音楽篇

今年も10日を切ったということで振り返ってみると、例年通りup-to-dateな音楽には全く関心を示さなかった1年でしょう。reissue CDにおいては、再々発も当たり前の世界になってきて紙ジャケも当然という風潮がやや口惜しいけど、70's英国ものが怒涛の重箱の隅つつきになってきた感じ。買ったもので10枚選ぶと
・Horses
・デヴィッド・フォアマン
・Apaloosa
・Batdorf & Rodney
・サイレント・ソングス:ロン・デイヴィーズ*
Levon Helm & The RCO All Stars Live At The Palladium NYC**
・Breakout:Lori Burton
・The Moonstone / Tommy Flanders* 
Lindisfarne Live Definitive Edition 
・エニシング・フォー・ア・ラーフ:ブライアン・ショート* (順不同)
くらいか。**は今年発掘された「新作」、*は今年再発されたもの。メイ・マッケナやクレア・ハミルの3枚目は結局年内購入は無理だろうから・・・
ホーシズは、03年にRev-Olaから出た60's末のフォークロック(キングフィッシュのメンバー参加)
Horses
デイヴィッド・フォアマンは、00年にアリスタ名盤で出たNYのssw。ポップスの旨みを知り尽くした作風はきちんと紹介したいなあ(76年作)
デヴィッド・フォアマン
アパルーサは、コンプトン&バトウの前身で、05年Collector's Choice Music(今年一番買ったのはこのレーベル)から出た69年作。ジェントルなフォークロックで、今年日本盤は紙で出た(ソニー)。
アパルーザ(紙ジャケット仕様)
バドーフ&ロドニーのこれは72年のAsylum盤で2nd。05年Coolector's Choice MusicからのCD。ウエストコーストサウンド
Batdorf & Rodney
ロン・デイヴィーズの1stは長門さん(フォアマンも長門さんからみ)の名盤の殿堂紙ジャケ篇の1枚。スワンプと呼ぶには線が細いが、まあそういう音。70年のA&Mリリースで今年CD化。サイレント・ソング(紙ジャケット仕様)
リヴォン・ヘルムのは、77年のRCO・オール・スターズの発掘ライヴ。今年リリース。Live at the Palladium in New York City New Years
ロリ・バートンもRev-Olaから05年に出た67年Mercury盤。シャングリラス風のダークなガールグループサウンドの仕掛け人のソロでこれまた裏アメリカン・ポップスの珍盤でもあります。Breakout
ブルーズ・プロジェクトの初代シンガー、トミー・フランダースのソロはロシアのLilythというレーベルから今年出た、69年のVerve盤。激シブのssw。
MOONSTONE
リンディスファーンのは持ってなかった73年のライヴにボーナス曲を加えた完全版で、05年VirginよりCD化。
Live: The Definitive Edition
ブライアン・ショートは71年のTransatlantic盤のCD化で今年紙で出たもの。英国sswとスワンプの間的な音。