【続ウルトラな日々】地上破壊工作

マン、第22話
実相寺昭雄演出のエピソードはどれも一風変わった味わいですが、地底人が出てくるこの回も照明を落とし、細かいエピソードを重ねた(「Q」のSEが重なる)作風がいつもと違います。地底人の目がない(目の部分に肌色のシールを貼った)設定は子供心に怖かった。テレスドンは鳴き声が金属的でカッコイイ。光線を使わず力技で倒した数少ない怪獣(他に何があったか?)でした。ハヤタがパリ本部からのアンヌ隊員(!)に同行してパリへ向かうので出番が少ないのも印象的。実相寺監督はゴダールの「アルファビル」に影響を受けたと書いてます