1981

【木曜は81年もの】ムーディー・ブルーズ

マイク・ピンダーの代わりにパトリック・モラーツが正式参加したムーディー・ブルーズの「Long Distant Voyager」の大ヒット(米#1)は、エイジアを組むジョン・ウエットンを大いに刺激したのでしょう。もはやプログレッシヴ・ロックと書くのもためらわれるポ…

【木曜は81年もの】スターズ・オン45

これはもうアイディアの勝利。権利関係にそんなにうるさくなかった当時だからできた企画でしょう。企画には元ゴールデン・イヤリングのメンバーが絡んでるのだとか。ビートルズの4人に似た声のメンバーを探し出し、オランダのスタジオ・ミュージシャンによる完…

【木曜は81年もの】バウ・ワウ・ワウ

レギュラー投稿忘れてました。ピストルズの仕掛け人だったマルコム・マクラーレンがアダム&ジ・アンツのメンバーを中心に結成させたジャングルビートのバンド。ビルマ出身のティーンのアナベラ(vo)をフロントにしたエキゾティックなムードを醸し出し、マネ…

【木曜は81年もの】Orchestral Manoeuvres In The Dark

OMDは無機的なテクノポップばかりでなく、温かみを持ったメロディー曲を交えたりもします。3枚目「Architecture & Morality」に入った"Souvenirs"はその最たるものでしょう。Virgin参加のDindiscからのリリースでジャケットはいつもの穴あき変形ジャケでした…

【木曜は81年もの】クィーン

81年にリリースされたクイーンのベスト盤「Greatest Hits」が2000円と安かったのはセールスが見込まれる事を考えての還元価格だろうと思ってましたが、曲数が多くて音質が悪いという事を考慮してのものだったという事を今井智子さんが書かれてて、それは知ら…

【木曜は81年もの】フォーリナー

とにかくレコーディングに長い時間をかけた「4」からは何枚も大ヒットが生まれましたが、ジュニア・ウォーカーのsaxをフィーチャーした"Urgent"は、saxの部分は別で録音されたのですがPVでは共演しています。このPVではデニス・エリオット(ds)が前に来た珍…

【木曜は81年もの】サンタナ

ソロ名義ではなくサンタナ・バンドとして久々の充実作となった「Zebop!」にはJ・J・ケイルやラス・バラードのカヴァーが入ってました。ラテン風味とハードロックとしての面白さが混在した傑作で、このキャット・スティーヴンスのカヴァーもいい。voはブライ…

【木曜は81年もの】リック・スプリングフィールド

リック・スプリングフィールドが、ロックっぽくなって再ブレイクして人気者になるとは思いませんでした。オーストラリア出身でルックスの良さが逆に災いしたのか不遇の時代を経て(ポップス的な”Speak To The Sky”('74)をヒットさせた事はありましたが)、「…

【木曜は81年もの】ラヴァーボーイ

近々始めるカナダものに入れようと思ってたのですが、こちらで。これは相当懐かしい。カナダはカルガリーで結成されたラヴァーボーイの日本でもヒットした"それ行けウィークエンド"。カウベルのイントロからたたみかけるような80'sロック。voのマイク・レノ…

【木曜は81年もの】キム・ワイルド

すっかり忘れてましたけど、キム・ワイルドのデビューはミッキー・モストのRAKだったのですね。ヴィジュアル的にも音楽的に目立つものをよしとするモストの眼鏡にかなったのか、81年のデビュー盤に入った”Kids In America”はラジオでもガンガンかかってました…

【木曜は81年もの】エイプリル・ワイン

カナダのヴェテランハードロックのエイプリル・ワインがヒットチャート的に報われたのがこの”Just Between You And Me”でした。メロディアスな歌うハードロックのミディアム・ナンバーです。ちょうどこの時期はトリプルgだったそうです。https://www.youtube…

【木曜は81年もの(新)】ジョーン・ジェット&ブラックハーツ

では10年進んで、81年ものです。この年僕は大学入学で新潟へ飛びまして、数年に渡る暗く長く寒い冬を体験する事になるのでした。 さて1発目は、元ラナウェイズの〜という説明が当時はまだ有効だったジョーン・ジェットの大ヒットアルバムから。日本盤は当時B…