ワーキング・ウィーク、72Jガイルズ

【月曜の女たち】ジュリア・ロバーツ(ワーキング・ウィーク)

ネオアコのブームがあっという間に去ると次に来たのはソウルジャズっぽいやつで、ウィークエンドにいたサイモン・ブースが黒人女性シンガー、ジュリア・ロバーツらと組んだワーキング・ウィークはその筆頭だったかも。スタイル・カウンシルが「Cafe Bule」で提示した世界を拡大した様な音でした。Virginから出た85年のデビュー作ではマーヴィン・ゲイをカヴァー。84年のデビューシングル”Venceremos (We Will Win)”には、トレイシー・ソーンやロバート・ワイアットも参加しています。

https://www.youtube.com/watch?v=H5mtH3_439s
[https://www.youtube.com/watch?v=MHCSMT1Q1OY:


【米国ロック72年の70曲】10・Whammer Jammer / J Geils Band(Atlantic)

J・ガイルズの72年は傑作ライヴの「Full House」です。ボストン出身の彼等は、いわゆるホワイトブルーズとは全然別のところにいて白人R&Bバンドがロックンロールもやるよ、的な感覚。ブルーズもやるけど、ストーンズ的な解釈なのです。マジック・ディックの強烈なハーモニカソロのインスト”Whammer Jammer”はFENの深夜番組のジングルで使われててよく耳にしたけどそれがJ・ガイルズと知ったのはずいぶん後でした。

https://www.youtube.com/watch?v=zLD_Lv98Yyc