視されてること多いですけどダイアナ・ロスの”Surrender”はいい曲です。アシュフォード&シンプソンのペンによる作品。これが入った「Surrender」からはフォー・トップスの”Reach Out”のカヴァーがシングルカットされてますが…

【木曜日は71年もの】TYA

71年のTYAといえばアコギをドラマティックに使った泣きの"I'd Love To Change The World"のヒットでしょう。これが入った「A Space In Time」は”Baby Won't You Let Me Rock'N'Roll You”のような従来路線のブギもありましたが、全体に少し考えすぎの感じもあ…

【木曜は71年もの】エマーソン、レイク&パーマー

プログレ3大バンドの中では一番聞いてないのがELP。キース・エマーソンの弾くオルガンのトーンが好みじゃない事が一番なんですけど、中学の音楽の時間に「展覧会の絵」を無理やり聞かされたというのがやはりトラウマになってるのか(初ELPでした)なあ。元々ブ…

【木曜は71年もの】メラニー

キュートなルックスとは裏腹なハスキーな歌声は、メラニーの存在感を逆に際立たせた感じです。Buddhaから独立して自身のレーベルNeighborhoodを立ち上げての第1弾「Gather Me」からは愛されキャラ満載の”Brand New Key”が大ヒットしています。その後長い活動…

【木曜は71年もの】サンタナ

71年のサンタナと言えばニール・ショーン(g)が加わったタイトルのない3枚目(仏が手の平からパワーを出すジャケ)です。昔はピンとこなかったのですが、今はぐっときます。https://www.youtube.com/watch?v=HIizfKXibRc

【木曜は71年もの】キャロル・キング

sswの時代が本格的にやってきた事を象徴するのが「Tapestry」の大ヒットでしょうね。60'sからアイドル・シンガー、職業作家として活動してきたキャロル・キングは、NY出身で、68年にカリフォルニアに移ってきましたが、これまたNYから移ってきたフライング・…

【木曜は71年もの】マーク・ベノ

テキサス出身のマーク・ベノは、60'sにリオン・ラッセルとアサイラム・クワイアを組んでいたギタリストです。アサイラム・クワイアはヴァン・ダイク・パークス的な世界観の「つくりもの的」虚構の世界を描いたもので、僕はそれほど面白いとは思いませんでし…

【木曜は71年もの】ジョニー・ウィンター・アンド

リック・デリンジャーが加わったJWAのライヴ盤はロックンロールのスタンダード中心ですが、当時の感覚でも結構ハードロック寄りの感じ。ただ77年に再発された時、中坊の僕はこの選曲が渋すぎてスルーしてしまったのでした。https://www.youtube.com/watch?v=…

【木曜は71年もの】ソフト・マシーン

マシーンの長い歴史で僕にとって一番遠いのがこの「4th」から「6」にかけてです。浮遊的なヴォーカル・パフォーマンス(?)を得意としたロバート・ワイアットにとってこのフリージャズ的な展開は窮屈に感じたのでしょう、間もなくバンドを離れマッチング・モー…

【木曜は71年もの】アリス・クーパー

あんまり縁がないアリス・クーパーのこれはヘビジャケの「Killer」から。いつも書いてるのですが初期はアリス・クーパーというバンドがあって、voの名前もアリス・クーパーと言う風でしたが、74年にバンドとvoが袂を分かち、バンドはビリオンダラー・ベイビ…

【木曜は71年もの】マウンテン

長尺になるライヴ・ヴァージョンよりもシンプルに完成されたスタジオ・ヴァージョンが好きな"Nuntucket Sleighride"はマウンテンの代表曲でハードロックでありながら独特の美学を持った英国風米国ロックになっています。これはもうフェリックス・パパラルデ…

【木曜は71年もの】トラフィック

トラフィックの六角形ジャケもの「The Low Spark Of Hi-Heeled Boys」も71年です。サイケデリックから英国的アーシーな方向に舵を切り、独自の美学センスを磨きつつあった時期。だらだらしたと評されるタイトル曲もレイドバックと紙一重です。それまで光が当…

【木曜は71年もの(新)】アイザック・ヘイズ

さて今週から71年です。一発目はアイザック・ヘイズによるブラック・シネマ「黒いジャガー」のテーマ曲です。非常に濃厚な世界ですが執拗に繰り返されるカッティングとゴージャスなオーケストレーションがカッコイイ。シングルは#1になりました。https://www.…