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最後はブロンディーと決めてました。デビュー当時はNYパンクと伝えられたブロンディーは、大部分がデビー・ハリー(vo)に魅力に乗っかる感じではありましたがポップな佳曲を連発。MTV時代がもう少し早ければブロンディーの勢いももっと続いたはずでしょうね。…
80年にヴェイパーズが放ったエキゾティックなヒット曲。洒落というかまちがった日本像を盛り込んだPVも楽しかった。確か「キル・ビル」かなんかでタランティーノが使った記憶あるなあ。ほとんどこの曲だけというか、短期間しか続かなかった英国バンドですけ…
こちらも大詰めです。50曲もつかなあと思ったのですが結果的に積み残しが…スニッフ&ティアーズ(というの日本名)はリリースがChiswick(余談ですがチズウィックではなくチジックと読むらしい、今更そんな事言われても直せんなあ)だったんでパンク的なイメ…
英パワポの雄、シティ・ボーイのアメリカでもヒットした(#27)ナンバー(でもアルバムは売れなかった)で、イントロのコーラスなどクィーンからの影響もありますね。バーミンガム出身の6人組。voのスティーヴ・ブロートンはエドガー・ブロートン・バンドのメン…
Elektraからデビューしたザ・シューズはこの”Tomorrow Night”しか知らないんですが、ストラングラーズの”Raven”を明るくしたようなパワーポップ。イリノイ出身ノ4人組です。https://www.youtube.com/watch?v=kU3kMbzLP4M
77年のデビューからしばらくは渋谷陽一効果もあって新世代のハードロックそしてヴィジアル的なアイドル人気もあったチープ・トリックですが、1曲選ぶのに迷った迷った。"If You Don't Want My Love"で決めてたところを直前でこの"Surrender"に変更。まあ。あ…
モーターズの出来としては1枚目の方がいいのでしょうが、パワポとして考えると「Tenement Step」に入った”Love And Loneliness”は外せないですね。ややオーヴァーなシンセのトーンです。後期ダックス・デラックスのメンバーが結成したモーターズはニュー・ウ…
大ヒットとなった"Jeopardy"はファンキーな味わいでしたがその前のヒットの"The Breakup Song”はもっとストレートです。やはりこの曲のキモは”アッアアーアアアアッアー”の部分ですね。ルビナーズ同様Beserkleyと言うインディー出身で日本ではテイチクからリ…
まぎらわしいけど、トミー・テュートーンは個人名ではないバンド名。"8675/Jenny"は81年に4位まで上がる大ヒットとなった彼らの代表作です。カリフォルニアで結成されたトミー・テュートーンはトミー・ヒース(vo,g)とジム・ケラー(g)を中心とした5人組で、こ…
ELOもシカゴと同じで時には弦(シカゴの場合は管)が邪魔になってしまうと(ジェフ・リンは)、考えることがあるのかもしれません。タイトルそして曲調からしてオーソドックスなロックンロールへのオマージュをささげたこの83年のヒット曲は、全編トワンギンなg…
スウィートあたりもパワポのルーツ的な匂いを感じます。”Action”を久々に聞いて、最初の部分はビーチボーイズの"英雄と悪漢"だなあと思いました。韻を踏んだ歌詞は歌うと気持ちいいだろうなあ、と思います。途中の展開は結構ハードロックの定石という感じで…
ニュー・ジャージー出身ながら英Stiffと契約したフィーリーズは、どっちかというとねじれたポップに近いセンスでカレッジ・チャートでヒットを飛ばす玄人受けするバンドでした。適度な陰鬱さとジャングルビート(dsは後にゴールデン・パロミノスのアントン・…
イケメン兄弟のペイリー・ブラザーズは、72年にレニー・ケイのprodでサイドワインダーズのメンバーとしてデビュー。78年にSireから出た「The Paley Brothers」は、ビーチボーイズっぽいポップさとビート感覚が混在した甘酸っぱい傑作です。特にこの曲シビレ…
ロビン・レインと言う人はニール・ヤングの2枚目で”Round And Round”という曲を書いてたカリフォルニア出身の女性sswですが(なんでもアニマルズ時代のアンディ・サマーズと結婚してたとか)、その後パンク〜ニュー・ウェイヴの時代にチャートバスターズを率…
マーク・タナー・バンドと名乗っていますがタナー(vo)とリッチー・ズイトー(g)のプロジェクトで、当時のLAのスタジオミュージシャンがバックを固めています。AOR時代に突入前夜のLAで生まれたハードなパワー・ポップ。TOTO一派による80'sロックの前触れ的な…
カリフォルニア出身のザ・ビートは後にポール・コリンズ・ビートと改名します(同時期に英国バンドにもビートというのがあって、そちらはイングリッシュ・ビートと呼ばれてました)。"Rock 'N' Roll Girl"は乾いた感じが心地いいです。79年のファースト「The B…
全く知らない人でしたがレココレのチープ・トリックの特集('08/5)で知りました。メンフィス出身でアレックス・チルトン率いるビッグ・スターのメンバーとハイスクールで同じクラスだったとか。ポール・マッカートニー系統のメロディー・メーカーです。CDはか…
ナックの世界的成功が、こういうパワーポップの新しい道を開いた感じがします。それまでMOR方面に流れてゆくポップロックはあったのですが、ビートを前面に出してゆく方法もあるのだと教えてくれた気がします。ただナックの場合、意識して初期のビートルズに…
日本盤LPの帯にはチープ・トリックのスタッフが贈るパワーポップの新星、見たいなことが書かれていたオフ・ブロードウェイUSAは、Atlanticから79年に「On」でデビューした5人組。もういろいろ忘れてしまってますがワーナー・パイオニアもこういう多くの新人…
DB・クーパーとは、71年に実際に起きた未解決のハイジャック事件の犯人の名前です。こちらもバンド名ではなく個人名。「Buy American」(Warner Bros)からのシングルになった”Chasin' Rainbow In The Night”は辛口のメロディーのパワポの佳曲です。このモノ…
エリック・カルメンがいたラズベリーズは、少し前のパワーポップ・ブームのルーツ的なバンドとしてバッドフィンガーやチープ・トリック同様再評価されてます。僕はこのモコモコした音がどうも苦手でラズベリーズもさらっとヒット曲をなぞった程度。メインは…
ラヴ・スカルプチャー出身のデイヴ・エドモンズはチャック・ベリーとフィル・スペクターとチェット・アトキンスをこよなく愛するウェールズのサウンド・クリエーターです。ロックパイルへとつながるSwan Song時代の作品はパワーポップであると同時にブリティ…
オハイオ州アクロン出身ですが渡英してStiffからデビューしたティーン・シンガーのレイチェル・スウィートはStiffを離れると何かつまらなくなってしまうのですが(少女から成長した事もありますが)、Stiff時代は恐るべき十代ぶりを示してます。ファースト「F…
80'sのパワーポップのブームはカレッジ・チャートやネオサイケの動きとも密接に関係があります。どっちかというとバーズを遠いルーツに持つペイズリー・アンダーグラウンドのスリー・オクロックはパワポと呼ばれる事は少ないかもしれませんけど、入れてしま…
その昔はテイチク・レコード(シスコのBeserkleyと言うインディーと契約してたのはテイチクでした)の広告で居心地悪そうにしてたルビナーズも現役で活動中で大したもんです。79年の2枚目「Back to the Drawing Board!」に入った"I Want To Be Your Boyfrien…
スコットランド出身のパイロットは初期にはBCR出身のメンバーもいた事からアイドル的な側面もあったと言われてます。とはいえビートルズ以来のEMIの正統的なブリティッシュ・ポップの流れを組んでる気がしますけど、3枚目の「Morin Heights」はロイ・トーマ…
リンダ・ロンシュタットのニュー・ウェイヴ路線を支えたのはこのクリトーンズのマーク・ゴールデンバーグ(g)でした。クリトーンズ自体も短命に終わってしまいましたが、リンダも取り上げた"Mad Love"はなかなかカッコイイのです。デビュー作の「Thin Red Lin…
何故かパワポの名曲”Can I Please Have Some More”がつべで見られないのですが、ラスカルズのリズム隊とラズベリーズのウォーリー・ブライソン(g,vo)らが組んだフォトメイカーの78年のファースト「Fotomaker」(Atlantic)は力強いポップロックが並んでました…
ゲイである事ばかりが日本ではクローズアップされてましたが、リッチ・キッズやストラングラーズ同様当時パンクと呼ばれた連中の中では演奏力は上の方です。それもそのはずトム・ロビンソンはキンクスのレーベルKonkからカフェ・ソサエティのメンバーとして…
サイケデリック・ファーズをパワポに入れるのは少し無理があるか?voのリチャード・バトラーはボウイー経由でニュー・ロマンティックの残り香を感じさせますから。モリー・リングウォルド主演の映画で話題になった"Pretty In Pink"は81年作品のセルフリメイ…