男性名#4

ザ・ニュー・ハンブルバムズ(紙ジャケット仕様)
■Patrick / Humblebums
ジェリー・ラファティーは好きだけど、どうも甘すぎると感じることがある。スティーラーズ・ホイール以前のソロやハンブルバムズなど。過剰なストリングス(というかウッドウインド)と一緒になるとラファティーの鼻にかかった声が文字通り鼻につくのだ。この辺はもう好みになってしまうのだけど、そういった理由でトランスアトランティック時代のラファティーは避けていた。
去年サンクチュアリから出たトランスアトランティック時代のコンピ「Can I Have My Money Back?〜The Best Of」を聞いてもその印象は変わらず。むしろよく言われながらピンと来なかった「スコットランドのポール・マッカートニー」というのがよく判る。そう僕の苦手な「Ram」の世界なのだ。ハンブルバムズは、ビル・コノリーとティム・ハーヴィーのデュオだったが、2枚目の「Humblebums」からハーヴィーに代わってラファティーが参加し、結局計3枚のLPを残している。
"Patrick"は2枚目の「Humblebums」からのナンバーで、ウッドウィンズがなんか苦手だが、まあいいメロディー。

いわずと知れた大ヒットの"Baker Street"。ただsaxがくどい。