キンクス、72スティーラーズ

[kink]【金曜はキンクスのキ】3・Do It Again('84)

Arista時代最後の「Word Of Mouth」からのシングルでした。ザ・フーストーンズもそうですが60'sからやってる連中は昔からずっとおんなじスタイルなわけではなく、その時代時代でトレンド(なのかどうかわかりませんが)を取り入れた自分たちの音にしています。80'sのキンクスはセールス的に大きな成功を収めつつ。ビギナーを振り向かせ、玄人もリスペクトする様なロックンロールをやってましたが、ちょっとマンネリに感じてしまったのかもしれない1枚でした。時代はエレポップからUKソウルに移る時期、ちょっと昔くささも漂うロックンロールです。dsはボブ・ヘンリット(元ルーレッツ)に交代しました。

https://www.youtube.com/watch?v=Lqil8_JFCVU

【英国ロック72年の70曲】15・Late Again / Stealers Wheel(A&M

スコットランドポール・マッカートニーと言われたジェリー・ラファティ(元ハンブルバムス)とジョー・イーガンをフィーチャーしたスティーラーズ・ホイールは、リーバー&ストーラー(この伝説的な60'sのソングライター・チームは何故かプロコル・ハルムもprodしてます)のprodで72年にデビュー。親しみやすいメロディーのナンバーに交じって、スリム・チャンスにも通じる土くさい味わいの曲もあります。イギリス人のザ・バンド好きがこういうところでもあらわれてる感じ。ヒット曲"Stuck In The Middle With You”もいいですがharmoniumのイントロが印象的な"Late Again"を。ただラファティ&イーガン以外のメンバーが皆辞めバジャーやストローブスに参加した為セカンドは二人で作られました。

https://www.youtube.com/watch?v=WXI4P8chzJA

[名曲リレー]【名曲リレー683】don't#3

■Don't You Ever Learn / Todd Rundgren('74)

初トッドがソロとしての集大成的なライヴだった「Back To The Bars」だったことがベスト的な選曲もあって後にすごく役にたったのでした。まだ高校生だったし、少ない小遣いの中で買った2枚組をそれこそ元をとる気分で聞きまくったものですから。スタジオ・ヴァージョンは2枚組「Todd」に入ってます。この曲バックはユートピアではなく、ジョン・ミラー(b)とケヴィン・エリマン(ds)のリズム隊にラルフ・シュケットとムーギーのkbという布陣。

https://www.youtube.com/watch?v=Mr4cxSSpJbM