【ヴィネガー・ジョー周辺その3】

■Early Years:Robert Palmer With The Alan Bown('87,C5)

ヴィネガー・ジョー参加以前の「The Alan Bown!」('69,Deram)の音源を中心とした英C5からの再発LP。パーマーのソロでのブレイクがきっかけとなった再発で、元々は姉妹レーベルのSee For Milesから85年に「Kick Me Out」のタイトルで出てたものと同じです。これも今は手元にないんで拾い画像です。じっくりと聞きたい白人ソウルの佳作だと思います。ボウンはtp奏者でジャズロックインプロヴィゼーションに流れそうなところをvoが引き締めている感じ。ちなみにオリジナルの「The Alan Bown Set!」は英米で曲目違いまして、米ヴァージョンにはパーマーに替わる新voのジェス・ローデンの歌に置き換えられているという話ですが、差し換えの程度はわかりません。この「Early Years」でも少なくとも2曲はローデンが歌います。