LA#3

ザ・レイン・ブック
■Raining In LA / Renee Armand
何度も取り上げるアルバムなので、手短に。デレク&ザ・ドミノストラフィックにも参加したマルチ・プレイヤー(主にds、kb、horn)のジム・ゴードンのprodでデビューしたレネー・アーマンドの72年の1st「Rain Book」はCDの時代になるまで日本ではリリースされず、またなかなか入手がむずかしい1枚だった。僕がはじめて現物を見たのはミナミのレッド・ルースター・レコードで、結構な値段だった。その後一念発起してHi-Fiのウエブ通販で買ったのだけど、その後まもなくCD化され悔しかった!!
ルイ・シェルトン、ラリー・カールトン、ダニー・コーチマ−、マイク・ディージーといった名うてのギタリストの共演で思わず期待してしまうけど、プレイヤーのプレイは曲のarrに埋没してしまいほとんど目立たないが、逆にそれが心地よかったりして・・・ いわゆるA&Mっぽさはそれほど感じないと思ってたけど、今回聞きなおしてみて大好きな"Raining In LA"は、すごくA&Mっぽく感じた(特にサビのところ)。元ユニオン・ギャップのケリー・チェイターとの共作。