come#2

ベイビー・カム・バック?ベス
■Baby Come Back / Player
日曜6時の、NHK-FM石田豊さんの「リクエスト・コーナー」で洋楽に入ったという人は意外と多い。まだチャートというものがそれほど一般的ではない頃、ベスト10を流すだけでなく、丹念に初チャートの曲から、トップ40をチェックしてゆくスタイルがなんともシブかった。僕がその番組を聴きだしたのは77年で、聞き始めた頃に#1となったのが、このプレイヤーの”Baby Come Back”。いわゆるAORの範疇で語られることが多いけど、僕にとっては紛れもないポップス。JCクロウリーとピーター・ベケット(英ラテン〜プログレパラディンにいた人と同じ?)を中心としたバンドだけど、職業ライターの作品を歌うなど実は作られた感じもあった。けどこの曲は、泣きのメロディー満載で素晴らしい。7”ヴァージョンはエンディングのgソロがなしで少し残念。