Blues Magoos(ブルーズ・マグース)

Kaleidescope

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■Kaleidescoup('92)
ブルーズ・マグースはNYはブロンクスで結成されたガレージ〜サイケデリック・バンドで、ペッピー・カステロ(vo)を中心とした5人組です。66年に#5まで上がった最大のヒット"We Ain't Got Nothin' Yet"(Mercury)は、デビュー作「Psychedelic Lolipop」に収められてますが、80's半ばに初めて聞いた時は(確かNHK-FMの「朝のポップス」という番組。DJは福島あつこだった気が…)、思わずのけぞりました。パープルの"Black Night"の元ネタだったのです。パープル関係の本でも当時は、触れられてなかった話なので、いかに当時の評論家はハードロックしか聞いてなかったのか…という事を思わせました。"Child In Time"がイッツ・ア・ビューティフル・デイの"Bombay Calling"からの引用は有名な話ですが、ジョン・ロードはファン層がかぶらないと思った米バンドの曲からアイデアを拝借したようです。


このコンピCDはFontana〜Mercury時代の3枚からのチョイス。このあとABCに2枚あって、そっちにはエリック・カズ(kb,harp,vo)が参加しています。