【ヴィネガー・ジョー周辺その4】

■Bell+ Arc ('71,Charisma)

ヴィネガー・ジョーに関わった人たちをこじつけ半分で(^^)取り上げています。ここのdsは流動的で、72年のファーストではキーフ・ハートレイ、コンラッド・イサドアがサポートしながら、やっと元バタード・オーナメンツ、ピブロクト!他のロブ・テイトに落ち着いた、という記載がLemonから出たCDにありましたが、結局はレコーディング後に脱退しています。テイトさんはセッションも多く、僕がその名前を知ったのはケヴィン・エアーズの「Joy Of A Toy」('69)でしたが、アークがグラハム・ベルと合体したベル+アークの70年作にも参加しておりました。北イングランドニューカッスル周辺のミュージシャンのネットワークは強固でそれが感じられるのは、アラン・ホワイトのソロだったりしますが、このベル+アークのアルバムもケン・クラドック(g)、ジョン・ターンブル(g)、トム・ダフィ(b)、ミッキー・ギャラガー(kb)らが参加。ベルはソウルフルなvoを聞かせる為イギリスのアメリカ的な世界を展開。そして何よりもレーナード・コーエンやディランのprodのボブ・ジョンストンが手掛けてるのが意外です。手持ちのCDは04年に米Sonyから出たものでジャケ違いです。