The Old Grey Whistle Test Vol.1(ii)

THE OLD GREY WHISTLE TEST [DVD]
続き。ボニー・レイットの”Too Long At The Fair”('76)は、「愛に乾杯」から。バンドは初来日と同じか。dsはバターフィールド・ブルーズ・バンドのデニス・ウィッテド、bはフリーボ、gはウィル・マクファーレーン、kbはマーク・ジョーダン。この曲はジョエル・ゾスのアリスタ盤に入ってたもの。 トム・ウエイツは77年。それにしてもすごい声だ。 トーキング・ヘッズは”Psycho Killer”。あの当時はこのタイトルの意味が良くわからなかったが、今では良くわかる。それにしてもフツーのいでたちながらやってる音楽はフツーではない。ティナ・ウェイマス(b)がキュート。 初期のXTCがバリバリのテクノだったことを思い出させる”Stature Of Liberty”はアンディ・パートリッジのヘンさも印象的。 ブロンディーは”Presence Dear”で、dsのスティックさばきが面白い。デビー・ハリーの声ってこんなに低かったっけ? トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの”American Girl”は、ペティのいでたちがまた昔風。オーソドックスなロックンロールだ。 初期のポリスは、スティングの髪がツンツンに立ってたことも印象に残る。"Can't Stand Losing You"は大好きな曲。 ブルース・スプリングスティーンの有名なクリップ、”Rosalita”もこの番組用なのか?ギモン。 見るからにブキミなイギー・ポップは置いといて、 スペシャルズは、スカを一般的に広めた有名バンド。市松模様の2トーンレーベルはなつかしいなあ。ラモーンズもどの曲もおんなじ印象だけど、今見るとガレージ的なセンスがカッコいい。 U2の”I Will Follow”はジ・エッジの特徴的なgはこの頃から突出していたのだなあ。みな若いし少し笑える。 マンシーニの”Moon River”の一節をイントロに持ってきた、REMはデビュー当時はよくあるガレージバンドだったのにいつの間にか全米を代表するバンドになってしまった。