エリック・クラプトン

Eric Clapton's Rainbow Concerts('95、Polydor)

クラプトンのカムバックとなったという73年1月のレインボウ・シアターでのライヴを収めたものですが、73年に出たLPの拡大ヴァージョンで8曲追加されてます。詳しい方によると同じ回のテイクではなく昼夜2回のテイクをまぜた(だからタイトルがConcertsと複数になっている)ものだとか。ドラッグに苦しむクラプトンをサポートするためにピート・タウンゼンドが呼びかけたという「ロック界いい話」がつたわってます。バックはトラフィックの面々(73年なのでこのメンツではないのですが)にタウンゼンド、ロン・ウッド、ジム・カースティンを加えたオールスター・バンド。当時からクラプトンはボロボロと言われてて散々な扱いを受けてましたが、拡大盤ではあまりそういう風には感じませんでした。