sand#3


砂の女 / 鈴木茂ハックルバック
鈴木茂の代表曲。一般的にはLA録音の「ハックルバック」からのヴァージョンが有名だが、短命に終わったハックルバック(ソロ以前にバックバンドは存在していた)のヴァージョンもなかなかトロピカルでおもしろい。田中章弘(b)、林敏明(ds)、佐藤博(kb)をバックにした演奏で、鈴木は弾きまくると言うのではなく、アコギでリズムを刻む程度。むしろArp-synが前面に出た佐藤博(ベルウッドに同名のsswがいた)のプレイが耳に残る。コーラスは桑名マサヒロ(カタカナ表記)。
75年にオーディオ・フェアでのサンスイのブースのために録音されたカセットが後にCD化されたが、80'sにでた矢吹申彦のペコとポコのイラストの2枚組、「ティン・パン・アレー・ヒストリー」にもレア音源として収められた。