ピーナッツ、ノヴァリス、72ベック

[名曲リレー]【名曲リレー697】happening#2

■It's A Happening Thing ! / The Peanut Butter Conspiracy('67)

ピーナット・バター・コンスピレイシーは、60's後半のソフトロック~サイケバンドで、ジェファーソンに参加するスペンサー・ドライデン(ds)が参加していた事で知られています。voはバーバラ・ロビンソンという女性。67年の”It's A Happening Thing!”は、トップ100になんとか入る彼ら最大のヒットとなっています。

https://www.youtube.com/watch?v=HcFXPqIYfqA

【英国ロック72年の70曲】23・Definitely Maybe / Jeff Beck Group(Epic)

72年のジェフ・ベックはマックス・ミドルトン(kb)、コージー・パウエル(ds)、クライヴ・チャーマン(b)、ボブ・テンチ(vo)による第2期ベック・グループでオレンジと呼ばれる「Jeff Beck Group」が出ています。ラストに入ったインストの"Definitely Maybe"は、「Blow By Blow」路線にも通じるメロウな感じですが、そのままこの路線へはつながらず、ファンキーなのはセールス的にダメと踏んだベックはヴァニラ・ファッジのリズム隊とのBBAで、時代に逆行するようなへヴィ・ロック路線に舵を取り、これがまた日本でうけたのです。

https://www.youtube.com/watch?v=gXtR0GUcXz8




【ニチヨーロピアン】ノヴァリス

ヴァリスといえば、このBrainレーベルのドイツのバンドよりも18世紀のロマン派の詩人を思い出すのですけど、こっちのバンドもそこからの影響強い抒情派プログレです。聞いたことあるのは76年の「Sommerabend」(過ぎ去りし夏の幻影)しかないのですが、ストリングス・シンセ(70's後半はソリーナとかそういう時代でした)を中心としたkb類やアコギの使い方があの時代らしい。
https://www.youtube.com/watch?v=Li7wJSpETpE&t