パブ
ウェールズ・ロックの巨人、デイヴ・エドモンズはラヴ・スカルプチャーからソロになった「Rockpile」というアルバムタイトルから取ったバンドをバックにキャッチーなパワーポップを披露。メンバーはニック・ロウ(b,vo)、ビリー・ブレムナー(g,vo)、テリー・…
見た目はネオ・モッズっぽい連中ですが、77年にデビューし2枚出して消えています。パブ・ロックとパワー・ポップの中間にあったような4人組。黒いハーモニカもカッコイイです。77年の「No Dice」から好きな曲。https://www.youtube.com/watch?v=ouqcGYJiW88
ヒプノシスの有名な海パンジャケットのせいで、ニュー・ウェイヴなイメージをもたれるウィンキーズは、イーノのバックをやってた事もあって、カフェ・ジャックスとかオーケストラ・ルナのような音を想像しますけど、ストーンズタイプのロックンロールからフ…
レジェンド(Legend)というバンドを70's初めに組んでましたミッキー・ジャップは、その頃はイマイチピンとこなかったのですが、70's後半にソロになってStiffから出した「Juppanese」('79)はパブロックらしい言葉遊び満載です。prodはニック・ロウとゲイリー…
パブロックとパンクを結ぶグループにエディー&ホット・ロッズがおりました。Islandレーベルはパンク関連には爪痕を残せませんでしたが、唯一このバンドが何枚かアルバムを出しております。このサム・ザ・シャム&ザ・ファラオスのカヴァーはロキシー・ミュ…
ケヴィン・コインのサイレンは、活動した時代にパブロックというジャンルはなかったんでどうかとは思いますが、音的にはジャストフィット。69年にジョン・ピールのDandelionからデビューし2枚のLPを出しています。解散後コインはソロになって超個性的なダミ声…
レッチリ(聞いたことないけど)というバンドが出て来た時、名前似てるなあと思ったけど、こっちが先のパブロック。マイティ・ベイビーのマーティン・ストーンをフィーチャーした辛口のミクスチャーロック。74年のセカンド「Bongos Over Balham」に入ったこの…
ルーモア、タイラ・ギャング、モーターズなどその後のメンバーの動きも重要になってくるダックス・デラックスも活動は短いながらパブシーンでは重要なバンドです。音的にはフィールグッズとブリンズレーの中間で、パンクというかパワーポップ的な音です。1曲…
サム・アップル・パイにいたマルコム・モーリーとデイヴ・チャールズを中心とした4人組ヘルプ・ユアセルフは、デビュー当時は米西海岸風でしたが、次第にサイケ色を増してきました。キャリア的にはブリンズレーズと並ぶくらいあり、後期はマンとも交流が深か…
"Little Does She Know"('76)のようなポップソングをヒットさせたカーサル・フライヤーズは、カントリー・ロックのような曲からビート曲まで幅広くとっちらかった音楽性でした。どれが本当の彼らの姿なのか迷います。”Television Generation”はdsのウィル・バ…
昨日はウィルコ・ジョンソンの誕生日だったそうです。ソリッドな60'sのブリティッシュ・ビートの再現とばかり74年に出た「Down By The Jetty」は衝撃でした。ただフィールグッズをパブ・ロックとしたもんだから、このジャンルの音楽性がより混沌としてしまっ…
かつてはヴィヴィッドから「Music Every Night」('73,EMI)のCDが出てたビーズ・メイク・ハニーですが、世界的には未CD化なんでつべにも音源は少ない。72年の唯一作は黄色いジャケットが印象的な米南部志向のごった煮サウンドでした。ルイ・ジョーダンのジャンプ…
パブロックとはパブで演奏できるロックと言う意味で、演奏スタイルを表す言葉ではなかったのに、シンプルなロックンロールな音をパブロックと表すようになってしまいました。その総本山はブリンズレー・シュワーツです。元々ザ・バンドに強く影響を受けてる…