名盤

■Who's The New Girl / Fleetwood Mac(bootleg)

ちょっと変則で(おまけにジャケは拾い画像で)すいません。バッキンガム=ニックス参加間もないフリートウッド・マックの75年9月コネチカットでのリハーサル音源?です。音質良好。昔持ってたのはメンバー5人が寝転ぶジャケットの者ですが冒頭の1曲欠けてい…

■Miracle Lick / Thirty Days Out('72,Reprise)

Repriseに2枚あるサーティー・デイズ・アウトは、詳細不明のNY出身4人組です。僕はファーストの乾いた感じがジェームズ・ギャングを思わせて大好きなんですが、これはそれに続く72ねんのせかんdp

■Rosebud ('71,Reprise)

後期ラヴィン・スプーンフルのジェリー・イエスターとフォーク・シンガーのジュディ・ヘンスキのデュオはサイケなジャケの「Farewell Aldebaran」が有名ですが、後のセクションでヘンスキと結婚するクレイグ・ダーギー(kb)、タートルズ〜スパンキー&アワー・…

【ヴィネガー・ジョー周辺・その5】

■Rock'N'Roll Gypsies / Vinegar Joe('72,Island)72年にはもう1枚このセカンドが出ています。結局ロブ・テイト(ds)はやめてしまい、再び友人のキーフ・ハートレイとジョン・ウッズ(元ジャンコ・パートナーズ)がサポート。ティム・ヒンクレイもセッション活…

【ヴィネガー・ジョー周辺その4】

■Bell+ Arc ('71,Charisma)ヴィネガー・ジョーに関わった人たちをこじつけ半分で(^^)取り上げています。ここのdsは流動的で、72年のファーストではキーフ・ハートレイ、コンラッド・イサドアがサポートしながら、やっと元バタード・オーナメンツ、ピブロクト…

【ヴィネガー・ジョー周辺その3】

■Early Years:Robert Palmer With The Alan Bown('87,C5)ヴィネガー・ジョー参加以前の「The Alan Bown!」('69,Deram)の音源を中心とした英C5からの再発LP。パーマーのソロでのブレイクがきっかけとなった再発で、元々は姉妹レーベルのSee For Milesから85…

【ヴィネガー・ジョー周辺その3】

■Early Years:Robert Palmer With The Alan Bown('87,C5)ヴィネガー・ジョー参加以前の「The Alan Bown!」('69,Deram)の音源を中心とした英C5からの再発LP。パーマーのソロでのブレイクがきっかけとなった再発で、元々は姉妹レーベルのSee For Milesから85…

【ヴィネガー・ジョー周辺その1】

■Vinegar Joe ('72,Island)70年代の英国バンドでは5本の指に入るくらい好きなのがヴィネガー・ジョーです。今ではUKスワンプと言う言葉がありますが当時はどう紹介されたんでしょう?ブルーズに根ざして入るものの、ノーザン&サザンソウルからの影響も大きい…

セコイア

■Sequoiah('76,700 West)インディアポリスには、700 Westというその種のファンでは有名なスタジオとレーベルがあるそうで、セコイア(Sequoiah)と言う3人組の唯一作もそこからのリリースとか。古くからのネット友でマイナーな米フォーク・ロックの師匠で…

ベス・オートン

■Central Reservation / Beth Orton ('99,Heavenly)デジタル世代のジョニ・ミッチェル、みたいな事を書かれて気になったのがきっかけで、珍しく本気で好きになった人(最高で4枚持ってた時期がありました)。最初に買ったのはセカンドの「Central Reservation…

ジェネシス

■Seconds Out / Genesis('77、Charisma)ついつい「眩惑のスーパー・ライヴ」と言ってしまう世代です。初ジェネシスはこの2枚組ライヴ(90分超えるのでカセットテープ1本では入りきらず苦労した覚え)でして、僕にとってはやはりピーターではなくフィル・コ…

プロコル・ハルム

■Grand Hotel :Procol Harum('74,Chrysalis)「青い影」の次に有名なプロコル・ハルムのアルバムでしょう。正装したメンバーの写真や格調高い曲調が、初聞きだった70's後半ピンときませんでしたが、その後ザ・バンド的な香りを感じたり、皮肉な歌詞(”Souveni…

■The Dukes('79,Warner Brothers)

エイジアは、商業的に成功した数少ない例ですが(その分失ったものも多かった?)、70'sに活躍した英ヴェテランロッカーがポップ路線にチャレンジして沈んでゆくパターンも当時多かったものです。ミラー・アンダーソン(g,vo〜元キーフ・ハートレー・バンド、…

ジョニ・ミッチェル

ジョニ・ミッチェルの代表作に数えられる「Court And Spark」('74)は、ジョニの音楽が劇的に変わった1枚でもありました。あくまでもフォーキーなsswなたたずまいだったReprise時代から徐々に音楽的になって、演奏込みで歌も聞かせるスタイルへ変わるきっかけ…

原田知世

■I Could Be Free / 原田知世 ('97 ,For Life)最近は少なくなりましたが、伊Akarma盤とかサイズが違う紙ジャケって収納に困りますよね。これはサイズこそ同じですが、厚手の紙による3つ折りタイプ(正式名称は不明)でかさばります(フォー・ライフという会社は…

VA

■Bleeker Street〜Greenwich Village in The 60's / VA ('99,Astor Place recordings)サブタイトルからわかる様に60'sのヴィレッジ周辺で歌われてた曲を、99年当時の若いsswを中心としたラインナップがカヴァーしたトリビュートもんです。歌ってるのは、ジョ…

VA

■Return Of The Grievous Angel〜A Tribute To Gram Parsons:VA('99,Almo)トリビュート・アルバムのブームもそろそろ終わりかなあと言う99年にリリースされた、GPトリビュートはこの種にものでは一番よく聞いたかもしれません。それまであまり知らなかった…

ジョン・スチュワート

■Sunstorm / John Stewart ('72,Warner Brothers)元キングストン・トリオで"Daydream Believer"を書いた、と書かないと日本ではなかなか認識されないジョン・スチュワートの72年作。緑レーベル時代のWarner Brosにはこうした派手さはないけど味わい深いアル…

エリック・クラプトン

■Eric Clapton's Rainbow Concerts('95、Polydor)クラプトンのカムバックとなったという73年1月のレインボウ・シアターでのライヴを収めたものですが、73年に出たLPの拡大ヴァージョンで8曲追加されてます。詳しい方によると同じ回のテイクではなく昼夜2回…

フランス・ギャル

■France Gall ('75、Atlantic)70'sのギャルと言うと、"踊る男の子"という曲が大好きだったのですが、それの入った「ダンシング・ディスコ」よりもジャケットでは「新しい愛のはじまり」('75)の方が素晴らしい。そうそう最初に気になったのはヴィジュアル的な…

ガーシア

■Garcia / Jerry Garcia ('72、Warner Brothers)デッドのジェリー・ガーシアの初ソロは、基本的にデッドとほとんど変わりがなく、ロケンロー的なボブ・ウィアの曲がない分、よりユルい方向に行くきらいがあります。ds以外すべての楽器をガーシアが手掛けた初…

トン・トン・マクート

■Ton Ton Macoute ('71,Neon)キーフによるジャケットは数あれど、荒涼感のかもし出し度では、インディアン・サマーかこのトン・トン・マクートでしょう。中身も知らずにRepertoireからCD化された際には、問答無用で買い求めました。fluteやvibeが出てくるス…

ペッカ

■The Mathematician's Air Display / Pekka Pohjola('77,Virgin)元ウィグワムのペッカ・ポーヨラ(b)のソロでVirginを通してイギリスでリリースされた為英題が付いています(原盤はフィンランドのLoveからの「 Keesojen Lehto」)。79年頃にビクターから生産数…

■Wendy Waldman('73,Warner Brothers)

リアルタイムでウェンディー・ウォルドマンを1枚も国内盤LPをリリースしなかったワーナー・パイオニアの功罪はいつか償ってもらいたいものです。73年のファーストは、NMMの輸入盤紹介で「おきゃんなローラ・ニーロ」と紹介されてました(北中さん)。この人は…

■オーヴァードーズ / ピチカート・ファイヴ ('94,トライアド)

小西=野宮の2人体制になったピチカートの初アルバムで当時は怒涛のリリースが続いてましたっけ。この時期のピチカートは仕掛けだらけで20年以上過ぎた今、その仕掛けは風化してる物もあれば未だ新鮮なものもあるという感じです。”If I Were A Groovy”での宇…

ファビュラス・ラインストーンズ

■The Fabulous Rhinestones(’72、Just Sun Shine)メンバーの経歴を書かずにファビュラス・ラインストーンズの事を書くのは難しいのです。Just Sun Shineというマイナー・レーベルからのデビューだった為、同時代の日本ではほとんど紹介されなかったウッドス…

カーヴド・エアー

■Live At The BBC / Curved Air('95、Band Of Joy)初期と後期のBBC音源を収めたカーヴド・エアーのライヴです。ソーニャ・クリスティーナ(vo)とダリル・ウェイ(violin)は不動ですが、残りは時期によってメンバー違います。当時としては非常に独創的な音楽…

■Breakout / Lori Burton ('67 Mercury)

一般的にはあまり知られていないロリ・バートンという人は、ヤング・ラスカルズの"I Ain't Gonna Eat Out My Heart Anymore"を書いたソングライターです。作詞家のパム・ソーヤーとのコンビで、66年にホワイト・ブーツ(Whyte Boots)名義で出した,"Nightmare"…

■Mother Bow To The King / Bang('72,Capitol)

去年からTLで散々出してます。Capitolが第2のGFRとして売り出したのがこのバン。いわゆる米ハードロックはそれほど得意なジャンルではないのですが、このバンドのこれ(セカンド)は、メロディアスな部分もあって中々楽しいのです。ジェームズ・ギャングを思わ…

■Straight Up / Badfinger ('72、Apple)

今ではフツーに聞ける事が素直にうれしいですけど20年ちょっと前は、スタジオ盤をダビングした粗悪なブートが高値で取引されてました。そんな暗黒時代を知ってるからこそ、素直にこのサードの素晴らしさをかみしめます。トッド・ラングレンとジョージ・ハリス…