高田渡

ごあいさつ
夕刊にも載っていたが、ツアー先の釧路で入院し死去とのこと。享年56歳。
初期には(URCの第1回リリース(というか配布)の1枚だった)社会派のメッセージを皮肉と諧謔を交え、また放浪の詩人、山之内獏の作品を好んで取り上げ、路上生活者を主人公にした歌も多い(”生活の柄””ものもらい”)。どれか1枚となるとベルウッドから出た、「ごあいさつ」だろうけど、74年の春一番コンサートのライヴが素晴らしい。”ものもらい””蛙の歌””生活の柄”どれも名演だ。80年代終わりにに渋谷のライヴハウスで見たことある。そのときは終始泥酔状態だったが、酒を止め健康状態もよくなったと聞く。ドキュメンタリー「タカダワタル的」も未見だったが、早すぎる死去残念だ。

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